【ANAマイルで搭乗】ベトナム航空エコノミークラス成田ーホーチミン線搭乗レポート

ベトナム航空 エコノミークラス
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こんばんは!オヤジです。

2025年のゴールデンウィークにはベトナム・ホーチミンへ飛んできました。利用したのは、ベトナムのナショナルフラッグキャリアであるベトナム航空です。

ベトナム航空はANAと提携しているため、ANAのマイルで発券しました。エコノミークラスの利用でしたが、私はスーパーフライヤーズ会員のため、様々な特典を受けることもできました。

今回の記事では、「ANA上級会員特典」を最大限に活用したベトナム航空の搭乗体験を徹底レビューします。

ベトナム航空について

ベトナム航空(Vietnam Airlines / VN)は、ベトナムの国営航空会社であり、アジア太平洋、ヨーロッパ、米国の50都市を結ぶ国際的なネットワークを持っています。 所属アライアンスはスカイチーム(SkyTeam)です。

ANAとはアライアンスが異なりますが、提携しているためANAマイルを使った特典航空券の予約や、ANA上級会員向けの特典が利用できる点が大きな魅力です。

日本路線は成田空港のほか、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港に就航しています。

手荷物ルール

ベトナム航空エコノミークラス搭乗時の手荷物に関するルールをまとめます。

機内持ち込み荷物

機内持ち込み荷物のルールは下記のとおりです。

  • 手荷物は「1つの手荷物」と「1つの身の回り品」の合計2個まで持ち込み可能
  • 合計重量は最大10kgまで。1つの手荷物の最大重量は10kg
  • 手荷物のサイズは3辺の合計が115cm以内(56cm×36cm×23cm以内)
  • 身の回り品のサイズは40cm×30cm×15cm以内

受託手荷物

受託手荷物は、路線により違いますので、ベトナム-日本路線についてまとめます。

日本発着路線個数重量/個備考
東京・大阪 ⇔ ハノイ・ホーチミン2個23kg最大3辺158cmまで
成田 ⇔ ダナン
名古屋・福岡 ⇔ ハノイ・ホーチミン
1個23kg最大3辺158cmまで

最新情報は、ベトナム航空の公式サイトでご確認ください。

ANA上級会員の特典:ベトナム航空でプレミアム体験を

今回の旅では、ANAマイレージクラブ上級会員(プラチナ、ダイヤモンド、SFCなど)がベトナム航空の特典航空券を利用した際に受けられる、プレミアムな特典をフル活用しました。

主な特典は以下の通りで、多くの優遇を受けられます。

特典内容詳細
優先チェックインビジネスクラスやスカイチーム上級会員と同じ「SkyPriority」カウンターが利用可能。
空港ラウンジ利用ベトナム航空指定の空港ラウンジが利用可能。
ラウンジ利用には、チェックイン時にANAの上級会員カード(SFCカードなど)の提示が必要です。
同行者1名も利用可能。
優先搭乗エコノミークラスでも「SkyPriority」レーンで優先搭乗が可能。
手荷物関連の優遇受託手荷物の優先受け取りや、無料受託手荷物の増量特典が適用されます。
マイル加算ANAとのコードシェア便を利用した場合は、ANAマイルへの加算も可能(ベトナム航空での予約でも可)。

これらの特典は、ANAマイルで発券したベトナム航空便に限らず、ANAとのコードシェア便を利用した場合に適用されます。

特典内容は変更になることがありますので、最新情報はANAのウェブサイトでご確認ください。

成田空港でのチェックイン

成田空港からは第1ターミナルからの出発です。チェックインは出発の3時間前から可能です。

成田空港 ベトナム航空カウンター

ANA上級会員は、スカイプライオリティレーンでチェックインが可能です。ビジネスクラスのレーンは別途ありますので、利用者が多くなく、スムーズにチェックインできます。

チェックインの際に、eチケットとSFC会員証の提示が求められますので、お忘れのないようにしましょう。会員証はモバイルアプリの提示でも問題ありませんでした。

チェックイン時に、成田第1ターミナルにあるベトナム航空の指定のラウンジである「NARITA PREMIER LOUNGE」のバウチャーを渡されます。

9時台の成田空港発のベトナム航空便は、ホーチミン行きだけではなく、ハノイ行き、ダナン行きもありますのでエコノミークラスのカウンターはかなり混雑していました。優先レーンを使えない場合は、空港へ早めに行かれることをおすすめします。

搭乗の際は、ANAスーパーフライヤーズの特典により優先的に搭乗できます。チケットにはZone3と記載されていますが、係員に確認したところ、Sky Priorityのゾーンで問題ないとのことでした。

搭乗券の名前の下に「SUPER FRYERS CARD NH*********」と印字されますので、こちらで優先搭乗可能と判断していたようです。

タンソンニャット国際空港でのチェックイン

タンソンニャット国際空港(SGN)には出発の3時間以上前に到着しましたが、すでに成田行きのチェックインが始まっていました。

タンソンニャット Sky Priority

タンソンニャット国際空港でも、ANA上級会員であればスカイプライオリティレーンが利用できますのでスムーズにチェックインできます。

タンソンニャットイミグレーション

ただし、保安検査場は非常に混雑しており、通過に1時間以上かかりましたので、早めに空港に到着されることをおすすめします。

タンソンニャット国際空港でもラウンジは使えました。アサインされたラウンジはベトナム航空の運営する「ロータスラウンジ2」です。

機材とアメニティ

使用機材Boeing 787-9
座席配置3-3-3
シートピッチ約81cm
シート幅約43cm
ヘッドレストあり
レッグレストなし
フットレストなし
モニター10.4インチ
機内エンターテイメントあり
読書灯なし
電源あり
USBポートあり
機内Wi-Fiなし
ブランケットあり
スリッパなし

機内の様子

今回搭乗したのは、成田-ホーチミン線でよく使用されるBoeing 787-9です。

ベトナム航空 機内

エコノミークラスの座席配置は3-3-3です。

シートピッチは81cmで足元は十分に広いです。

ヘッドレストはありますが、フットレストとレッグレストはありません。座席にはあらかじめ枕とブランケットが用意されています。

モニター

電源、USBポートやモニターも完備されています。エンターテインメントはまずまずのラインナップで、日本語字幕や日本の映画もありました。

歯磨きセット

トイレには歯磨きセットも用意されていますので、食後に歯磨きも可能です。

機内は清潔でエコノミークラスとはいえ、快適に過ごすことができました。機内では肌寒く感じることがありましたが、ブランケットも用意されていますので、問題ありませんでした。

復路は深夜便でしたが、真ん中3列の通路側を選んだため、、隣の人のトイレで起こされることもなく、ぐっすりと眠ることができました。

機内食

ベトナム航空の機内食は「ご飯が美味しい」という評判通り、非常に満足度が高かったです。

成田 - ホーチミン:VN307便

安定飛行に入るとすぐにおつまみとドリンクが提供されます。

軽食

その約1時間半後に機内食が配膳され、到着の1時間くらい前に再度ドリンクが提供されます。

機内食

機内食はバラエティ豊かでした。メインの温かい豚丼に加え、そば、パン、卵焼き、大福などが含まれており、ボリューム満点です。

ドリンクはソフトドリンクのほか、ビールやワインも提供されていました。

日本発の便ですので当然ですが、日本人の味覚に合わせた味付けになっており、とても美味しかったです。

ホーチミン - 成田:VN306便

安定飛行に入るとおつまみとドリンクがサーブされます。深夜便ですので、食事は到着の約2時間前に朝食として提供されます。

機内食

朝食は寝起きにちょうど良い量で、キッシュとフルーツが美味でした。

サービス

ベトナム航空利用は今回が初めてでしたが、CAさんの対応も丁寧で、サービスレベルは総じて高く、「かなり良い」と感じました。日系のエアラインのサービスと遜色がないと思います。

さらに、制服のアオザイが異国情緒を感じさせ、旅のスタートから気分が上がります。

日本語のアナウンスや日本語ができるキャビンアテンダントもいらっしゃいますので、英語が得意でなくても安心して利用できます。

料金について

今回はANAのマイルを利用して発券しました。ゴールデンウィークの最繁忙期にもかかわらず、往復で35,000マイルと7,460円(空港使用料など)のみで発券が可能でした。

燃油サーチャージが不要な点も大きく、ANA便の特典航空券よりもかなりお得でした。

ベトナム航空の通常の運賃はセール時期を除くと結構高く、ANAやJALと同じかやや高いことが多いですので、ANAのマイルを利用しての特典航空券の発券は非常にお得です。

まとめ

今回のベトナム航空でのフライトは、ANA上級会員としての特典の恩恵を最大限に受けた、非常に満足度の高いフライトとなりました。

それを抜きにしても、全体的なサービスの質、機内の清潔感、機内食の美味しさなど、非常に満足のできるものでした。

ベトナム旅行の際は、ベトナム航空の利用も考えてみてはいかがでしょうか。

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