ウィーン国際空港から市内への行き方〜ÖBB（国鉄）利用が一番安上がり！

こんばんは、ムスコです。

私は年始年末の旅行でウィーン国際空港にとてもお世話になりました。その際に市内に行く機会があったのですが、その際に利用したのが、「ÖBB」と呼ばれるオーストリア連邦鉄道、いわゆる国鉄です。

これ以外にもいくつか市内への行き方があるのでそれらにも触れながら、「ÖBB」を使った市内への行き方を紹介したいと思います。

ウィーン国際空港から市内への移動手段一覧

ウィーン国際空港から市内への移動手段大きく分けて4つあります。

• ÖBB（国鉄）
• CAT（シティエアポートトレイン）
• バス
• タクシー

ほとんどの方が「ÖBB」と「CAT」を利用しているのでこの二つを中心に紹介します。

ÖBB（オーストリア連邦鉄道）

「ÖBB」は先ほどから何度も述べている通りオーストリアの国鉄です。個人的には市内まで行く際には「ÖBB」を利用するのが１番のおすすめです。理由は簡単で安上がりで便利だからです。

「ÖBB」には「Railjet」「*Rejionalzug」「Sバーン（S7）」の三種類があるのでそれぞれに触れながら紹介します。

*RailjetやSバーンに比べると本数が少なく、利用する方がほとんどいないのでここでは省略させていただきます。

Railjet（RJ）

まずは「Railjet（RJ）」について紹介します。「Railjet（RJ）」はオーストリアの高速旅客列車です。2008年に運行を開始しました。

空港から市内までは国鉄の中で一番早く市内に行くことができます。

Railjetは一等車と二等車に分かれており、一等車に乗ると指定席料金がかかるため少々割高になります。一方で二等車に関しては通常料金で乗車が可能です。

ただしRailjetは、Sバーンらとは違って「ウィーン中央駅」に行きます。「ウィーン・ミッテ駅」に行きたい方はRejionalzugかSバーンをご利用ください。

Sバーン（S7）

SバーンはRailjetの「高速列車」に対して、「普通列車」のことです。Railjetと比べると価格は同じですが時間がかかります。しかし、その代わりにウィーン・ミッテ駅を通るため、一定の需要があります。

ちなみにRejionalzugが駅に止まっていることがありますが、この列車に関してもウィーン・ミッテ駅を通ります。もし機会があればこちらも利用して見てくださいね。

時刻表

それぞれの時刻表については詳しくはわかりませんが、公式サイトで調べることができます。

時刻と出発地、到着地を入力するとこの通り時刻表、列車の系統、価格が表示されます。ちなみにウィーン・ミッテ駅であろうとウィーン中央駅であろうと「Wine」で一括でくくられているので、行き先は列車の種類で区別してください。

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チケットの買い方

さて、空港でのチケットの買い方をご紹介します。

第3ターミナル到着口を出たらすぐ目の前に「ÖBB」のチケット売り場（券売機）があります。

ちなみにお隣がCATなのですが、この写真を見るだけでどっちが人気なのかが一目瞭然ですよね（笑）。

でもこれだけ混んでいるとちょっと笑い事ではないですよね。

実は空港だけでなく、ウィーン空港駅に行く途中にも券売機があるのでそちらで購入するのがおすすめです。

まず空港から鉄道への行き方を簡単に紹介します。

鉄道マークが書いてある方向に向かってひたすら進んで行きます。

すると駅のホームに降りる前の広場に券売機が設置されているのでそこでチケットを購入することができます。

画面をタップすると、次のような画面が出てくるので行き先を選択します。言語選択もできるのでわかりずらい人は英語表示にしちゃいましょう。

行き先を決めたら「Checkout」をしてお会計へ進みます。

ちなみに私は往復19.60ユーロの券を購入しましたが、これは空港⇔市内の往復券＋市内の鉄道やメトロが使い放題の券です。この券のように単純な片道券のみでなくこのようなプランの券も販売されているので興味のある方は是非参考にして見てくださいね。

さて、チェックアウトへ進むとお会計の画面に行くので料金を支払います。

購入が完了したらチケットがもらえます。

ちなみに券売機だけでなくオンラインでも購入ができます。購入はホームページからできるのであらかじめ購入しておきたい方はホームページから購入ください。

CAT（シティエアポートトレイン）

CATもÖBBと同じく空港と市内を結ぶ鉄道で、2007年に開通しました。しかし、先ほどちょっと触れましたが、CATは全く人気がありません。

その理由はとても簡単でÖBBに比べると非常に高いからです。現地購入だと片道でも12ユーロと、ÖBBで空港と市内を往復できるくらいの値段です。

しかしながら、CATを使うメリットもあります。

• ウィーン・ミッテ駅まで直通で16分で行ける
• ÖBBの場合、少々慣れるまでどの列車に乗ればよいか分かりにくいが、一方「CAT」は専用のホームがあって非常に分かりやすい

同じく空港から市内まで直通で行くことができるRailjetはウィーン・ミッテ駅ではなく、ウィーン中央駅に行きます。そのためウィーン・ミッテ駅まで最速で行きたい方はCATを利用したほうがいいかもしれません。

また、本当にÖBBは分かりずらく、どの鉄道に乗ればよいか初めは分かりませんでした。その点CATは空港と市内の一点しか繋いでいないのでとても分かりやすいというのもメリットです。

まとめ

空港から市内までの移動手段は今回紹介した鉄道が中心となりますが、例えばタクシーなどに関しては、空港内には定額制のタクシーを予約できる場所などもあり、高額ですすが駅から離れていたり荷物が大量にある場合などはタクシーを利用した方が良い場面などもあります。

自分に合った方法で空港から市内まで行ってみましょう！