【タイ】フォトジェニックすぎる!エラワンミュージアム訪問記

エラワンミュージアム タイ
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こんばんは、オヤジです。

バンコクに隣接するサムットプラカーン県に位置する「エラワンミュージアム」は、その圧倒的な存在感と内部の幻想的な美しさで、訪れる人々を魅了する唯一無二の博物館です。

フォトジェニックな施設としても有名で、多くの方が撮影のために訪れる人気スポットです。

今回の記事ではエラワンミュージアムへの行き方や見どころについてご紹介します。

エラワンミュージアムについて

このミュージアムは、華僑出身の財界人レック・ウィリヤパン氏が私財を投じて建設しました。1994年に着工し、約10年の歳月を経て2003年に完成しました。

エラワンミュージアムのシンボルは、巨大な三つの頭をもつ象です。この象はヒンドゥー教の神であるインドラの乗り物「エラワン」をモデルにしており、タイでは象が王の象徴であることから、特別な存在として信仰されています。

高さは約43メートル(象自体は29メートル、台座は14.6メートル)の超巨大な象の銅像は、重さは250トンにも及ます。

象の内部は空洞となっており、中央に大きな仏像が安置されています。この構造は仏教の宇宙観を表現したもので、象の内部を「天上界(極楽浄土)」に見立て、台座の上階部分を「人間界(須弥山しゅみせん)」、下階部分を「冥界」として配置することで、仏教における三つの世界観を表しています。

単なる博物館としてだけでなく、多くの地元の方が、参拝に訪れるなど、寺院としての側面も併せ持っており、タイの歴史と文化に深く触れることができる神聖な空間です。

エラワンミュージアムのロケーションと行き方

エラワンミュージアムの最寄り駅は、BTS(スカイトレイン)のチャーンエラワン駅です。

1番出口を出て、BTSの進行方向とは逆に進んでください。

BTSの高架沿いにまっすぐ進みます。しばらく歩くと、2差路がありますので、右の方を進んでください。左に進むと途中で行き止まりになります。

道沿いはゴミ捨て場のようになっており、お世辞にもきれいとは言えません。しばらく歩くと巨大なエレファント像が見えてきますので、それを目印に進みます。

エラワンミュージアムに着くとすぐにゲートがありますが、こちらからは入場できませんので、ミュージアム沿いにもうしばらく歩いてください。

こちらのゲートから入場します。チャーンエラワン駅からこちらのゲートまでは徒歩で10分強です。

  • インフォメーション
  • 地図
住所99/9 Moo 1, Tambon Bangmuangmai, Amphur Muang, Samutprakarn 10270
電話番号+66886959307
WEBサイトhttps://www.erawanmuseum.com/en/#erawanmuseum
入場料大人400バーツ(約1,821円)、子供200バーツ(約910円)
営業時間8:00~19:00
定休日なし
見学時間1時間〜2時間

チケットの購入方法

チケットは予約無しで購入可能です。

アーケード途中の左手にチケット売り場があります。

エラワンミュージアムの通常入場料金は大人400バーツ(約1,821円)、子供200バーツ(約910円)とやや高めですが、kkdayなどの旅行サイトで、割引バウチャーを事前にお得に購入することができます。

私もkkdayでバウチャーを購入しました。エンシェントシティとセット券を購入しましたが、エラワンミュージアム単体ですと1,174 円でした。

事前にバウチャーを購入した場合、通常のチケット窓口ではバウチャーの引き換えができませんので、ご注意ください。

チケット売場の先、右手にコーヒーショップがありますが、その裏手にあるツアーカウンターでバウチャーを引き換えることができます。

ツアーカウンターがある建物に入りましたら、女性用のトイレの方に進んでください。奥の扉を進むと突き当りがツアーカウンターになっています。

チケットと引き換えましたら、アーケードの先にある入場口でチケットを提示します。

見どころ

エラワンミュージアムは、その細部にわたる芸術性と独特の世界観が大きな魅力です。

手入れされた庭園

入場すると正面に巨大なエレファント像が出迎えてくれます。巨大な象の周りには、池や橋が配置され、木々や岩、滝が美しく調和し、整備された庭園のような空間が広がっています。

庭園には小さな象のモニュメントがいくつも飾られており、その下を通ると、センサーによって象の鳴き声が流れる仕掛けがあります。

庭園内には多くの仏像が鎮座しており、熱心に参拝する地元の方々の姿も多く見かけました。

人間界(須弥山)

ミュージアムの内部に入るためには靴を脱ぐ必要があります。

また服装に関する規定もありますのでご注意ください。

タイの寺院と同様に露出の多い服装は避ける必要があります。女性はノースリーブやショートパンツ、男性はハーフパンツやダメージジーンズがNGとされています。

エレファント像の台座部分に入ると、外観からは想像できないほど美しい空間が広がります。

ステンドグラス

15メートルもの吹き抜けの天井には、乙女や蟹、獅子などの12星座、世界地図、月や星が描かれた壮大なステンドグラスが輝き、息をのむ美しさです。

螺旋階段と彫刻

美しい螺旋階段を上ることができ、両脇には弦楽器を持った男性の姿や優美に歌う菩薩像が配されています。また、タイの伝統的なベンジャロン焼きの小さな破片が埋め込まれた繊細な細工も見られます。

天上界(極楽浄土)

最上階は「極楽浄土」を表現した、壁一面が青い神秘的な雰囲気に包まれた空間です。ここには仏像が祀られており、薄暗い照明の中で浮かび上がる姿は非常に幻想的です。なお、こちらは撮影禁止です。

冥界

地下1階には、レック・ウィリヤパン氏が収集していたコレクションを中心に、タイや中国の古美術品や陶磁器、博物館の歴史や建設にかかわる品々などが展示されています。このフロアも撮影は禁止されています。

エラワンミュージアムは出口が分かりづらいです。「出口」と書かれた案内の方に進むと行き止まりになっています。現在は、入場時と同じゲートから退出するようになっています。

まとめ

エラワンミュージアムは、訪れる前は一般的な博物館を想像していましたが、実際は博物館と信仰の場が一緒になったような場所でした。また、ミュージアム内部は非常に美しく、想像以上の体験ができる場所でした。その美しさ、独創性、そして神聖さに、きっと感動を覚えるはずです。

タイ旅行の思い出作りに、この神秘的で美しいエラワンミュージアムをぜひ訪れてみてください。

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