こんばんは、オヤジです。
「天津は大都市だから、天津浜海国際空港も便利で何でも揃っているはず」と思っていませんか?
実際に利用してみると、空港は想像以上にシンプルで、特に国際線ターミナルはレストランやお土産ショップが少なく、「どう過ごせばいいの?」と戸惑う場面もありました。
結論から言うと、この空港は「事前準備がすべて」です。食事・お土産・通信環境を空港に頼ると不便を感じやすいため、あらかじめ対策しておくことが重要です。
この記事では、実際の利用体験をもとに、天津浜海国際空港の入出国の流れに加え、レストラン事情・お土産・Wi-Fi環境・注意点まで、初めて訪れる方にも分かりやすく解説します。
天津浜海国際空港とは?基本情報と特徴
天津の空の玄関口、天津浜海国際空港(TSN)。中国・天津市の東麗区にあるこの空港は、市内からのアクセスも便利なハブ空港です。
日本や韓国、タイ、シンガポールなどアジア各国への国際便に加え、北京・上海・広州といった中国国内線の便も充実しています。
ターミナルは第1ターミナル(国際線)と第2ターミナル(国内線)の2ターミナル制になっていますが、空港自体はそれほど大規模ではなく、動線も分かりやすく、迷うことはほとんどないと思います。一方で、施設の充実度は限定的です。
そのため、「何でも揃う便利な空港」というよりは「最低限の機能を備えた空港」という印象を持っておくとギャップが少ないでしょう。
入出国の流れ
入国の流れ
天津浜海国際空港の到着後の流れはシンプルで、初めてでも迷うことはないでしょう。

天津に到着したら、「Arrivals」の方向へ進んでください。

しばらく歩くと右側に税関カウンターがあります。申告するものがない場合は、奥のゲートで手荷物検査を受け、イミグレーションに進みます。

入国審査の前に税関カウンターがあるタイプの空港は初めてで驚きました。
中国入国には入国カードが必要です。事前にオンラインで提出するか、イミグレーション付近にある紙の入国カードをご利用ください。
入国審査では、外国人専用レーンに進み、指紋登録などの手続きを行います。特に質問はされませんでした。
外国人が少ないため、極端に待たされることはないと思います。

入国審査後は1階に降ります。

1階で手荷物を受け取りましたら、「Arrivals Exit」の方に進み制限エリアの外に出ます。空港自体がコンパクトなため、移動距離も長くなく、スムーズに外へ出ることができます。
出国の流れ
出発ロビーは2階です。天津浜海国際空港は国際線の発着便数が少ないため、出発ロビーは閑散としています。
私の利用したスプリング・ジャパンの場合、チェックイン開始は出発の2時間半前からです。後述する通り、時間を潰す場所もあまりありませんので、空港到着は出発の2時間前程度で十分だと思います。

チェックイン後は税関→セキュリティチェック→出国審査という流れです。税関で申告するものがない場合は、上の写真のグリーンの印のあるレーンに進みます。
出国審査はパスポートと搭乗券を提示するだけで、特に質問はありませんでした。
国際線ターミナルの施設について
到着ロビーに出た後に「何かしよう」と思うと、選択肢がかなり限られている点には注意が必要です。
ATM・両替所とSIMカード売り場

到着ロビーにはATM、両替所、SIMカード売り場があります。

AlipayやWechat Payがあれば、天津ではほぼキャッシュレスで過ごせるため、両替は行いませんでしたが、両替所にはスタッフがいませんでした。
ATMには国際カードブランドのロゴがありましたので、キャッシングは可能だと思われます。

両替所は2階の出発ロビーにもありますので、もし1階の両替所に人がいなければ2階に行ってください。
レストラン・カフェ
国際線ターミナル内の飲食店はかなり限られています。非制限エリアには、到着ロビー・出発ロビーともに飲食店やカフェはありませんでした。

制限エリアには飲食店はいくつかありますが、軽食や簡単なフードを提供する店舗が中心で、しっかりとした食事ができる場所は多くありません。
実際に利用してみても、選択肢の少なさはかなり感じるポイントでした。
そのため、空港での食事を前提に行動するのはおすすめできません。
お土産ショップの品揃え
ショップについても同様に、非制限エリアにはお土産を購入できる店舗はありません。


制限エリアには小さな免税ショップと地元のお土産を扱う店がありますが、種類は多くなく、価格もやや高めに設定されている印象です。
しっかりお土産を選びたい場合は、空港ではなく市内で購入しておくことをおすすめします。
ラウンジ・休憩スペース
天津浜海国際空港の国際線ターミナルにはPriority Passで利用できるラウンジが2つあります。
- First Class Lounge 5
- First Class Lounge 3
First Class Loungeという名前ですが、シャワーもなくサービスは限定的です。また、食事も軽食のみですので、しっかりとした食事をするということもできません。
食事・買い物をするなら国内線ターミナルで
時間がなく、どうしても天津浜海国際空港で食事やお土産の購入をする場合は、国際線ターミナルではなく国内線ターミナルを利用するのがおすすめです。

国内線側にはフードコートやレストラン、カフェがあります。フードコート「津门美食街」では天津の名物を楽しむことができます。


お土産ショップも複数あり、国際線の非制限エリアよりも選択肢がかなり豊富です。また、国内線ターミナルの1階にはローソンもあります。
ターミナル間は徒歩で移動できる距離にあり、メトロを利用する場合は国内線ターミナルを経由するため、空港で食事をとったり、お土産を買いたい場合は、国内線ターミナルを利用してください。
ただし、「あくまでも国際線ターミナルと比較した場合」というレベルですので、時間がある場合は市内でお土産の購入や食事を済ませておくことをおすすめします。
通信環境|空港Wi-Fiは使える?
空港フリーWi-Fiの使い方
天津浜海空港では無料Wi-Fiが提供されています。
外国人が中国の空港でWi-Fiを利用する場合、KIOSKを利用するのが一番簡単です。KIOSKでパスポートを読み取ることで、IDとパスワードが発行されます。

KIOSKは2階の両替所の横にあります。
実際の使い勝手
私は空港のアクセスポイントである「TianJinAirport-Free」にアクセスしたところ、「Cannot Verify Server Identity」とエラーが表示され、実際には利用できませんでした。
仮に接続できたとしても、中国のインターネット規制の影響により、Google、LINE、Instagramなどのサービスはそのままでは利用できないため、ご注意ください。
空港のフリーWi-Fiはあくまで「補助的な手段」と考えておくのが安心です。
おすすめの通信手段
中国の通信環境については事前準備が重要です。
VPNを利用せずに中国のインターネット規制を回避するためには、以下の利用をおすすめします。
- 海外ローミング(楽天モバイル、Ahamoなど)
- (ローミングタイプの)eSIM
これらを用意しておくことで、空港到着後にスムーズにインターネットを利用できます。特に、AlipayやWechat Payというキャッシュレス決済はインターネットに接続することが前提となりますので、日本にいる間に準備しておくことを強く推奨します。
まとめ
天津浜海国際空港は、コンパクトで使いやすい一方、施設面では必要最低限という印象の空港です。他の空港のように、「空港で何とかしよう」という考えは通用しにくいです。
特に国際線ターミナルは、レストランやお土産ショップも少ないため、空港で過ごす時間を楽しむという使い方にはあまり向いていません。
天津旅行を快適にするためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
- 食事は市内で済ませるか国内線ターミナルを利用
- お土産は市内で購入
- 空港での両替よりAlipayかWechat Payを準備
- 通信環境は事前に準備
準備さえしておけば、天津浜海国際空港はスムーズに利用できる空港ですので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。




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