こんばんは。オヤジです。
香港国際空港は、キャセイパシフィック航空の本拠地ということもあり、空港内には複数のキャセイラウンジがあります。
2026年4月の香港旅行で今回利用したのは、その中でも規模が大きく、キャセイを代表するビジネスクラスラウンジである『The Pier, Business(ザ・ピア ビジネス)』です。
香港らしい料理を楽しめるヌードル・バーをはじめ、フードホールやバー、シャワー、リラクゼーションルームなど設備も充実しています。
ただし、香港国際空港にはThe Pier以外にも「The Deck(ザ・デッキ)」や「The Bridge(ザ・ブリッジ)」があり、「どのラウンジを利用すればよいのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、香港国際空港にあるキャセイラウンジの違いを整理したうえで、The Pier ビジネスクラスラウンジの場所や食事、設備などを詳しく紹介します。
香港国際空港にあるキャセイラウンジ
香港国際空港には、キャセイパシフィックが運営するラウンジが複数あります。

2026年10月現在、ビジネスクラス利用者などが対象となるラウンジは、主に「The Deck」「The Bridge」「The Pier, Business」の3か所です。
| ラウンジ | 場所 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| The Deck | 6番ゲート付近 | 開放感のあるThe Terrace、ヌードル・バー |
| The Bridge | 35番ゲート付近 | ヌードル・バー、フードホール、バー、シャワー |
| The Pier, Business | 65番ゲート付近 | 大規模、ヌードル・バー、フードホール、リラクゼーションルーム、シャワー |
このほか、ファーストクラス向けには「The Wing, First」と「The Pier, First」があります。
「The Wing, Business」は大規模なリニューアル工事のため、2026年10月現在は閉鎖されています。
The Deck・The Bridge・The Pierの違い
それぞれのラウンジには特徴がありますが、どこを利用するかを決める際に重要なのが「搭乗ゲートの場所」です。
The Deckは6番ゲート付近にあるため、出国審査場から比較的アクセスしやすいのが特徴です。また、また、「The Terrace」と呼ばれる屋根のない開放的なバルコニーがあり、飛行機を眺めながら過ごすことができます。
The Bridgeは35番ゲート付近。ターミナルの中央付近に位置しており、2025年にリニューアルオープンしたラウンジです。ヌードル・バー、フードホール、バー、シャワーなどを備えています。
今回紹介するThe Pierは65番ゲート付近とかなり奥にありますが、キャセイが「最大のラウンジ」と紹介しているだけあって、広いスペースと充実した設備が魅力です。
また、The Pierには他のキャセイラウンジにはない、本格的なお茶を楽しめる「The Teahouse」があります。
The Teahouseは2026年10月4日から改修のため一時閉鎖されています。
時間に余裕があり、ゆっくり食事をしたり休憩したりしたい場合は、The Pierはぜひ候補に入れたいラウンジです。
一方、搭乗ゲートが一桁台などターミナルの手前側にある場合は、移動時間も考慮したほうがよいでしょう。
キャセイラウンジの利用条件
香港国際空港にあるキャセイパシフィックのラウンジは、主にキャセイパシフィックやoneworld加盟航空会社のファーストクラス・ビジネスクラス利用者、対象となる上級会員が利用できます。
The Pier Businessをはじめとするビジネスクラスラウンジの場合、代表的な利用条件は以下の通りです。
- キャセイパシフィックのビジネスクラス利用者
- oneworld加盟航空会社のビジネスクラス利用者
- oneworldサファイア会員
- oneworldエメラルド会員
- キャセイの対象となる上級会員やラウンジ・パス保有者
oneworldサファイアまたはエメラルド会員の場合は、原則として搭乗クラスにかかわらず、oneworld加盟航空会社が運航・販売する便で出発する際にビジネスクラスラウンジを利用できます。
また、サファイア・エメラルド会員は同行者1名もラウンジへ招待できます。同行者についても、oneworld加盟航空会社が運航・販売する便を利用していることが条件です。
ファーストクラスラウンジについては利用条件が異なります。対象となるファーストクラス利用者やoneworldエメラルド会員などが利用でき、サファイア会員は通常、ビジネスクラスラウンジまでの利用となります。
The Pier ビジネスクラスラウンジの場所
The Pier ビジネスクラスラウンジがあるのは、香港国際空港ターミナル1の65番ゲート付近です。

出国審査を終えてすぐの場所ではなく、ターミナルのかなり奥に位置しています。65番ゲート付近まで来るとThe Pierの案内があり、エスカレーターで6階へ下ります。
すぐ近くの63番ゲート付近には「The Pier, First」もあります。こちらはファーストクラスラウンジですので、入口を間違えないようにしましょう。

エスカレーターを降り、回り込むように進むとラウンジのエントランスがあります。係員に搭乗券を提示すれば、入室手続きをしてもらえます。
The Pier ビジネスクラスラウンジとは?
「The Pier, Business」は、香港国際空港ターミナル1にあるキャセイパシフィックのビジネスクラスラウンジです。
キャセイ公式サイトでは、同社が運営するラウンジの中でも最大のラウンジとして紹介されています。

一般的な空港ラウンジというよりも、レストランやバー、ティーハウス、休憩スペースなどが一つの大きな空間に集まったような造りになっているのが特徴です。
The Pier Businessの基本情報
| ラウンジ種別 | 航空会社ラウンジ |
| 営業時間 | 5:30~0:30 |
| プライオリティ・パス | 不可 |
| 座席数 | 550席 |
| マッサージチェア | なし |
| 仮眠室 | リラクゼーションルームあり |
| 喫煙室 | なし |
| キッズルーム | なし |
| ロッカー | 荷物預かりあり |
| トイレ | あり |
| シャワー | あり |
| フリーWi-Fi | あり |
| 電源 | あり(BFタイプ) |
| USBポート | あり(Type-A) |
| 通話ブース | なし |
| 新聞・雑誌 | あり |
| 食事 | あり |
| ソフトドリンク | あり |
| アルコール | あり |
| スパークリングワイン/シャンパン | あり |
ラウンジ内の様子
The Pierの中に入ると、一般的な空港ラウンジとは少し違った落ち着いた空間が広がっています。木材や石材を取り入れた内装と暖色系の照明が使われており、ホテルのラウンジのような雰囲気です。
ラウンジのレイアウト
ラウンジ内は奥行きがあり、食事を楽しむエリア、ドリンクを楽しむエリア、静かに休憩するエリアなどが分かれています。
ラウンジのレイアウトをまとめると以下のようになります。
受付→Food Hall→The Bar→The Noodle Bar→The Teahouse→Relaxation Room

このメイン動線と並行して窓側に長いラウンジスペースがあります。こちらにはソファが並び、滑走路側を眺めながら過ごせる比較的落ち着いたエリアになっています。
受付近くにあるワークスペース「The Bureau」は、現在一時閉鎖されています。
The Pierは非常に広いため、入口付近だけで席を探さず、時間に余裕があれば奥まで歩いてみるのがおすすめです。
Food Hall(フードホール)
「Food Hall」は、デリスタイルの料理が並ぶエリアです。

サラダやサンドイッチ、温かい料理、デザート、フルーツなどが用意されており、軽く食べたいときから搭乗前にしっかり食事をしたいときまで利用できます。
温かい料理などは、カウンターでスタッフに希望を伝えると取り分けてもらえます。
The Bar(ザ・バー)
ラウンジ内にはアルコールを楽しめる「The Bar」もあります。

ワインやビールだけでなく、カクテルなども注文でき、搭乗前にゆっくり一杯楽しみたい方にもおすすめです。
品揃えはかなり充実しており、シャンパンも用意されています。
もちろん、コーヒーやソフトドリンクなどのノンアルコールドリンクも用意されています。
食事を楽しむだけでなく、バーでゆっくり過ごせるのもThe Pierの良いところです。
The Noodle Bar(ザ・ヌードル・バー)
The Pierでぜひ利用したいのが「The Noodle Bar」です。注文してから麺料理などを調理してもらえます。

キャセイのラウンジを代表するサービスの一つで、雲呑麺や担々麺、点心などのアジア料理を楽しむことができます。


香港を出発する直前まで香港らしい料理を楽しめるのも、キャセイラウンジの魅力の一つです。
The Teahouse(ザ・ティーハウス)
「The Teahouse」はThe Pierの特徴的な施設で、他のキャセイラウンジにはありません。

名前の通りお茶を楽しむための専用スペースで、専門のスタッフが淹れる本格的な中国茶をはじめとするさまざまなお茶をゆっくり楽しむことができます。
ヌードル・バーとはまた違った香港らしさを感じられるエリアです。
私が訪れた2026年4月時点では営業していましたが、ラウンジの改修に伴い、2026年10月4日から一時閉鎖されています。
Relaxation Room(リラクゼーションルーム)
The Pierには、食事やドリンクを楽しむスペースだけでなく、静かに休憩できる「Relaxation Room」もあります。

照明を落とした空間には、足を伸ばして休めるラウンジャーとフットスツールが配置されており、通常のラウンジの椅子よりもゆっくり休むことができます。
香港で乗り継ぎ時間が長い場合や、搭乗前に少し休みたい場合にも便利です。
ラウンジ内にはさまざまなタイプの座席がありますので、過ごし方に合わせて場所を選べるのもThe Pierの魅力だと思います。
その他の設備
シャワー
今回は利用しませんでしたが、夜便の出発前や乗り継ぎ時に重宝するのがシャワールームです。The Pierには14室のシャワールームが用意されています。
ただし、夜の時間帯は混み合いますので、シャワーを利用したい場合は、ラウンジに到着したら早めに予約しておくと安心です。
電源
すべての座席にあるわけではありませんが、電源とUSBポートも豊富に用意されています。

ただし、USBポートはType-Aのみで、Type-Cはありません。電源コンセントはBFタイプのため、日本のAタイプのプラグを使う場合は変換プラグが必要です。
利用時の注意点
The Pierを利用するときに最も気をつけたいのが、搭乗ゲートまでの移動時間です。
ラウンジは65番ゲート付近にあるため、40~80番台など奥側のゲートから出発する場合は利用しやすい場所にあります。
一方、搭乗ゲートがターミナルの手前側にある場合は、The Pierから搭乗ゲートまで戻る時間を見込んでおく必要があります。
香港国際空港は非常に広いため、「ラウンジから搭乗ゲートまでどのくらいかかるか」は必ず確認しておきましょう。
また、ヌードル・バーやシャワーなどの人気施設は、時間帯によって混雑する可能性があります。
The Pierをしっかり楽しみたいのであれば、搭乗開始時刻ぎりぎりではなく、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
まとめ
香港国際空港にはThe DeckやThe Bridgeなど複数のキャセイラウンジがありますが、The Pierはその中でも最大規模を誇り、食事から休憩までゆっくり楽しめるラウンジです。
特に、香港らしい料理を楽しめるヌードル・バーや、シャワー、リラクゼーションルームなど設備が充実しているのが魅力です。
65番ゲート付近にあり、出国審査場から距離があるため、搭乗ゲートとの位置関係には注意が必要ですが、時間に余裕があるなら、香港出発前にゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。



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