こんばんは。オヤジです。
香港を訪れたら、一度は本場のお粥を食べてみたいという方も多いのではないでしょうか。
香港のお粥にはさまざまな種類がありますが、今回食べてみたのが、注文を受けてから具材を加えて仕上げる「生滾粥」です。
訪れたのは、香港島の大坑(タイハン)にある「康記粥店」。現在は「新康記粥店(New Hong Kee)」として営業している、昔ながらの粥店です。
生滾粥は注文してから仕上げるため、提供まで少し時間がかかります。さらに、運ばれてきた粥は驚くほど熱々。なかなか冷めないので食べるのにも時間がかかりましたが、具材の旨味がしっかりと感じられ、とても美味しいお粥でした。
この記事では、康記粥店へのアクセスや店の雰囲気、生滾粥を実際に食べてみた感想などを紹介します。
康記粥店(新康記粥店)とは?
康記粥店は、香港島の大坑で長年営業してきた昔ながらの粥店です。
旧店舗は大坑の京街11號にありましたが、2016年に一度閉店。その後、すぐ近くの京街9號に移転し、「新康記粥店」として営業を再開しました。
現在のGoogleマップでは「New Hong Kee」と表示されています。
昔からお粥のほか、腸粉や油條など、香港の朝食ではおなじみの料理を楽しめる店として知られています。
香港には観光客にも有名なお粥専門店がいくつもありますが、康記粥店がある大坑(Tai Hang)は比較的ローカルな雰囲気が残るエリアです。
観光客向けに整えられたレストランではありません。地元のお客さんが普段使いする香港らしい粥店を体験したい方に向いていると思います。
康記粥店の場所・アクセス
康記粥店のある大坑は、MTRの銅鑼湾駅や天后駅からもアクセスしやすく、高層ビルが並ぶ香港の中心部とは少し違った街並みを楽しめるエリアです。
周辺を散策しながら、朝食や軽めの食事に立ち寄るのも良いと思います。
- 基本情報
- 地図
| 店名(中国語) | 康記粥店(新康記粥店) |
| 店名(英語) | New Hong Kee |
| 住所(中国語) | 香港大坑京街9號地下 |
| 住所(英語) | 9 King Street, Tai Hang, Hong Kong |
| 電話番号 | +85254023598 |
| 営業時間 | 7:00〜21:00 |
| 定休日 | 火曜日 |
康記粥店の店内と雰囲気
店内は、香港に昔からあるローカルな粥店らしい雰囲気です。

店内はあまり広くなく、テーブルが4卓あるだけです。
私たちが食事をしている間にも、多くの地元の方が来店しましたが、全員がテイクアウトしていました。お店で食べるのではなく、職場や家に持ち帰って食べる方が多いようです。
このようなローカル店で食事をするのも香港旅行の楽しみの一つですが、慣れていないと少し入りづらいかもしれません。
しかし、お店の方は非常に気さくなので、それほど心配する必要はありません。
康記粥店のメニュー
康記粥店では、お粥を中心に、腸粉や油條など、香港の朝食ではおなじみのメニューを楽しめます。

以前ご紹介した忠記粥店では「即熟粥(そくじゅくがゆ)」の艇仔粥を注文しましたので、今回、このお店では「生滾粥(せいこんがゆ)」を注文することにしました。
香港のお粥は、調理方法によって「生滾粥」と「即熟粥」に分けて考えることができます。
生滾粥は、注文を受けてから生の魚や肉などを粥に加え、火を通して仕上げるスタイルです。具材を煮る工程があるため提供まで少し時間がかかりますが、その分、魚や肉などの旨味が粥にしっかりとなじみます。
一方の即熟粥は、あらかじめ火を通した具材や、そのまま加えられる具材を完成した粥と合わせて仕上げるスタイルです。
生滾粥と比べると調理にかかる時間が短く、比較的すぐに提供されるのが特徴です。
生滾粥には魚や牛肉、豚肉、豚レバーなど、さまざまな具材を使ったものがありますが、私は豚レバー入りのものを注文しました。

妻が注文したのは、鶏肉が入った即熟粥です。
お粥に加えて豆乳を1杯注文し、合計はHK$85(約1,739円)でした。
生滾粥の感想
生滾粥は、即熟粥とは違い、注文を受けてから具材を加えて仕上げるため、提供されるまで少し時間がかかります。
急いでいると少し長く感じるかもしれませんが、できたてのお粥を食べられると思えば、この待ち時間も生滾粥ならではのものです。
しばらく待っていると、出来上がった生滾粥が運ばれてきました。
とにかく熱々!食べるときは要注意
運ばれてきた生滾粥を食べてみて驚いたのが、その熱さです。
とにかく熱々。

少し冷ましてから食べようと思っても、なかなか冷めません。
慌てて食べると口の中をやけどしてしまいそうなので、少しずつ時間をかけていただきました。食べるのに時間がかかりましたが、生滾粥そのものはとても美味しかったです。
なめらかなお粥に具材の旨味が加わり、シンプルながらしっかりと味わいがあります。
熱々なので少しずつ食べることになりますが、それも含めて生滾粥らしい体験です。
香港ではこれまでにもさまざまなお粥を食べてきましたが、注文してから仕上げる生滾粥は、即熟粥とはまた違った魅力がありました。
ただし、提供まで少し待ち、さらに食べるのにも時間がかかるため、生滾粥を食べるのであれば時間に余裕を持って訪れたほうが良いと思います。
特に朝食として利用したあと、すぐに空港へ向かうなど、時間が決まっている場合には注意してください。
支払い
支払いにはクレジットカードは使えません。
私は現金で支払いましたが、地元の方の中にはスマートフォンで支払っている方もいました。ただし、どの決済方法を利用していたのかは確認できませんでした。
康記粥店に限りませんが、香港のこうした昔ながらの店では、支払い方法が限られる場合もあるため、現金を用意しておくと安心です。
まとめ
今回は、香港島の大坑にある「康記粥店(新康記粥店)」を紹介しました。
康記粥店ではさまざまなお粥を楽しめますが、今回試したのは注文してから具材を加えて仕上げる「生滾粥」です。
提供まで少し時間がかかり、運ばれてきたお粥も驚くほど熱々だったため、食べ終わるまでにも時間がかかりました。
それでも、熱々のお粥には具材の旨味がしっかりと感じられ、とても美味しかったです。
また、完成した粥に具材を合わせる即熟粥とは違い、注文後に具材に火を通して仕上げるのも生滾粥ならではの特徴です。
観光客向けのレストランとは少し違う、昔ながらの香港の粥店を体験できるのも魅力です。
香港で即熟粥とはひと味違う生滾粥を食べてみたい方は、大坑を訪れた際に康記粥店へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。



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