こんばんは。オヤジです。
インド旅行で世界遺産や歴史的な観光施設を訪れる際には、当然ですが入場チケットを購入する必要があります。特に人気の高いタージ・マハルやアグラ城では、チケット購入窓口が混雑することもあるため、事前にオンラインで予約しておくと便利です。
インドの主要な史跡の多くは、「インド考古調査局(ASI)」が管理しており、公式のオンラインチケットサイトなどを利用すれば、日本からでも予約できます。
ただし、すべての施設をオンラインで予約するのが、必ずしも便利とは限りません。
この記事では、オンラインチケットサイトでの予約方法を紹介するとともに、実際にアグラを観光した経験をもとに、おすすめのチケット購入方法や注意点を解説します。
インド考古調査局のオンラインチケット予約とは
インド考古調査局(Archaeological Survey of India:ASI)は、インド政府文化省の管轄下にある機関で、国内の歴史的建造物や遺跡の保護・管理を行っています。
世界遺産のタージ・マハルやアグラ城をはじめ、インド国内の多くの歴史的な観光施設がインド考古調査局によって管理されています。
こうした施設の入場チケットは、ASI公式オンラインチケットサイトなどから予約することができます。
サイトは英語ですが、操作はそれほど難しくありません。事前にアカウントを作成する必要もなく、日本からでも予約手続きを進められます。
オンライン予約に対応している主な観光施設
オンラインチケットサイトでは、インド国内のさまざまな観光施設の入場チケットを購入できます。
代表的な施設には、以下のようなものがあります。
| 地域 | 主な観光施設 |
|---|---|
| アグラ | タージ・マハル、アグラ城、ファテープル・シークリー、アクバル帝廟 |
| デリー | クトゥブ・ミナール、フマユーン廟、レッド・フォート |
| ジャイプール周辺 | チャンド・バオリなどのASI管理施設 |
| その他 | ASIが管理する各地の遺跡・博物館 |
ただし、インドのすべての観光施設がASIの管理下にあるわけではありません。
州政府や民間が管理している観光施設などは、別の方法でチケットを購入する必要があります。
オンライン予約のメリット
オンライン予約には、主に以下のメリットがあります。
- 日本にいる間にチケットを購入できる
- 現地のチケット購入窓口に並ぶ時間を節約できる
- 外国人向けチケットは通常、オンライン予約で50ルピーの割引が適用される
- 現地での現金のやり取りを減らせる
- 電子チケットをスマートフォンで管理できる
タージ・マハルやアグラ城のような人気観光施設では、混雑時にはチケットの購入にも時間がかかることがあります。
オンライン予約を利用すれば、チケットを購入するための待ち時間を短縮できるため、限られた時間で観光する旅行者にとって便利なサービスです。
オンラインチケット予約方法
ここからは、「eticket.webfront.in」というオンラインチケットサイトを利用した予約方法を解説します。
というのも、ASIのオンラインチケットサイトはスマートフォンでアクセスすると、レイアウトが非常に見づらく、操作しにくいためです。
webfront.inは公共施設のチケット発券システムを手がけるベンダー側のドメインであり、旅行者向けの案内や現地窓口などでも公式の予約先として案内されています。
今回は、アグラのタージ・マハルとアグラ城を例に紹介します。
ASI公式オンラインチケットサイトから予約する場合でも、基本的な流れは同じです。
① サイトにアクセスする
まずは、以下のオンラインチケットサイトにアクセスします。
② 地域と観光施設を選択する
サイトにアクセスすると、観光施設を選択するための「City」と「Monuments」という項目が用意されています。


最初に「City」から、観光施設が属する地域を選択します。タージ・マハルやアグラ城を予約する場合は、「Agra」を選びます。
続いて「Monuments」から、訪問したい観光施設を選択します。
例えば、タージ・マハルを予約する場合は「Taj Mahal」を選択します。
タージ・マハルの場合、通常の入場券か、主霊廟(建物内部)への入場が付いたTajmahal with Mausoleumのチケットを選択する必要があります。
③ 訪問日と時間帯を選択する


続いて、訪問する日付を選択します。
タージ・マハルは毎週金曜日が一般観光客向けの休館日となっています。
日付を選択すると「Visit Time」という欄が表示されるので、午前か午後を選択します。
このサイトでは、午前は「morning」ではなく、「forenoon」と表示されます。


eticket.webfront.inでは、一度に複数の施設を予約することができます。「Monuments」から別途訪問したい施設を選択し、同様に日付と時間帯を選択します。
アグラでは、アグラ城やファテープル・シークリーなど一部の施設を選択すると、「Visitors have to buy seperate Ticket for ADA Toll Tax from the counter of the monument (訪問者は現地のチケット売り場で別途ADA税のチケットを購入する必要があります)」という注意書きが出ます。
タージ・マハルのチケットにはADA税が含まれています。また、ADA税には1日あたりの支払い上限があり、仕組みが複雑で非常に分かりづらいため、下記の記事を参照してください。
訪問したい施設をすべて選択したら、「Proceed」をタップして次のページに進みます。
④ 人数と旅行者情報を入力する
続いて、訪問人数と旅行者情報を入力します。


日本人の場合は、「Foreigner」を選択します。
訪問者を追加する場合は「Add Adult」、子どもの場合は「Add Child」を人数分タップします。
メールアドレスを入力し、「I'm not a robot」の左側にあるチェックボックスにチェックを入れます。
そのままスクロールし、旅行者情報を入力します。
「Adult Name(大人の名前)」に代表者の氏名を入力し、「Select ID」でパスポートを選び、「ID Number」欄にパスポート番号を入力します。
「Summary」の内容を確認し、問題がなければ「Proceed To Pay」をタップして支払いに進みます。
写真ではSummaryの「Amount」が表示されていませんが、すべての項目を入力すると支払金額が表示されます。
⑤ クレジットカードなどで支払う


決済画面では、まず支払い方法を選びます。外国人の場合は、「Cards (Credit/Debit)」のみが選択肢となります。
オンライン予約をすると50ルピー割引になりますが、写真では「Total Payable」が1,800ルピーから1,844.87ルピーになっているように、カード決済による手数料が加算されています。
支払い方法を選択すると入力欄が表示されますので、「Card Number(カード番号)」、「Expiry(有効期限)」、「CVV(セキュリティコード)」、「Name on Card(カード名義人)」を入力します。
この決済画面の有効時間は3分しかないため、早めに手続きを済ませるようにしてください。


さらにスクロールダウンすると「Choose a currency to pay(支払い通貨を選ぶ)」という項目があります。インドルピーとなぜかフィジードルが表示されていますが、必ずインドルピーを選択してください。
ほかの通貨を選択すると為替レートが非常に悪くなるため、注意が必要です。
画面下部にある個人データの取り扱いへの同意文を確認してチェックを入れ、「Pay ₹1844.87」をタップします。
決済が完了すると「Payment Successful」という画面が表示されます。
決済がうまくいかない場合に備えて、複数のカードを用意しておくことをおすすめします。
⑥ 電子チケットを保存する
決済が完了すると、電子チケットが発行されますので、完了画面の「Click Here to Download e-ticket」をタップし、電子チケットをダウンロードしてスマートフォンに保存してください。
確認メールは支払い完了のお知らせのみで、電子チケット自体は送られてきませんので、必ずダウンロードしてスマートフォンに保存してください。
おすすめのチケット購入方法
オンラインチケットサイトでは、複数の観光施設のチケットをまとめて予約することもできます。
アグラを観光する場合、特におすすめなのが、タージ・マハルとアグラ城のチケットを一緒にオンライン予約する方法です。
eticket.webfront.inでは3施設以上を同時に予約することができますが、ASIのチケットサイトでは、一度に選択できる施設は2つまででした。
タージ・マハルとアグラ城の組み合わせがおすすめ
アグラには数多くの歴史的な観光施設がありますが、その中でも特に人気が高いのがタージ・マハルとアグラ城です。
いずれも世界遺産に登録されており、多くの観光客が訪れるため、時間帯によってはチケット購入窓口が混雑します。
そのため、複数の施設を巡る場合は、タージ・マハルとアグラ城を優先的にオンライン予約することをおすすめします。
この2施設をあらかじめ予約しておけば、チケット購入のために並ぶ時間を短縮でき、観光に使える時間を増やすことができます。
また、タージ・マハルのオンラインチケットにはADA税が含まれるため、アグラ城と同日に予約することで、アグラ城のADA税を別途支払う必要がないというメリットもあります。
アグラ城の電子チケットには、ADA税を現地で別途支払うよう注意書きが表示されています。ただし、同日にタージ・マハルのチケットを購入している場合は、ADA税の追加支払いは不要です。そのままチケットゲートに向かってください。
タージ・マハルを訪問しない場合はどうする?
複数日にわたってアグラを観光する場合など、タージ・マハルを訪問せず、それ以外の施設を観光する場合は、現地の窓口でチケットを購入する方法をおすすめします。
その理由は、タージ・マハル以外の施設のチケットをオンラインで予約すると、ADA税を現地のチケット売り場で支払う必要があるからです。
オンライン予約したチケットを提示しながら、窓口でADA税のチケットのみを購入する手間を考えると、現地のチケット売り場で購入するほうが手続きが簡単で、結果的に時間を短縮できる場合があります。
オンライン予約の場合、ASIの入場料が50ルピー割引になりますが、クレジットカードの支払いには手数料がかかりますので、実際に安くなる金額は、為替レートにもよりますが日本円で数十円程度です。
ASIオンラインチケット予約の注意点
最後に、オンライン予約を利用する際に注意したいポイントをまとめます。
- 訪問する日付・時間帯を間違えない。
- タージ・マハルの主霊廟への入場には追加料金が必要
- 現地でADA税を別途支払う必要があるか確認する
- 電子チケットはオフラインでも表示できるよう、スマートフォンに保存する
まとめ
インドの主要な世界遺産や歴史的な観光施設では、オンラインチケットサイトを利用して、日本からでも入場チケットを予約できます。
特にタージ・マハルのような人気観光施設では、オンライン予約を利用することで、チケット売り場に並ぶ時間を短縮できるのが大きなメリットです。
オンライン予約をする場合は、まずチケット売り場が混雑しやすいタージ・マハルとアグラ城を予約することをおすすめします。
一方、タージ・マハルを訪問しない場合は、オンライン予約の場合、ADA税を現地で別途支払う必要があるケースもあるため、現地窓口での購入のほうが簡単な場合もあります。
訪問する施設や観光ルートに合わせて、オンライン予約と現地購入を上手に使い分けてみてください。





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