上海で食べたいおすすめグルメ7選|小籠包から火鍋まで食べ歩きレポート

上海グルメ 中国
記事内に広告が含まれています。

こんばんは、オヤジです。

上海は、古くから交易の拠点として栄えてきた街であり、伝統的な上海料理はもちろん、中国各地の名物料理や世界中のグルメが集まる「美食の交差点」です。

洗練されたレストランから庶民的な屋台まで、街角の至るところで多彩な味に出会えるのが、上海ならではの魅力です。

今回は、私が旅行中に味わい、特に印象に残ったおすすめの料理を7つ厳選してご紹介します。

小籠包

上海グルメの代名詞といえば、やはり小籠包でしょう。小籠包は江蘇省南翔鎮(現在の上海市嘉定区南翔鎮)が発祥とされています。

薄く半透明の皮の中に、濃厚な豚肉の餡と風味豊かな熱々のスープが閉じ込められています。上海式の小籠包は、皮の薄さと皮凍(鶏ガラや豚の皮を煮詰めて固めたスープ)入りのジューシーさが特徴で、庶民的な専門店が多く見られます。

食べ方

熱いスープで火傷しないよう、レンゲに一つ取り、皮の端を少しかじって先にスープを吸い出してから食べると良いでしょう。丸ごと食べるとスープが飛び出す恐れがあります。

私は豫園商城内にある南翔饅頭店のテイクアウトを利用しました。薄皮から溢れ出す、旨味豊かな熱々のスープと上品な肉餡とのハーモニーが絶妙な逸品でした。

生煎包 (焼き小籠包)

焼き小籠包は上海を代表するB級グルメで、正式名称は「生煎包」です。屋台などでよく売られています。

小籠包とは異なり、厚めのもちもちした生地にジューシーな豚肉の餡を包み、底が黄金色になるまで揚げ焼きにされます。一口食べると熱いスープが飛び出し、カリッとした底の食感と柔らかい肉が絶妙なハーモニーを生み出します。

私は田子坊の屋台街でいただきました。焼き小籠包は食事としてだけでなく、おやつ代わりにも楽しめます。

蟹黄面

上海といえば上海蟹を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。上海蟹を味わう方法は、伝統的な蒸し蟹だけではありません。

個人的におすすめなのは、濃厚な蟹黄面です。蟹のミソ、蟹肉、内子・外子をふんだんに使った贅沢な麺料理で、コシのある麺と蟹の風味が絶妙に絡み合います。まさに至福の一杯です。

私は豫園商城にある「寧放湯糰店」でいただきました。

火鍋

火鍋は上海のみならず、中国全土で非常に人気のある料理であり、上海でも様々なスタイルの火鍋を楽しむことができます。

中国の火鍋はスープを数種類選ぶことができますので、様々な味を楽しむことができるのが魅力です。

私たちはグローバルに展開する四川発祥の火鍋チェーン店「海底撈火鍋」を利用しました。タブレットで写真を見ながら注文できるので、中国で初めて火鍋を試す方にもおすすめです。

葱油餅

葱油餅は、上海の伝統的な朝食の一つです。小麦粉にネギを混ぜてこねた生地を、たっぷりの油で焼き揚げ、その後、釜やオーブンで空焼きして余分な油を飛ばし、表面をカリカリに仕上げます。小腹が空いたときのおやつとしても最適です。

昔ながらのどこか懐かしい味わいで、カリカリとした表面の食感が特徴的です。素朴ながらも美味しい一品です。

串焼き

上海の屋台では様々な串焼きが売られています。

魚介類や牛串もおすすめですが、ぜひお試しいただきたいのが羊の串焼きです。

お店により、揚げてから焼くタイプとそのまま焼くタイプとがあり、どちらも美味しいのですが、食感が少し異なるので、食べ比べてみるのもおすすめです。スパイシーな味付けが病みつきになります。

湯圓

最後にご紹介するのはデザート、上海の伝統的な軽食「湯圓」です。白玉の中に黒ごまペーストが詰められており、程よい甘さと香ばしさが絶妙で、旅行中に食べたデザートの中でも特に印象に残りました。

私たちは蟹黄面をいただいた豫園商城の「寧放湯糰店」で味わいました。妻も「これが一番美味しかった」と同じ感想を持ったほどのおすすめスイーツです。

上海グルメを楽しむためのヒント

エリア

上海で食事を楽しむなら、有名観光地だけでなく、街の活気あふれるエリアを歩いて探索するのがおすすめです。大通りから一歩入った路地には、昔ながらの屋台や庶民的な食堂が軒を連ね、地元の生活感に触れながらグルメを堪能できます。

南京東路の脇道には活気ある食堂が並び、豫園商城周辺では観光客向けと地元の人に愛される店が混在しています。また、田子坊の路地裏には、おしゃれなカフェや雑貨店とともにローカルフードの屋台も点在しており、散策と食べ歩きを同時に楽しめる魅力的なエリアです。

支払い方法

ほぼすべてのお店でAlipayとWeChat Payが利用できましたので、ぜひ旅行前にどちらか(できれば両方)の支払い方法を準備してください。

現金も受け付けられますが、小さな店ではお釣りが無いこともありますので、モバイルペイメントが無難です。クレジットカードは屋台や小さなお店では使えません。

おすすめアプリ

中国の「食べログ」とも言える「大衆点評」があると、スムーズにお店を探すことができます。

地元の人々のリアルな口コミが満載で、様々な機能を使いこなせばご当地グルメや人気店もすぐに見つけることができます。

まとめ

今回の旅行では、上海のB級グルメを中心に、街の日常に根付いたローカルフードを数多く味わいましたが、どの料理も期待を裏切らない美味しさで大満足でした。

小籠包や生煎包のような庶民派の定番から、蟹黄面のような贅沢な一品、さらには火鍋や串焼きまで、バラエティに富んだ料理を通じて、上海が「美食の街」と呼ばれる理由を実感することができました。

上海に旅行の際には、この記事をヒントにお気に入りの味を見つけてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました