こんばんは、ムスコです。
日本でも最近QRコードを使った注文が増えていますが、中国でも同じようにQRコードを利用して食事を注文できます。
中国のレストランは入りづらく、店員さんも中国語しか話せないケースが多いため、QRコードを使った注文は非常に便利です。
中国のレストランの最近のトレンド
最近の中国のレストラン、特にチェーン店では、各席にQRコードが設置されていることが多くなっています。

このQRコードを特定のアプリで読み込むことで、注文から支払いまで一気通貫に行うことができます。
- Alipay (支付宝)
- WeChat (微信支付)
- 抖音 (中国版Tiktok)
基本的に中国版TikTokは外国人は利用できないため、AlipayまたはWeChatのスキャナーでQRコードを読み込むことでメニューを閲覧できるようになります。
基本的にどのお店でも同じフォーマットが使われているため、一度操作方法を覚えてしまえば簡単に使いこなせます。
中国に限りませんが、メニューが文字だけの場合、どのような料理かイメージしにくいことが多いかと思います。QR読み込みで注文する場合、基本的にはメニュー名に加えて写真も併せて用意されているケースが大半です。また、アプリには翻訳機能があるため、英語や日本語に翻訳して注文することも可能です。
ちなみにAlipayもしくはWeChatを登録していない場合は、事前に登録しておきましょう。
過去の記事にそれぞれの登録方法や使い方を記載しておりますので参考にしていただければと思います。
QRコードを使った料理の注文方法
今回は広州訪問時に、ホテルの近くにあったレストランにおけるQRコードを使った料理の注文方法を紹介します。基本的な流れは同じですので、参考にしていただければと思います。
まずテーブルの上にあるQRコードをスキャンしましょう。基本的にAlipayもしくはWeChatで問題ありません。


読み込みが完了すると、以下の文言が出てくるケースが多いです。
选择用餐方式 (食事方法の選択)
「堂食 (お店で食事)」と「外带 (テイクアウト)」の二択であるケースが多くなっています。お店で食事をしたい場合は堂食を選択いただければと思います。食事方法を選択するとホーム画面に遷移します。
注文は「点单」からできます。
左側のタブは食事の分類になります。例えば、麺類、副食、軽食、ドリンクなどのタブが用意されていることが多いです。
その中でほしい商品があれば、「选规格」を押しましょう。その商品のトッピングを指定することができます。


例えば、麺系の商品の場合「麺の太さ」、「辛さ」「トッピング」などなど、自分好みにアレンジが可能です。
指定が完了したら「加入购物车」を押すとカートに商品が追加されます。


商品のカートへの投入が全て完了したら、「去结算 (お会計へ進む)」を押しましょう。注文内容に問題なければ「提交支付 (支払いを送信)」ボタンを押下してください。


今回の注文はAlipayで行ったため、支払いも自動的にAlipayになります。「确认支付 (支払いを確定)」というポップアップが出てきますが気にせず「立即支付 (即時支払い)」ボタンを押してください。
すると最終確認画面が表示されます。事前にクレジットカードを登録していると思いますので、今回の支払いで使用したいクレジットカードを選択した上で「确认付款 (支払いを確定)」ボタンを押してください。


正常に支払いが完了しましたら、「支付成功 (支払い成功)」と表示されます。「订单详细 (注文詳細)」では注文内容やステータスを確認できますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
ちなみに桌号というのはテーブル番号になります。QRを読み込むと、読み込んだテーブルの情報が自動的に反映される仕様となっております。そのため、どのテーブルから注文されたかを店員が把握でき、料理が完成次第そのテーブルに運ばれます。
ちなみに、スプーンやナプキンなどはテーブル横の引き出しに入っていることが多いです。
料理の注文後
上述の通り、注文後は料理ができ次第店員が料理を運んでくれます。

この時、私は辛さ普通の太麺 (宽面) で注文しました。口頭で細かい指定をするのは難しいですが、アプリを使えば簡単にトッピングや細かな指定ができます。
まとめ
中国のテクノロジーは独自の発展を遂げているため、取っつきにくいイメージがあるかもしれませんが、使いこなせると非常に便利です。
今回私は中国語で注文していますが、AlipayやWeChatの機能を使うことで日本語や英語に翻訳した上で注文することができます。私はニュアンスが中国語の方が分かりやすいため中国語のまま注文していますが、ご自身が理解しやすい方法で注文していただければと思います。
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