こんばんは。オヤジです。
今月末から1週間ニューヨークに出張に行きます。ニューヨークは何度か訪問していますが、JAL便を使うのは2度目です。
今回は自分へのメモを兼ねてJALの発着するジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港ターミナル1についてまとめます。
ジョン・F・ケネディ国際空港について
ニューヨークにはジョン・F・ケネディ国際空港のほか、ラガーディア空港、ニューアーク・リバティ国際空港と合計3つの空港があります。
その中でニューヨークの空の玄関口といえるのがジョン・F・ケネディ国際空港です。
50を超える国々から100社近い航空会社の定期便が就航、1日の国際便の離着陸は400件に達する。しかも国内線の離着陸はその2倍近くもあり、朝や夕方の繁忙期には数十機の出発待ちが発生するなど、世界でも有数の繁忙空港となっている。
"Wikipediaより"
東京発着のニューヨーク直行便はユナイテッド航空の1便を除き、すべてジョン・F・ケネディ国際空港発着です。
JAL便 発着第1ターミナルについて
ジョン・F・ケネディ国際空港では、現在ターミナル1、2、4、5、7、8の6つのターミナルが使用されています。
JAL便の発着はターミナル1になります。
JALのほか、アエロフロート、中国国際航空、エールフランス、アリタリア、中国東方航空、エバー航空、大韓航空、ルフトハンザドイツ航空、フィリピン航空、サウジアラビア航空、ターキッシュ エアラインズなどがターミナル1を使用しています。
ジョン・F・ケネディ国際空港は他の空港と違い、アライアンス毎にターミナルが分かれていません。他のワンワールド加盟航空会社はターミナル7か8を利用しているケースが多いです。
そのため、JAL便でラウンジが利用できる場合は、アライアンスを超えてルフトハンザやエールフランのラウンジを利用します。
到着から入国の流れ
到着後、案内に沿って数分歩くとイミグレーションが見えてきます。
イミグレーションでの入国審査は、ESTAを持っていて2008年以降にアメリカに入国したことのある場合(1)と、それ以外での場合(2)で手順が異なります。
(1)の場合はAutomated Passport Control (APC) というKIOS端末を使っての入国になります。
ESTAに関しては下記の記事をご参照ください。
KIOS端末の操作手順は下記のとおりです。
- パスポートをスキャンする
- 指紋を登録する
- 写真を撮影する
- 税関関連の質問に答える
- レシートが印刷されるので受け取る
KIOS利用といっても、全てが完結するわけではなく、レシートを受け取った後はKIOS利用者専用の入国審査の列に並びます。
入国審査はいたってシンプルです。レシートを係員に渡すと滞在の目的と滞在日数のみ質問されます。
いくつかのWEBサイトには税関申告書も入国審査時に提出するという情報が書かれていますが、以前利用した時はKIOSKに「特に申請無し」と登録したためか提出は求められませんでした。
(2)場合は普通に入国審査のカウンターで審査を受ける必要があります。
入国審査が終了すると、すぐ目の前が手荷物受取所になっています。
出国手続きの流れ
ジョン・F・ケネディ国際空港では出国審査がありませんので、チェックイン後は保安検査を受けて出国手続き完了です。
アメリカの保安検査は靴を脱いだり結構面倒です。そのためかいつも混んでいます。
チェックインはJALの場合、3時間前から可能です。あまり早く着いてもターミナル1の非制限エリアのショップやレストランは今一つですのでご注意ください。
第1ターミナルの設備
ジョン・F・ケネディ国際空港はニューヨークの空の玄関口ですが、すでに書いたようにショップや他の設備は充実しているとは言い難いです。
到着ロビーには両替所もありますが、ニューヨークで日本円からドルへ両替した場合、レートが非常に悪いので、あらかじめ日本で両替することをお勧めします。
ATM派の方も注意が必要です。ターミナル1の到着ロビーはATMの数が少なく、両端のトイレの前に1台ずつあるのみです。
以前、私が利用した時は2台とも壊れており、出発ロビーで現金を引き出す必要がありました。ATM派の方もあらかじめ最小限のドルを日本で両替しておいたほうが安心です。
到着ロビーの売店は空港価格です。私が前回、到着時に買ったミネラルウォーターはなんと$3で、マンハッタンでの価格の2倍もしました。
出発ロビーのショップやレストランの数もアジアやヨーロッパのハブ空港と比較すると見劣りします。保安検査場を過ぎると、免税店や一部の高級ブランドのショップはありますが、お土産は空港に来る前に購入しておくのが良いと思います。
フリーWi-Fi / SIMカード売場
ジョン・F・ケネディ国際空港でもboingo経由でフリーWi-Fiは利用可能ですが、無料で利用できる時間が30分しかないので、実用的とは言えません。
SIMカードも自動販売機とカウンターで売っていますが、かなり割高ですので、ジョン・F・ケネディ国際空港で購入することはおすすめできません。
日本であらかじめ購入するか、市内に出て購入するのが良いと思います。
個人的には、アマゾンで購入できるMOST SIMがおすすめです。
まとめ
ジョン・F・ケネディ国際空港はアメリカを代表する国際空港ですが、ヨーロッパやアジアのハブ空港と比べると設備やショップなどは驚くほど見劣りがします。
往路は出発前に、復路もお土産などは空港ではなく市内で準備しておくほうが良いと思います。
空港に着けばなんとかなる、という考えは禁物です。
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