こんばんは、オヤジです。
マカオ旅行を計画していると、「マカオに電車はあるの?」「空港から鉄道で移動できる?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
マカオには、日本の地下鉄やJRのように街全体を細かく結ぶ鉄道網はありません。ですが、空港やコタイ地区、タイパ方面を結ぶマカオLRTという都市鉄道があります。
この記事では、マカオLRTの乗り方、路線、料金まで、初めてマカオを旅行する方にも分かりやすく紹介します。
マカオに電車はある?
マカオには、香港のMTRや日本の地下鉄のように、市内を広くカバーする鉄道網はありません。その代わりに、都市鉄道として利用できるマカオLRTがあります。
マカオLRTは、正式には「澳門軽軌鉄路」と呼ばれる新交通システムです。英語では「Macao Light Rapid Transit」と表記されます。
現在のマカオLRTは、主にタイパ島、コタイ地区、マカオ国際空港、タイパフェリーターミナル、媽閣方面を結んでいます。
観光客にとっては、特に空港からコタイ地区へ移動するときに便利な交通手段です。高架区間が多く、車窓からコタイ地区の大型ホテル群やマカオらしい景色を眺められるのも特徴です。
一方で、セナド広場や聖ポール天主堂跡など、マカオ半島中心部の世界遺産エリアを細かく回るには、LRTだけでは少し不便です。
そのため、マカオLRTは「マカオ観光をすべてカバーできる電車」というより、空港・タイパ・コタイ方面の移動に便利な鉄道と考えてください。
マカオLRTの路線
マカオLRTには複数の路線があります。

旅行者がまず押さえておきたいのはタイパ線です。
タイパ線|旅行者が一番使いやすいメイン路線
タイパ線は、マカオLRTの中でも旅行者にとって最も使いやすい路線です。

マカオ国際空港、タイパフェリーターミナル、コタイ地区、媽閣方面を結んでいます。特に、空港からコタイ地区の大型ホテルへ移動する場合、LRTは分かりやすい選択肢になります。
マカオのバスは路線が多く、初めてだと少し分かりにくいことがあります。その点、LRTは駅と進行方向を確認すれば乗りやすいため、マカオを初めて訪れる観光客にも使いやすい交通手段です。
石排湾線|短期旅行者の利用頻度は低め
石排湾線は、タイパ線から分岐して石排湾方面へ向かう路線です。
ローカルエリアへのアクセスには便利ですが、一般的な短期のマカオ旅行では、利用する機会はほぼないと思います。
初めてのマカオ旅行であれば、まずはタイパ線を中心に考えれば十分です。
横琴線|中国本土側へ向かう人向け
横琴線は、マカオと中国本土側の横琴方面を結ぶ路線です。
横琴口岸方面へ移動する人には便利ですが、マカオ市内観光だけを考えている旅行者にとっては、利用機会はありません。
中国本土側へ移動する予定がある方は覚えておくと便利です。
マカオの電車で行ける場所
マカオLRTは、マカオ全体を網羅しているわけではありません。ただし、下記のエリアを訪れる際には、アクセスしやすいです。
マカオ国際空港
マカオ国際空港には、LRTの駅があります。そのため、空港に到着してからLRTを使ってコタイ地区やタイパ方面へ移動することができます。

ただし、コタイやタイパ方面のホテルを取っていても、荷物が多い場合やホテルの入口まで直接行きたい場合は、タクシーの方が楽なこともあります。
LRTは運賃が安く、駅も分かりやすい一方で、駅からホテルの入口まで少し歩く場合があります。大きなスーツケースを持っている場合は、駅からホテルまでの距離を確認してから利用すると安心です。
コタイ地区の大型ホテル
コタイ地区は、マカオを代表する大型リゾートホテルが集まるエリアです。

ベネチアン、パリジャン、ロンドナー、スタジオ・シティなど、カジノホテルやショッピングモールが並ぶエリアで、マカオらしい華やかな雰囲気を楽しめます。
LRTを使えば、コタイ地区周辺の駅まで移動できます。
ただし、コタイ地区のホテルは、とにかく敷地が広いです。駅から近く見えても、実際にはホテルの入口やフロントまで、さらに歩くことがあります。
特に初めて訪れる方は、Googleマップなどで駅からホテルまでの徒歩ルートを事前に確認しておくと安心です。
タイパフェリーターミナル
香港や深セン方面からフェリーでマカオへ入る場合、タイパフェリーターミナルを利用するケースがあります。
タイパフェリーターミナルにもLRTの駅があるため、フェリー到着後にコタイ地区や空港方面へ移動しやすいです。
フェリーとLRTを組み合わせれば、タクシーを使わずにホテル周辺まで移動できる場合もあります。
香港経由でマカオに入る方にとっても、LRTは覚えておくと便利な移動手段です。
媽閣・マカオ半島南部
マカオLRTを使えば、媽閣方面へもアクセスできます。

媽閣廟を訪れる場合や、マカオ半島南部へ移動したい場合に便利です。
ただし、セナド広場や聖ポール天主堂跡など、マカオ半島中心部の観光スポットへ行く場合は、LRTの駅からさらに徒歩、バス、タクシーを組み合わせる必要があります。
マカオLRTの乗り方
マカオLRTの乗り方は難しくありません。基本的な流れは、日本の電車と似ています。

マカオLRTの通常の乗車券は、トークン形式になっていますので、乗車時にはトークンを改札機にタッチし、降車時はトークン専用の投入口に入れます。
トークンは、自動券売機またはカスタマーサービスセンターで購入できますが、支払い方法には注意が必要です。
公式サイトによると、自動券売機では現金とLRTカードが利用でき、カスタマーサービスセンターでは現金、クレジットカード、Simple Pay、Alipay、WeChat Payなどに対応しています。
マカオパス
LRTを中心に移動する予定がある方は、マカオパスを購入しておくのもおすすめです。
マカオパスは、日本のSuicaやPASMOのようなチャージ式のICプリペイドカードです。改札の読み取り機にタッチするだけで、スムーズに乗り降りできます。
また、通常の乗車券よりも運賃が割引になるため、LRTを何度か利用する場合にはお得に利用できます。
マカオLRTの車内の様子
マカオLRTの車内は新しく、非常に綺麗です。

座席にはクッションがないため、座り心地が良いとは言えませんが、LRTの路線は短いため、長時間乗ることはあまりなく、それほど気にならないと思います。ならないと思います。
車内では飲食が禁止されていますので、ご注意ください。
マカオLRTの料金
マカオLRTの料金は乗車する駅数によって変わりますが、比較的リーズナブルです。
通常の運賃は以下のとおりです。
- 3駅以下:6パタカ(約116円)
- 4〜6駅以下:8パタカ(約155円)
- 7〜9駅以下:10パタカ(約194円)
- 10駅以上:12パタカ(約233円)
マカオパスを利用すると、通常運賃から半額になる割引運賃が設定されています。
短期旅行者の場合、LRTを数回だけ使うならトークンでも問題ありませんが、マカオ滞在中にLRTやバスを中心に移動する予定であれば、マカオパスを利用した方が便利です。
マカオLRTを使うときの注意点
マカオLRTは便利ですが、使う前に知っておきたい注意点もあります。
LRTだけでマカオ観光は完結しない
すでに触れたように、マカオLRTは、空港・タイパ・コタイ方面の移動には便利です。しかし、マカオ半島中心部の観光スポットを細かく回るには、LRTだけでは不十分です。
セナド広場や聖ポール天主堂跡へ行く場合は、マカオ半島側のLRT駅からバスやタクシー、徒歩での移動を組み合わせる必要があります。
駅からホテル入口まで歩くことがある
コタイ地区のホテルは、外から見ると駅に近く感じても、実際には入口やフロントまで距離があることがあります。
大型ホテルは建物自体が大きく、ショッピングモールやカジノを通って移動することもあります。
スーツケースを持っている場合や、暑い時間帯に移動する場合は、駅からホテルまでの距離を事前に確認しておきましょう。
悪天候時は運行情報を確認する
マカオは台風の影響を受けることがあります。悪天候時には、LRTやバスなど公共交通の運行状況が変わる可能性があります。
台風シーズンに旅行する場合は、出発前や移動前に最新の運行情報を確認しておくと安心です。
マカオLRTはこんな旅行者におすすめ
マカオLRTは、すべての旅行者に必須というわけではありません。
ただし、以下のような方には、便利な移動手段です。
・マカオ国際空港からコタイ地区へ移動する方
・タイパやコタイを中心に観光する方
・マカオの電車に乗ってみたい方
・バスよりも分かりやすい移動手段を使いたい方
・マカオパスを持っている方
・交通費を抑えたい方
一方で、次のような方は、LRTよりもタクシーやバスを使った方が便利な場合があります。
・セナド広場や聖ポール天主堂跡など世界遺産地区だけを観光する方
・ホテルから目的地まで直接移動したい方
・荷物が多い方
・徒歩での移動をできるだけ避けたい方
・短時間で効率よく観光したい方
マカオLRTは、旅行中の移動をすべて解決してくれる万能な交通手段ではありませんが、空港やコタイ方面の移動ではかなり使いやすい交通手段です。
まとめ
マカオLRTは運行エリアが限られているため、万能の交通手段ではありませんが、うまく利用することで、快適かつリーズナブルにマカオ旅行を楽しめます。
特に、マカオ国際空港、タイパフェリーターミナル、コタイ地区、媽閣方面への移動では分かりやすく便利です。
マカオ旅行で空港・タイパ・コタイ方面へ移動する際は、ぜひLRTも選択肢に入れてみてください。



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