こんばんは。オヤジです。
マカオは香港経由で行く方が多いと思いますが、マカオ航空を利用すれば、成田や関空から直接マカオに行くことができます。その際にマカオの玄関口となるのがマカオ国際空港です。
また、マカオ航空を利用するとバンコクやハノイなど東南アジアへ経由便で安く行くことができます。
今回の記事では、初めてマカオ国際空港を訪れる方でも迷わないよう、空港の基本情報やサービス、アクセス方法などを詳しくご紹介します。
空港の基本情報
所在地とアクセス
マカオ国際空港は、マカオ半島の東部タイパ島に位置しています。
タクシーや公共バスでマカオ半島やカジノホテルが多いコタイへアクセスすることができます。コタイへはマカオ唯一の鉄道であるLTR(澳門軽軌鉄路)やシャトルバスも利用することができます。
また、コタイフェリー乗場も空港に隣接していますので、香港などへの移動も可能です。
ターミナル
マカオ国際空港には国際線のみ就航していますので、ターミナルはひとつだけで、作りもコンパクトで分かりやすいので、初めての利用でも迷うことはないでしょう。
入国の流れ
入国審査と税関
成田からの便はターミナルに直結しませんので、飛行機を降りたらバスに乗ります。マカオ国際空港はコンパクトな空港ですので、すぐにターミナルビルに着きます。
バスを降り、ターミナルビルに入り、まっすぐ進めば入国審査場です。トランジットの場合、突き当りを左に行き2階のトランスファーカウンターに行きます。
入国時にはパスポートを提示するだけで大丈夫です。
入国カードは2013年から不要になりました。
入国審査が完了しましたら、入国カードを渡されます。
入国カードはホテルのチェックインの時に必要でしたので、マカオを出国するまでは無くさないように気を付けてください。
続いて、預け荷物を受け取り、税関を通過します。特に申告するものがなければ、緑の申告なしのレーンを通過します。
マカオ国際空港の案内板には日本語表示もあります。
交通手段
到着後、マカオ半島やコタイへのアクセスにはいくつかの交通手段がありますので、一覧でまとめます。
交通手段 | 特徴 |
タクシー | タクシー乗り場は到着ロビーのすぐ外にあります。主要なホテルや観光地へ直行できます。 マカオのタクシーはリーズナブルですが、台数があまり多くないため、長蛇の列ができていました。 |
公共バス | 空港から市内各地への公共バスが運行されています。バス停はターミナルの外にあり、運行スケジュールやルートは事前に確認しておくと便利です。 マカオのバスはお釣りが出ませんので、小銭が必要です。 |
シャトルバス | コタイ地区のいくつかのホテルがシャトルバスを運行しています。 マカオ半島のホテルはシャトルバスがありませんので、ご注意ください。 |
LTR(澳門軽軌鉄路) | LRTの路線はコタイ方面のみになります。マカオ半島方面は南端のバラまでしか開通していません。 |
それぞれの乗り場ですが、空港から出てバスだけが左側、その他はすべて右側に乗り場があります。
案内板が分かりやすいので迷うことはないと思います。
マカオ訪問は3度目でしたが、マカオ国際空港を利用したのは初めてでした。
マカオ半島のホテルを利用しましたが、フェリーやバスターミナルのように空港にもホテル行きのシャトルバスがあると思っていましたが、マカオ半島のホテルはシャトルバスを運行しておらず、タクシーも長蛇の列でしたので、公共バスを利用してホテルまで行きました。
出国手続き
チェックイン
出発フロアは2階になります。各航空会社のカウンターでチェックイン手続きを行います。
マカオ航空を利用する場合は、オンラインチェックインをしていてもカウンターで発券して貰う必要があります。
マカオ国際空港は運行している便数が少ないので、チェックイン手続きはあまり混雑せず非常にスムーズです。
マカオ航空は出発予定時刻の2時間半前からチェックインが可能になります。
出国審査とセキュリティチェック
チェックインが終わったら、次は出国審査です。
パスポートと搭乗券をイミグレーションで渡します。
出国審査後はセキュリティチェックを受けて非制限エリアに出ます。
私が利用した時はチェックインから出国完了までの所要時間は15分弱でした。
トランジットの方法
バンコクのドンムアンからの帰国時にはマカオに入国せずにトランジットしました。ドンムアンからの便はターミナルビルに着きます。
飛行機を降りましたらトランスファーカウンターを目指しますが、これが非常に分かりづらいです。
小さな立て看板も出ていますが、上のサインを見ると更に先にあるような印象を与えます。実際大部分の人が先の入国審査場まで行ってしまい、戻ってきていました。
たまたまかもしれませんが、スタッフが1名しかおらず発券に非常に時間がかかりました。
ドンムアン - 成田便は、入国しない場合でもマカオまでしか発券してもらえず、マカオ国際空港でマカオ - 成田間の発券をしてもらう必要があります。
空港内の施設とサービス
飲食店とショッピング
マカオ国際空港はコンパクトな空港ですので、中華料理や軽食などの選択肢がありますが、飲食店やカフェは最低限のラインナップです。
また、免税店や土産物店もあり、マカオの特産品やお土産を購入することもできますが、選択肢が限られますので、お土産は市内で購入することをおすすめします。
フリーWi-Fi
空港全体で無料Wi-Fiが利用できるため、インターネット接続に困ることはありませんが、私が利用した時は速度は遅かったです。
利用方法は簡単で、アクセスポイントから"Airport-Free-WiFi"を選ぶだけです。
ATM・両替所・荷物預かり所
ATMや外貨両替所、荷物預かり所も完備されています。
到着後すぐに現地通貨を手に入れることができ、荷物を預けて身軽に行動することも可能です。
荷物預かり所は出発フロアにあり24時間営業ですので、トランジットで観光する際などに便利です。
仮眠スペース
乗継便を利用する場合は、空港での待ち時間が長くなることがあります。私が利用した時もトランジットで7時間を空港で過ごしました。
残念ながらマカオ国際空港には仮眠スペースはありませんが、十分な数の座席がありますので横になることも可能です。
マカオ国際空港は冷房が効いていてとても寒いので、トランジットの時間が長い場合は、ストールやブランケットを持参されることをおすすめします。
まとめ
マカオ国際空港は、そのコンパクトさと分かりやすい案内により、初めての利用者でも安心して利用することができます。市内へのアクセスも良好で、到着後すぐにマカオの魅力を堪能することができます。
事前に空港の情報を得ることでスムーズに旅行を楽しむことができますので、マカオを訪れる際は、ぜひこのガイドを参考にしてみてください。
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