こんばんは、ムスコです。
クアラルンプール訪問時にThe St. Regis Kuala Lumpur (ザ・セントレジス・クアラルンプール) に宿泊しました。現存するホテルの中でも最高級ランクに位置づけられるホテルであり、有料の朝食を含め非常に快適な宿泊でした。
セントレジスについて
セントレジスは、世界最大のホテルグループであるマリオット・インターナショナルが展開するブランドです。数あるマリオットのホテルの中でも、「ザ・リッツ・カールトン」と並ぶ最高峰のラグジュアリーブランドに位置づけられています。1904年にニューヨークで創業したその歴史と格式は、マリオットのポートフォリオの中でも特別な輝きを放っています。
その最大の特徴は、全てのゲストに提供される24時間対応の「セントレジス・バトラーサービス」です。荷解きやパッキング、モーニングコール時のドリンクサービスなど、まるで専属の執事のように、お客様一人ひとりの要望にきめ細やかに応えてくれます。
また、ホテル発祥のカクテル「ブラッディマリー」や、夕刻に行われる「シャンパンサーベラージュ」といったブランド独自の伝統的な儀式(リチュアル)も有名です。
設備とサービス
The St. Regis Kuala Lumpurの設備とサービスを一覧でまとめます。
ホテルランク | ★★★★★ |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 12:00 |
喫煙/禁煙 | 全客室禁煙 |
冷蔵庫 | あり |
無料ミネラルウォーター | 2本 |
その他無料飲食物 | インスタントコーヒー、紅茶、チョコレート |
朝食 | あり(有料) |
電源コンセント | ユニバーサルタイプ |
USBポート | あり |
フリーWi-Fi | あり |
セーフティボックス | あり |
シャワー | あり |
シャワー温度調整 | 良 |
シャワー水圧 | 強い |
バスタブ | あり |
バスアメニティ | シャンプー、リンス、ボディソープ |
その他アメニティ | 歯ブラシ、シャワーキャップ、綿棒等 |
ウォシュレット | あり |
ヘアドライヤー | あり |
スリッパ | あり |
アイロン | あり |
有料ですが寿司屋を含む高級レストランがいくつか入っており、また無料でプールやジムも利用することができます。
KLセントラル駅に直結しており、徒歩5分ほどの距離にあります。加えてシャトルもあり、チェックアウトの際に依頼したところホテルから駅までシャトル(ミニバン)で送迎してもらえます。
今回は運良くアーリーチェックインが可能で、追加料金なしで8時に入室することができました。
館内の様子
チェックインカウンター
ホテルに入るとすぐフロントがあり、4か所専用のチェックインカウンターが用意されています。

チェックインの手続きに関しては座席に座りながら手続きを進めることができます。時間帯によっては混雑していることもありますが、基本的には4か所同時にチェックインを進めることができるので、とてもスムーズかつ高速なチェックインが可能です。
室内の様子
今回予約した部屋は「キング1台、シティビュー」になり、室内は寝室兼リビング、バスルーム、クローゼット(化粧室)で構成されています。

ベッドルーム兼寝室です。部屋全体は白とグレーを基調としたラグジュアリーな雰囲気です。キングベッドは十分な大きさで非常に快適なベッドです。

ベッド脇にあるボタンを使うことで、カーテンの開閉や部屋の明かりの調整が簡単にできます。

窓の外から見たシティービューです。セントレジスはリトルインディアとは反対側に位置しており、KLセントラル付近の緑豊かなシティービューを堪能できます。

キングベッド正面にはリビング兼ミニバーがあります。ミニバーは水を除き、基本的に有料です。一方で、丸テーブルにあるフルーツやチョコレートは無料でいただけます。

チョコレートはお皿を除き全てチョコレートからできています。ホワイトチョコレートや下部のゴールドチョコレートを含め非常に味わい深い濃厚な味をしています。お茶やコーヒー等に関してはオールインクルーシブとなっており、電話にて注文できます。

バスルームは洗面台・シャワールーム・トイレ・バスタブから構成されています。

向かって左側にバスタブがあります。バスタブに関してはラック等もあり、正面にはテレビもあります。スマホを見たり、本を読んだり、テレビを見たりと、ゆっくり快適に湯船に浸かって疲れを癒せます。

反対側にはシャワー室があります。固定型シャワーとハンドシャワーの二つがあり、簡単に切り替えができます。シャワーの水圧は強く、またお湯の温度も非常に快適な温度です。

トイレはウォシュレットが完備されています。東南アジアでよく見かけるハンドウォシュレットタイプではなく、日本と同じタイプのウォシュレットです。便器の蓋は自動で開閉し、また横にあるボタンで操作もできます。

バスルームの向かい側にはクローゼット(化粧室)があります。バスローブやドライヤー等はこの部屋にあります。ハンガーに関しても十分な数用意されています。
グラウンドフロアのレストラン
今回宿泊にあたり100ドルのバウチャーをもらいました。このバウチャーは3階の寿司屋では使用できませんでしたが2階にあるレストランで食事やドリンクを堪能できます。

今回はロブスター麺とシャンパンを頂きました。ワンタンミーに使われる麺をやや固めに茹でてあり、卵を使った餡で味付けされています。ロブスターの味もしみ込んでおり非常に濃厚でとてもおいしくいただきました。
朝食
朝食はマリオットの上級会員である場合無料で、別途支払う場合は130マレーシアリンギット (約4,400円) となります。

朝食はビュッフェ形式で提供されています。恐らく100品以上提供されており、一つ一つが非常に丹精を込めて作られています。

日本食はありませんでしたが、日本人でもおいしく頂ける味付けです。

注文形式の料理もいくつかあり、例えば卵料理 (目玉焼き、オムレツ、スクランブルエッグ) 等を具材を指定した上でその場で調理してもらえます。また、麺料理もその場で注文できます。

デザートやドリンクも充実しており、値段相応の料理を楽しむことができます。
セントレジス クアラルンプールの料金
料金は時期や部屋によって変動しますが、大体3万円から5万円から宿泊できます。今回は約4万円で宿泊し、かつ100ドルのバウチャーが付いてきたので、実質的に26,000円程度で宿泊できました。クアラルンプールのセントレジスは、他国に比べて宿泊料金が非常にリーズナブルで、特におすすめです。
その他サービス
セントレジスには専属のバトラーがおり、様々なサービスを提供してもらえます。例えば、定期的なベッドメイキングがあります。私がアリーチェックイン後に観光に行き部屋に戻ると、部屋のごみが回収されておりベッドメイキングされておりました。
また上述の通り、ホテルからKLセントラルまでの無料送迎もあります。チェックアウト後フロントの方にホテルシャトルに関して相談したところ、専用バンでKLセントラルまで送っていただきました。他のお客さんを待つことなく即座に出発してもらえます。
まとめ
一般的なホテルと比較すると非常に高価ですが、その一方で適切な施設及びサービスが提供されています。KLのセントレジスは他国の同じ系列のホテルと比較し、低価格で提要されていますので、ラグジュアリーな体験をしたい方はぜひ宿泊を検討してみてください。
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