こんばんはオヤジです。
マカオ旅行の際にトランジットで立ち寄った上海浦東国際空港にはプライオリティパスで利用できるランジが複数あります。
私が利用した第1ターミナルは2つのランジが利用可能です。
その中で搭乗ゲートに近かったファーストクラスラウンジ(No.37)を利用しましたのでご紹介します。
上海浦東国際空港でプライオリティパスで利用できるラウンジ
上海浦東国際空港第1ターミナルでプライオリティパスで利用できるラウンジは合計2つあります。
- ファーストクラスラウンジ(No.9)
- ファーストクラスラウンジ(No.37)
いずれもファーストクラスラウンジという名称になっていますが、Priority Passのほか、(発行国が限られますが)アメックスやダイナースカードでも利用できますので、カードラウンジ以上、航空会社ラウンジ以下という位置づけです。
ロケーション
イミグレーションを抜けて左側に30mほど進むとあります。
入口のラウンジの表記はファーストクラスラウンジではなく、VIPラウンジになっています。
航空会社では大韓航空の指定ラウンジになっています。
ファーストクラスラウンジ(No.37)概要
ファーストクラスラウンジ(No.37)のサービス概要を一覧でまとめます。
ラウンジ種別 | カードラウンジ |
営業時間 | 6:00〜最終便出発まで |
プライオリティパス | 利用可 |
座席数 | 少なめ |
マッサージチェア | なし |
仮眠室 | なし |
喫煙室 | なし |
キッズルーム | なし |
ロッカー | なし |
トイレ | あり/ウオッシュレットなし |
シャワー | なし |
TV | あり |
フリーWi-Fi | あり(浦東国際空港フリーWi-Fi) |
電源・USBポート | なし |
通話ブース | なし |
ビジネスコーナー | なし |
新聞・雑誌 | あり |
食事 | あり(無料) |
ソフトドリンク | あり(無料) |
アルコール | あり(無料) |
スパークリングワイン/シャンパン | あり |
ラウンジ内の様子
受付でプライオリティパスと航空券を提示し端末にサインをすると受付完了です。
受付後は左右に部屋があります。
左はビジネスクラスラウンジ、右はファーストクラスラウンジと書かれていましたが、どちらでも利用できます。
ファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジと名前は違いますが、座席のクオリティや食事などは全く一緒でした。
ビジネスクラスラウンジのほうが若干空いていましたので、私はビジネスクラスラウンジを利用しました。
座席はほとんどがソファ席になっており、右端に若干テーブル席があります。
ソファー席はひと昔前のソファーという印象ですが、これが座り心地がよくてびっくりしました。
このラウンジの難点は電源とフリーWi-Fiです。
写真の通り年季の入ったラウンジのため、USBポートはもちろん普通の電源もありません。
それ以上に不便なのが、ラウンジ独自のフリーWi-Fiが無いことです。Wi-Fiを使いたい場合は、浦東国際空港のフリーWi-Fiを使う必要があります。このWi-Fiの利用が曲者で、SMSでパスワードを受け取るか、KIOSKでアカウントとパスワードを発行する必要があります。
このことを知らずにラウンジに入ってしまいましたので、フリーWi-Fiは使用せず、携帯のデータ通信でインターネットを利用しました。
浦東国際のフリーWi-Fiに関しては、先日の記事にまとめていますので、よろしければ合わせてご覧ください。
その他、シャワーもありませんし、設備に関しては最小限という感じです。
トイレは故障中で利用することができませんでした。
食事・ドリンク
食事とドリンクも最小限です。
ホットミールは4種類です。チャーハンや焼きそばが中心でおかず系の食べ物は少なめです。
カップラーメンやパンもありますので、小腹を満たすには問題ありませんが、他のラウンジと比較すると物足りません。
サラダ、デザート、サンドイッチもあります。ドリンク類もアルコール、ソフトドリンクともに品揃えは控え目です。ただし、スパークリングワインがありましたので個人的には満足です(笑)
ソフトドリンクやビールもバッチリ冷えています。
今まで中国の空港のラウンジでは仮に冷蔵庫入っていても飲み物がぬるくて楽しめなかったのですが、このラウンジのドリンク類は全て冷えており美味しくいただくことができました。
まとめ
浦東国際空港第1ターミナルファーストクラスラウンジ(No.37)は、今まで利用したPriority Passで利用できるラウンジの中では最も質素なラウンジのひとつでした。
食事やドリンクの品揃えがあまり良くないのは許容範囲ですが、独自のフリーWi-Fiがないのは辛いですね。
もしこのラウンジを利用する場合は、あらかじめKIOSKで空港のフリーWi-Fiが利用できるIDとパスワードを発行するか、中国で通信できるSIMカードをご用意ください。
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