海に浮かぶ絶景モスク!マラッカ海峡モスクの魅力と注意点

マラッカ海峡モスク マレーシア
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こんばんは、オヤジです。

マレーシアのマラッカを訪れるなら、ぜひ立ち寄ってほしい場所があります。それは、海に浮かんでいるかのような美しいモスク、「マラッカ海峡モスク(Masjid Selat Melaka)」です。

この記事では、ッマラッカ海峡モスクの魅力と訪問時の注意点についてご紹介します。

海に浮かぶ美しいモスク「マラッカ海峡モスク(Masjid Selat Melaka)」

マラッカ海峡モスクは、マラッカ海峡に面した人工島に建てられており、まるで海面に浮かんでいるかのような独特なデザインが特徴です。

マラッカ海峡モスク

白と青を基調とした美しい外観を持ち、メインドームは高さ30メートル、ミナレット(塔)は高さ50メートルと非常に堂々とした佇まいです。

モスクの名前は、マラッカ海峡に面していることから付けられました。当時の首相の発案で建設され、マレーシア国内外のイスラム教徒からの寄付によって約4年かけて2006年11月24日に完成しました。

マラッカ海峡モスクへのアクセス

マラッカ海峡モスクはPulau Melakaと呼ばれる人工島に位置しています。島と言っても、橋で繋がっており、陸路でアクセスが可能ですが、モスクの近くにはバス停や電車の駅はありません。

マラッカの旧市街からはかなり距離がありますので、タクシーかGrabで訪問するのが良いでしょう。

マラッカ海峡モスク正面
  • インフォメーション
  • 地図
住所JMasjid Selat, 75000, Melaka
営業時間月〜金:9:00〜20:00
土・日:9:00-10:30、14:30-16:15、17:30-18:30
※礼拝時間中は信者以外入場不可
休業日なし
入場料無料

マラッカ海峡モスクの見どころ

モスクに到着したら靴を脱いで内部や外周を見学します。必要に応じて、ローブやヒジャブを借りてください。

モスク自体は非常にコンパクトですので、内部は10分から15分ほどで見学できます。

マラッカ海峡モスク外周

モスク内の見学が終わったら、外周も見学しましょう。マラッカ海峡を一望できる展望コーナーもあります。マラッカ海峡にはタンカー船も行き交っており、肉眼ではっきりと見ることができます。

息をのむ夕暮れ時の絶景

モスクの観光が終わりましたらマラッカ海峡をバックにモスクの撮影が可能なフォトスポットに移動してください。

マラッカ海峡モスク

モスクの向かって正面から左側に進むとフォトスポットがあります。

日中も綺麗ですが、特におすすめの時間帯は夕暮れ時です。

マラッカ海峡モスク夜景

夕暮れ時にはその美しさが一層引き立ちます。茜色に染まる空と海、そしてライトアップされたモスクのコントラストが、まさに息をのむような美しさを醸し出します。

空が完全に暗くなった後も、ライトアップがさらに際立ち、幻想的な雰囲気が漂い続けます。

ベストなフォトスポットは非常に多くの人で混雑していますので、良い場所で撮影したい場合は日没の30分前には場所取りをすることをおすすめします。

私はサンセットまであと少しという時間まで待っていたのですが、突然雨が激しく降り始めましたので、夕暮れ時のライトアップされたモスクを見ることを断念して帰路につきました。

訪問時の注意点

マラッカ海峡モスクを訪れる際に、最も注意が必要なのは帰りの交通手段の確保です。マラッカの中心部からは車で10分以上離れており、モスクのあるエリアは少し孤立した場所にあります。

流しのタクシーもほとんど通っていませんし、Grabを利用しようとしてもドライバーがなかなか見つからず、私も10分ほど試しましたがつかまえられなかったため、歩いて戻りました。

さらに、モスクのある人工島は、夜間は非常に不気味な雰囲気になります。薄暗くひと気のない建物が建ち並び、まるで廃墟のようです。まれに車は通るものの、歩いている人はほとんどおらず、死角も多いため、あたりを警戒しながら移動する必要があります。特に女性の一人歩きは絶対に避けてください。

帰りの交通手段の確保のためには、下記の方法を検討するのが良いと思います。

  • 行きに使ったタクシーやGrabのドライバーと交渉して、そのまま待っていてもらう。
  • Grabがつかまるまでモスク横のレストランや休憩スペースで待つ。

また、マラッカ海峡モスクは現役の礼拝所であるため、下記の注意点にもご留意ください。

  • 見学時間: 一般観光客の見学は礼拝時間外に限られます。具体的な時間は日によって変動するため、事前に確認することをおすすめします。一般的には午前中(9:00~12:00頃)と午後(14:00~18:00頃)が見学可能な時間帯となることが多いですが、金曜日は集団礼拝のため見学が大幅に制限されるか、終日不可となる場合があります。
  • 服装: モスクは神聖な場所のため、肌の露出を避けた控えめな服装を心がけましょう。女性は肩や腕、脚を覆う服装が必要で、頭髪を覆うスカーフ(ヒジャブ)の着用が義務付けられています。男性も短パンやタンクトップなど肌の露出が多い服装は避けましょう。ヒジャブは入り口で貸し出しがあります。ドレスコードが合わない場合、女性も男性もドレスをモスクで借りることも可能です。
  • 土足厳禁: モスク内は土足厳禁なので、靴を脱いで入る必要があります。
  • マナー: 礼拝中は静かに見学し、騒いだりすることは控えましょう。モスク内では靴を脱いでください。信者の方々の邪魔にならないよう、見学ルートを守って観光しましょう。写真撮影は可能ですが、マナーを守って行う必要があります。

おまけ:マラッカのサンセット

沢木耕太郎さんの「深夜特急」の影響でマラッカといえば夕陽を思い浮かべる方も多いと思います。かくいう私もその一人です。

夕焼

私はマラッカ海峡モスクでは夕陽を見ることはできませんでしたが、帰路で辺り一面が真っ赤に染まる非常に美しい夕焼けを見ることができました。

次回訪問時にはマラッカ海峡に沈む夕陽をぜひ見たいと思います。

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まとめ

マラッカ海峡モスクは、海に浮かぶような独特のデザインと、夕暮れ時やライトアップ時の息をのむような美しさで知られる、マラッカ観光の中でも訪れる価値の高い絶景スポットです。

ただし、夕暮れ時に訪れる場合は、帰りの交通手段を事前にしっかりと確保しておくことが非常に重要です。Grabが捕まえにくいことや、夜間の人工島周辺の治安に注意が必要です。

ドレスコードやモスクでのマナーを守って訪れれば、美しい景色と共にイスラム文化に触れる貴重な体験ができるでしょう。世界文化遺産に登録されているマラッカの歴史的な街並みと合わせて、ぜひこの美しいモスクを訪れてみてください。

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