こんばんは、オヤジです。
2026年5月のゴールデンウィークのインド旅行では、エア・インディアのビジネスクラスを利用して羽田-デリー間を往復しました。
利用したのは、往路が羽田発デリー行きのAI357便、復路がデリー発羽田行きのAI358便です。
航空券はANAマイルを利用した特典航空券で、必要だったのは60,000マイル+26,210円です。長距離路線のビジネスクラスとしては、非常にリーズナブルに利用することができました。
実際に搭乗してみると、羽田空港では搭乗案内がやや混乱していたり、デリーでは家族連れの席替えで機内が慌ただしかったりと、少し気になる場面もありました。
一方、機内ではウェルカムドリンクから始まり、おしぼりやミネラルウォーターのサービスも細やかで、客室乗務員の対応は想像していた以上に良く、全体として満足度の高いフライトでした。
この記事では、ANAマイルでの航空券予約、羽田・デリー空港でのチェックイン、ラウンジ、機内食、サービスなど、エア・インディアのビジネスクラスを実際に利用した様子を紹介します。
エア・インディアについて
「エア・インディア(Air India)」は、インドを代表するフルサービスキャリアで、IATAコードはAIです。
日本発着では、今回利用した羽田-デリー線に加え、2026年6月15日から羽田-ムンバイ線を週4往復運航しています。
また、エア・インディアはスターアライアンス加盟航空会社ですので、エア・インディア便の搭乗マイルをANAマイルに積算したり、ANAマイルを使って提携航空会社特典航空券を発券したりできます。
今回利用したのはAI357便とAI358便
今回のインド旅行では、往路・復路ともにエア・インディアのビジネスクラスを利用しました。
| 便名 | 出発 | 到着 |
|---|---|---|
| AI357 | 羽田 11:50発 | デリー 17:30着 |
| AI358 | デリー 20:10発 | 羽田 翌7:55着 |
フライト時間の長い路線ですので、ビジネスクラスでしっかり休めるのは大きなメリットです。
特に復路はデリーから日本へ向かう長時間の夜間フライトになるため、現地を歩き回った旅行最終日にビジネスクラスを利用できるのは助かりました。
航空券はANAマイルで予約
今回は、ANAマイルを使って特典航空券を予約しました。
ゴールデンウィーク期間でしたが、エア・インディアの提携航空会社特典航空券はシーズンによる必要マイル数の変動がなく、60,000マイル+26,210円で予約できました。
長距離国際線のビジネスクラスをこのマイル数と負担額で利用できたことを考えると、個人的にはかなりお得な特典航空券だったと思います。
ANAマイルでANA便の日本-デリー往復ビジネスクラスを予約する場合、レギュラーシーズンは85,000マイル、ハイシーズンは95,000マイル必要です。
エア・インディアというと、ANAやJALと比べると日本では馴染みが薄く、予約する際に「サービスは大丈夫だろうか」と少し気になる方もいるかもしれません。
私自身も実際に乗るまでは気になる部分がありましたが、少なくとも機内でのサービスについては良い意味で予想を裏切られました。
羽田空港での流れ
チェックイン
まずは、羽田空港でのチェックインの様子からお伝えします。
私が利用した際、エア・インディアの通常のチェックイン開始は出発予定時刻の3時間前からでした。

ただし、ビジネスクラスは少し早めに受付が始まっており、エコノミークラスより先にチェックインすることができました。
チェックインの際には、パスポートだけでなくインドのe-Visaも確認されました。プリントアウトするか、スマートフォンなどですぐに表示できるよう、事前に準備しておくとスムーズです。

一方、チェックイン開始となる出発3時間前の時点で、エコノミークラスのカウンターにはすでにかなり長い列ができていました。
エア・インディアを利用する場合、特にエコノミークラスではチェックインに時間がかかる可能性がありますので、少し余裕を持って羽田空港へ到着しておくことをおすすめします。
羽田空港ではANAラウンジを利用
チェックインを終えた後はラウンジへ向かいます。
今回利用したのはANAラウンジです。
ラウンジの利用に関してはプチトラブルがありました。エア・インディアのチェックインカウンターでは、なぜかJALの「サクララウンジ」を案内されました。
「エア・インディアはスターアライアンスなのになぜ?」と思いながらサクララウンジに行ったところ、エア・インディア利用者はANAラウンジを利用するとの案内を受けました。
エア・インディアのチェックインカウンターは外部委託しているようでしたので、対応してくれた方が単純に間違えたのだと思います。
羽田空港での搭乗
ラウンジで過ごした後は搭乗ゲートへ向かいます。

ここで少し気になったのが、搭乗時のオペレーションです。
私が利用した際は搭乗開始についての案内が十分とはいえず、いつ、どのグループから搭乗するのかが分かりにくい状態でした。
搭乗ゲート周辺には多くの乗客が集まり、スタッフも対応に追われている様子で、搭乗開始前後はやや混乱した印象を受けました。
ビジネスクラスなので搭乗までスムーズに進むことを期待していましたが、このあたりはもう少し分かりやすく案内してもらえるとありがたいところです。
インディラ・ガンディー国際空港での流れ
チェックイン
帰国時は、インディラ・ガンディー国際空港からAI358便を利用しました。私が利用したAI358便では、出発4時間前からチェックインが始まりました。

インディラ・ガンディー国際空港は非常に大きく、出国審査やセキュリティチェックにも時間がかかることがあります。そのため、チェックイン開始時間を目安に、空港へ向かうのがおすすめです。
インディラ・ガンディー国際空港では、空港のターミナルに入ることができるのは、出発予定時刻の4時間前からです。あまり早く到着するとターミナルに入れないため、注意が必要です。
ビジネスクラス専用の出国審査・セキュリティチェック
ビジネスクラスを利用して便利だったのが、出国時の動線です。

私が利用した際は、ビジネスクラス利用者向けの出国審査・セキュリティチェックの優先レーンを利用することができました。
一般のレーンに並ぶ必要がなく、出国審査からセキュリティチェックまで非常にスムーズでした。
利用者の多いインディラ・ガンディー国際空港では、待ち時間を短縮できるだけでもビジネスクラスを利用する大きなメリットだと感じました。
出国後はエア・インディアのマハラジャラウンジを利用しましたが、こちらの体験記は後日記事にします。
搭乗開始
AI358便では、出発予定時刻の約1時間前という、かなり早い時間から搭乗が始まりました。

羽田とは違い、グループごとの列が整理されており、混乱はありませんでした。
機材と設備
AI357、AI358ともに、今回のフライトではBoeing 787-9(B789)が使用されていました。

機材は2024年11月にエア・インディアに統合されたビスタラ塗装のものでした。
エア・インディアの羽田-デリー線は、2026年2月14日からBoeing 787-9に機材が変更されており、過去の搭乗記とは座席などが異なっています。
今回搭乗したB789の設備について、以下の表にまとめます。
| 使用機材 | Boeing 787-9 |
| 座席配置 | 1-2-1 |
| リクライニング | フルフラット |
| シートピッチ | 約44インチ(約112cm) |
| シート幅 | 約20インチ(約51cm) |
| ヘッドレスト | あり |
| レッグレスト | あり |
| フットレスト | あり(フルフラット時は足元のスペースと一体化) |
| モニター | 18インチ |
| 機内エンターテイメント | 充実している |
| 読書灯 | あり |
| 電源 | あり |
| USBポート | あり |
| 機内Wi-Fi | あり、今回は利用できなかった |
| ブランケット | あり |
| スリッパ | あり |
機内の様子
実際に搭乗した際の座席や機内の様子を紹介します。
座席と設備
ビジネスクラスは、全席通路アクセスが可能な1-2-1配列のスタッガード式です。

もちろん座席はフルフラットになります。


座席には、アメニティセット、枕、ブランケット、そして就寝時用の掛け布団が用意されていました。
搭乗後しばらくすると、客室乗務員に衣類のサイズを聞かれ、パジャマが提供されました。
往路は昼間の便であったにもかかわらず、パジャマが用意されており驚きました。パジャマは持ち帰ることができるため、往復で2セットいただきました。

モニターも18インチと大きく、エンターテイメントも充実しています。
日本の映画やドラマはあまり多くなかったものの、ハリウッドからインド映画まで幅広いラインナップでした。特にハマったのがボリウッド映画です。想像以上に面白く、往復で4本も見てしまいました。
インドならではの慌ただしさ!?
ゴールデンウィークということもあり、往路では日本人の乗客もちらほら見かけましたが、復路のビジネスクラスはほぼインド人でした。
復路は家族・親戚旅行での乗客が多く、「家族で近くに座りたい」といった席替えの相談があちこちで発生していました。私も2回席を変更しました。
客室乗務員も座席の調整に追われ、搭乗直後は誰がどこに座って良いのか分からないような場面もあり、なかなかのカオス状態でした。
インド便は、ベジタリアンミールを選んでいる乗客も多く、席替えによって配膳先の確認にも手間取っている様子でした。
こうした光景は、日本の航空会社ではあまり見かけないように思います。
機内サービス
ウェルカムドリンク
座席に着いてしばらくすると、まずウェルカムドリンクが提供されます。
往路に用意されていたのはオレンジジュース、マンゴージュース、シャンパンの3種類です。インドの航空会社らしくマンゴージュースが用意されているのが面白いところです。

往路ではシャンパンを選択。復路はシャンパンがなかったため、オレンジジュースをお願いしました。
冷たいおしぼりと温かいおしぼりを選べる
ウェルカムドリンクの後には、おしぼりが配られます。
少し珍しいと感じたのが、冷たいおしぼりと温かいおしぼりのどちらかを選べることです。その日の気温や好みに合わせて選べるのは、ちょっとしたことですが嬉しいサービスです。
おしぼりはこのときだけではなく、食事や軽食の前後などにも提供されました。
長時間のフライトでは、こうした細かなサービスが意外とありがたく感じます。
ミネラルウォーターもこまめに補充
今回特に好印象だったのが、客室乗務員の気配りです。
座席にはミネラルウォーターが用意されていますが、飲み終わると、こちらからお願いしなくても新しい水を持ってきてくれました。
長時間フライトでは寝ている時間も長くなるため、水分をこまめに摂れるのはありがたいところです。
何か必要になるたびに客室乗務員を呼ぶ必要もなく、機内をよく見ながらサービスしている印象を受けました。
搭乗時のオペレーションなどには少し不安を感じましたが、機内に入ってからのサービスについてはかなり好印象です。
機内食
安定飛行に入るとおしぼりが配られ、その後、ドリンクとおつまみが提供されます。

私はシャンパンを選択しました。
食事は、離陸後1時間ほど経った時のメインの食事と、到着前の軽食の2回です。
エア・インディアということでインド料理を楽しみにしている方も多いと思いますが、ビジネスクラスでは食事そのものだけでなく、ドリンクを含めた一連のサービスをゆっくり楽しむことができます。
羽田 - デリーAI357便の機内食
まずはメインの機内食を紹介します。

前菜はスモークサーモンを使ったサラダです。サーモンとサワークリームの組み合わせが絶妙で、とても美味しくいただきました。

メインは、「バターチキンカレー」と「ブラウンオニオン・プラオ」を選択しました。付け合わせには「ダル・カレー」や「きゅうりとミントのライタ」も添えられていました。
カレーはさほど辛くなく、日本人にも合う味付けでした。

到着前の軽食はチキンのサンドウィッチです。チキンがたっぷり入っており、非常に美味しかったです。
ドリンクはインド航空会社ならではのチャイをいただきました。
羽田 - デリーAI357便の機内食
復路は、先ほど触れた席替えの影響もあり、機内食が出るまで2時間ほどかかりました。

前菜は、グリルした海老に、ブラッドオレンジとピリッとしたルッコラを合わせたサラダです。海老はプリプリとした食感で、美味しくいただきました。
メインは、ラージャスターン風のラムカレー「ラール・マース」を選択しました。

付け合わせには、じゃがいも料理「メティ・アルー」、豆料理「ダル・タドカ」、「きゅうりとミントのライタ」が添えられていました。
ラール・マースは非常に辛い料理と聞いていましたが、実際に食べてみると想像していたほど辛くなく、辛さは抑えめに感じました。
往路でも提供されましたが、ヨーグルトベースのライタはとても爽やかな味わいで、食事の合間の口直しにぴったり。スパイスの効いた料理との相性も良く、良いアクセントになっていました。
インドのミルクプリン「フィルニ」をベースに、バラの花びらのジャム「グルカンド」とホワイトチョコレートを合わせたデザートです。タルトの上にはピスタチオなどが添えられており、見た目にもインドらしさを感じる一品でした。
到着前の軽食は、ボリウッド映画を見すぎて睡眠時間が確保できなかったため、パスしました。
エア・インディアのサービスは想像以上に良かった
今回エア・インディアを利用して、最も印象が変わったのが機内サービスでした。
羽田空港での搭乗案内や、デリー発便での座席変更のやり取りなど、地上では少し大らかというか、慌ただしさを感じる場面があります。
一方、機内ではウェルカムドリンク、おしぼり、食事、軽食とサービスが続き、ミネラルウォーターがなくなればこちらから依頼しなくても補充してくれました。
客室乗務員の対応も丁寧で、サービス面については日系の航空会社と遜色がないレベルで満足のできるものでした。
地上でのオペレーションと機内サービスには、良い意味でギャップを感じました。
まとめ
今回は、エア・インディアのビジネスクラスで羽田-デリー線のAI357便とAI358便を利用しました。
ゴールデンウィーク中の旅行でしたが、ANAマイルを使った特典航空券なら60,000マイル+26,210円で、長距離国際線のビジネスクラスを利用することができました。
復路では席替えなどで多少の慌ただしさはありましたが、実際に利用してみると機内サービスの満足度は高く、良い意味で期待を裏切られました。
羽田-デリー線でビジネスクラスを利用する際には、十分魅力的な選択肢だと思います。





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