山海関の万里の長城巡り①|九門口水上長城の見どころ・行き方・訪問価値を解説

九門口水上長城
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こんばんは、オヤジです。

山海関での万里の長城巡りの最初に訪れたのが、「九門口水上長城」です。この長城は少し変わった万里の長城を見てみたい方におすすめです。

一般的な長城は山の上に築かれていますが、ここでは川の上に橋のように築かれた非常に珍しい構造を見ることができます。

ただし、アクセスはあまり良くなく、「行くべきかどうか」で悩む方も多いスポットです。

この記事では、九門口水上長城の見どころや行き方に加えて、実際に訪れる価値があるのかという点も含めて、分かりやすく解説します。

九門口水上長城とは?水の上に築かれた珍しい長城

九門口水上長城は、中国遼寧省と河北省の境界付近に位置する万里の長城の一部で、川の上に築かれている非常に珍しい構造が特徴です。

その起源は6世紀頃の北斉時代にさかのぼり、北方からの侵入を防ぐための防衛施設として建設されたことが始まりです。

その後、明代(14〜17世紀)になると大規模な改修が行われ、現在見られるような石造りの堅固な長城へと整備されました。この際、川を横断する構造が採用され、水の流れを妨げないよう9つのアーチ状の水門が設けられました。

「水上長城」と呼ばれる理由もここにあり、万里の長城の中でも特にユニークな存在として知られています。

  • 基本情報
  • 地図
中国語名九门口水上长城
英語名Jiumenkou Water Great Wall
住所遼寧省葫蘆島市綏中県李家堡郷新台子村
電話番号+864296491155
営業時間4月1日~10月31日:8:00~17:00
1月1日~3月31日:8:00~16:00
入場料40元(約920円)
所要時間1時間30分〜2時間

九門口水上長城への行き方

九門口は山海関の主要スポットの中でも特にアクセスが難しい場所です。山海関駅からは約17km離れており、車でも約35分ほどかかります

タクシーやDiDiを使うのが一般的ですが、帰りの足も確保しなくてはいけませんので、ドライバーに九門口水上長城で待機してもらう交渉をするか、時間単位でチャーターする必要があります。

他のスポットも回ることを考えると、料金はやや高めになりますが、山海関駅でDiDiか車をチャーターすることをおすすめします。

チケット購入方法

チケット売り場は、駐車場から少し離れています。

駐車場から小さな橋を渡り、正面がチケット売り場になっています。

九門口水上長城のチケット売り場は、中国では珍しく現金払いのみとなっています。

チケット売り場と九門口水上長城は離れていますので、電動シャトルバスも利用できます。シャトルバスはWhChat PayやAlipayが利用できます。

シャトルバスの乗り場は、チケット売り場を出て右側にあります。

シャトルバスの費用は往復で10元(約210円)です。

シャトルバスを降りて2〜3分歩くと、九門口水上長城の入口のゲートがあります。

ゲートの奥には長城の見張り櫓が見え、否が応でもテンションが上がります。

九門口水上長城の見どころ

川の上に築かれた長城

九門口水上長城の最大の見どころは、何といっても、川の上に築かれた独特の景観です。

長城が川をまたぐように延び、その下には9つのアーチ状の水門が並ぶ姿は、他の万里の長城区間では見ることができない非常に珍しい景観です。水面と石造りの長城が織りなす風景は美しく、写真映えするスポットとしても人気があります。

また、水門の上を実際に歩ける点も大きな魅力です。

絶景

水門に向かって左側の山の長城には、途中までですが、登ることができます。

長城の上からは川の流れや周囲の山々を一望でき、要塞としての機能だけでなく、自然と調和した構造であることを実感できます。

特に晴れた日には、青空と長城、川のコントラストが非常に美しく、絶景を楽しむことができます。

反対側の山には登ることができませんが、あのような険しい山に長城や櫓を築いたことに、驚嘆しました。

歴史の転換点となった場所

見どころとはやや異なるかもしれませんが、九門口は歴史上、非常に重要な戦いの舞台となりました。1644年、清軍と呉三桂の連合軍が李自成の順軍を破り、清朝の中原進出を決定づけた「一片石の戦い」です。

歴史の転換点となったこの地に立つことで、九門口水上長城の持つ重みや意味を、より深く感じることができます。

観光客が少ない穴場感

九門口は万里の長城の中でも比較的観光客が少なく、落ち着いて見学できる穴場的なスポットです。北京近郊の有名な長城と比べると混雑が少ないため、ゆっくりと歴史や景色を楽しみたい方には特におすすめです。

九門口水上長城は行くべき?

九門口水上長城は非常に美しい長城で、個人的にはお気に入りのスポットですが、正直なところ万人におすすめできるわけではありません。

アクセスの難易度も高いため、時間が限られている場合は、優先度は低めです。まずは「天下第一関」や「老龍頭」を優先するのがおすすめです。

向いている人

  • 歴史に興味のある方
  • 人が少ない場所で観光したい方
  • 他とは違う長城を見たい方
  • 長城の構造に興味がある方

向いていない人

  • 初めて山海関を訪れる方
  • 時間が限られている方
  • アクセスの手間を避けたい方

観光時の注意点

九門口を訪れる際の注意点をまとめます。

  • 橋の上は平坦ですが、長城の階段部分には急な場所もあるため、歩きやすい靴で訪れてください。
  • アクセスが不便なため、事前に復路の移動手段を確保しておくことが重要です。
  • レストランや売店が少ないため、飲み物などは事前に準備しておくと安心です。
  • 電子決済が主流の中国では非常に珍しいですが、チケットは現金のみの取り扱いです。

まとめ

九門口水上長城は、万里の長城の中でも「水の上に築かれた」という非常に珍しい特徴を持つスポットです。

他では見られない景観を楽しめる一方で、アクセスの難しさや時間的な制約もあるため、訪れるかどうかは、旅のスケジュール次第と言えます。

初めて山海関を訪れる場合は優先度はやや低めですが、すでに他の主要スポットを回ったことがある方や、よりディープに楽しみたい方にはおすすめです。

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