こんばんは、オヤジです。
ホーチミン旅行からの帰国時、タンソンニャット国際空港でベトナム航空が運営するビジネスクラスラウンジ「ロータスラウンジ2」を利用しました。
今回の記事では、「ロータスラウンジ2」の設備や食事内容など、その魅力を詳しくレポートします。
ロータスラウンジ2について
ロータスラウンジ2は、タンソンニャット国際空港のエアサイドに位置する、ベトナム航空のメインラウンジの一つです。ベトナム航空およびSASCO(タンソンニャット空港サービス社)によって共同運営されています。

このラウンジは、こじんまりとしていますが、天井が高く開放的です。室内はレトロな雰囲気の中にモダンなテイストを取り入れており、お洒落なデザインとなっています。

ラウンジの床タイルには、幾何学模様の中に、ベトナム航空のシンボルである蓮が巧みにあしらわれており、とても印象的です。
ロータスラウンジ2は、乗継ぎや深夜便の待ち時間に対応するため、24時間年中無休で営業しています。
ラウンジへのアクセスと利用条件
ラウンジへのアクセス
ロータスラウンジ2は、タンソンニャット国際空港の国際線ターミナル(第2ターミナル)の制限エリア(エアサイド)にあります。
アクセス方法は、まず出国審査と保安検査を通過した後、右に進み、ゲート17〜19方面へ向かいます。ゲート19の手前あたりにラウンジへの案内があります。
案内表示は非常に小さいので、見逃さないようご注意ください。


案内に従って進み、エレベーターまたは階段で1階下へ降りた場所にロータスラウンジ2があります。
ラウンジを利用できる条件
ロータスラウンジ2は、主にベトナム航空およびスカイチーム加盟航空会社の上級クラス利用者や上級会員を対象としたラウンジです。
利用可能なゲストの主な条件は以下の通りです:
- ベトナム航空、またはスカイチーム提携航空会社のファーストクラス、ビジネスクラス搭乗者。
- スカイチーム・エリートプラス会員(例:デルタ航空のゴールドメダリオン会員など)。スカイチーム提携航空会社が運航するフライトに搭乗する際、本人およびゲスト1名が利用可能です。
- ベトナム航空のマイレージ会員「LOTUSMILES」のゴールドおよびプラチナム会員。
- ANAのプレミアムメンバー(ベトナム航空とのコードシェア便利用時のみ)。
私はベトナム航空のエコノミークラスを利用しましたが、ANAのSFC資格で入室できました。
ANAプレミアムメンバー資格で利用する際は、搭乗券・パスポートに加えてANA会員証(デジタル会員証可)の提示が必要です。
ラウンジの設備とサービス
ロータスラウンジ2は、旅行者がフライト前にリラックスできるよう、充実した設備とサービスを提供しています。
| ラウンジ種別 | 航空会社 |
| 営業時間 | 24時間 |
| プライオリティ・パス | 不可 |
| 座席数 | 中規模 |
| マッサージチェア | なし |
| 仮眠室 | なし |
| 喫煙室 | なし |
| キッズルーム | なし |
| ロッカー | なし |
| トイレ | あり |
| シャワー | あり |
| フリーWi-Fi | あり |
| 電源 | あり |
| USBポート | あり |
| 通話ブース | なし |
| 新聞・雑誌 | なし |
| 食事 | あり |
| ソフトドリンク | あり |
| アルコール | あり |
| スパークリングワイン/シャンパン | なし |
ラウンジの様子
ロータスラウンジ2はコンパクトですが、天井が高く、全面ガラス張りの窓が多く、開放感がある居心地の良い空間です。窓際には滑走路を見渡せるソファ席が設けられており、フライトを眺めながらゆったりと過ごせます。


座席の種類は豊富で、向かい合わせのソファペア席、パーテーションで区切られた一人掛けの席、ダイニングテーブル席など、用途や同行者に合わせて選べる多様なタイプが用意されています。
電源やUSBポートも豊富でほぼ全ての座席に用意されています。

ラウンジの一番奥にはビジネスセンターがあり、パソコン付きの個室が4つ設置されています。


トイレは非常に清潔です。トイレの横には、男女それぞれ1室ずつシャワー室があります。


シャワー室は狭くは無いのですが、着替えをするスペースが狭く、荷物を置く場所がありませんので、一人旅の時には、荷物の取り扱いがちょっと大変です。
シャワーは温度調整、水圧とも問題ありません。ボディソープとリンスインシャンプーが用意されています。ドライヤーも備え付けられています。
シャワーを利用するには、受付で申し込む必要があります。その際に搭乗券を預け、シャワー室が空きましたら、スタッフの方が声を掛けてくれるシステムになっています。
このラウンジはあまり広くはありませんので、21時30分を過ぎると、東アジアやヨーロッパ行きの便が集中する時間帯となり、かなり混み合いますので、ラウンジのご利用をお考えの際には、早めに訪問することをおすすめします。
食事とドリンク
ロータスラウンジの食事とドリンクは、内側の壁沿いに設置された照明付きのカウンターテーブルに、ビュッフェ形式で並べられています。

食事
ロータスラウンジの食事のハイライトは、ベトナムを代表する麺料理、名物の「フォー」です。

麺と熱々のスープ、そしてお好みのトッピングを自分で盛り付けて作ることができます。
その他のホットミールは、もち米のスチームドライスとソーセージ、フライドチキンやパスタ、炒め野菜などが並び、充実したラインナップです。


コールドミールは、トースト、ロールパン、チーズやハム、サラダなどが提供されています。

デザートやフルーツも充実しています。ベトナム風ケーキや冷たいぜんざい風デザート、ドラゴンフルーツやみかんなどのフルーツも提供されています。
ドリンク
ドリンクコーナーも充実しており、特にノンアルコール飲料の種類が豊富です。


炭酸飲料(ペプシ、セブンアップなど)のドリンクバーやミネラルウォーターに加え、多くの缶ジュースも用意されています。

ホットドリンクは、ベトナムコーヒーやベトナムティーのサーバーに加え、種類豊富なティーバッグも用意されています。コーヒーは別途コーヒーマシーンもあり、カフェラテやエスプレッソを楽しめます。

アルコール類も、ベトナムビールのほか、赤・白ワイン、ウイスキー、リキュール類がセルフサービスで提供されています。


こちらが私のチョイスです。お昼が遅めだったので軽めにしました。
利用しての感想
ロータスラウンジ2は、コンパクトながら開放感があり、レトロモダンな内装がとても印象的なラウンジでした。
料理やドリンクの種類も期待以上に充実しており、食事を楽しむ場所としても、満足度の高いラウンジです。
注意点としては、夕方から夜にかけては混雑が予想されます。ゆったり過ごしたい方は、早めにラウンジへ向かい、席を確保しておくことをおすすめします。



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