こんばんは、オヤジです。
2025年3月の上海旅行の帰国時に上海浦東国際空港の中国国際航空（Air China）のNo.71ラウンジを利用しました。広々とした空間と充実した設備を備えるラウンジで、フライトまでの時間を快適に過ごすことができました。
今回の記事では、ラウンジの詳細から利用しての感想まで、詳しくご紹介します。
中国国際航空No.71ビジネスラウンジについて
上海浦東国際空港第2ターミナルに位置する中国国際航空No.71ラウンジは、中国国際航空だけでなく、ANAをはじめとするスターアライアンス加盟航空会社の指定ラウンジとして、多くの旅行者に利用されています。
正式名称は「Air China First & Business Class Lounge」ですが、空港内の案内表示では「71 VIP Lounge」と表記されています。
このラウンジは、乗り継ぎやフライト前の時間を快適に過ごせるよう、広々とした空間と豊富な設備が特徴です。
ラウンジのデザインは、パリのシャルル・ド・ゴール空港なども手がけたフランスの著名な建築家ポール・アンドリュー氏によるもので、スタイリッシュな雰囲気が漂います。
ラウンジへのアクセスと利用条件
ラウンジへのアクセス
No.71ラウンジは、上海浦東国際空港第2ターミナルの制限エリア内にあります。
出国審査と保安検査を通過後、「D71」ゲート付近を目指してください。「71 VIP Lounge」の表示に従い、エスカレーターで1つ上のフロア（4階）に上がるとラウンジの入口が見えてきます。
ラウンジを利用できる条件
No.71ラウンジは、主に以下の条件を満たす旅行者が利用できます。
- 中国国際航空の搭乗者: 中国国際航空の上級会員、ビジネスクラス、またはファーストクラスの搭乗者。
- スターアライアンス加盟航空会社の搭乗者: ANAを含むスターアライアンスの上級会員（ANAダイヤモンド、プラチナ、スーパーフライヤーズ会員など）や、ビジネスクラス、ファーストクラスの搭乗者。
今回私は中国国際航空を利用しましたが、エコノミークラスでしたので、スターアライアンスゴールドメンバーの資格で利用しました。
受付向かって左側がファーストクラス専用エリアになっており、こちらは中国国際航空またはスターアライアンス加盟航空会社のファーストクラス搭乗者のみが利用可能です。
ANAの最上級会員であるダイヤモンドメンバーであっても、ファーストクラスの利用がない場合はビジネスラウンジが指定されます。
ラウンジの設備とサービス
ラウンジの設備とサービスを一覧でまとめます。
| ラウンジ種別 | 航空会社 |
| 営業時間 | 5:30〜深夜1:30（または最終便の終了） |
| プライオリティ・パス | 不可 |
| 座席数 | かなり多い |
| マッサージチェア | あり |
| 仮眠室 | なし |
| 喫煙室 | なし |
| キッズルーム | なし |
| ロッカー | あり |
| トイレ | あり |
| シャワー | あり |
| フリーWI-Fi | あり |
| 電源 | あり |
| USBポート | あり |
| 通話ブース | なし |
| 新聞・雑誌 | あり |
| 食事 | あり |
| ソフトドリンク | あり |
| アルコール | あり |
| スパークリングワイン／シャンパン | なし |
ラウンジの様子
ラウンジ内の様子をご紹介します。
No.71ラウンジは2フロア構成になっており、広々とした空間に多様な座席が用意されいるため、混雑を感じにくいのが特徴です。
上の階（5階）はダイニングフロアになっています。円形のダイニングコーナーがあり、その周りにテーブル席、更に外側にはソファ席があります。座席の数はかなり多いです。
上の階の奥にはビジネスコーナーもありました。
利用しませんでしたが、シャワールームもあります。写真はありませんが、仮眠ルームも用意されています。
下の階（4階）はバーフロアになっています。
ダイニングフロアに比べ空いています。また、通路が広くとられていますので、非常にゆったりとしています。座席はバーカウンターの周りにはテーブル席がありますが、その他はソファー席です。
ダイニングフロアもそうですが、電源コンセントは全ての座席にあるわけではないため、充電をしたい場合はコンセント付近の席を確保する必要があります。
中国のコンセントは日本と同タイプですので、変換プラグは不要です。
Wi-Fiはパスワード発行機にアカウント名とパスワードが表示されますので、中国の空港ラウンジとしては他に類を見ないほどアクセスが簡単です。
アクセスポイント「AirChina-VIP」にアクセスし、言語を英語に切り替えたうえで、「Account authentication」を選択し、パスワード発行機に貼られていたUsernameとPasswordを入力し「Login」をタップするとアクセス完了です。
中国のWi-FiではLINEやX、Youtube、Googleなど普段利用しているサービスを利用することができません。
食事とドリンク
No.71ラウンジでは、充実したフードとドリンクを提供しています。
食事は中華料理を中心に、ホットミールや軽食が豊富に揃っています。ヌードルバーに加え、点心、中華粥、炒め物、ソーセージ、サラダ、フルーツなど多岐にわたります。
パンやミニケーキなどのデザートも種類が多く充実しています。
私のチョイスです。どれも美味しかったですが、中でもヌードルと点心が特に美味でした。
ドリンク類ですが、ダイニングフロアでは、ソフトドリンク、ビール、ワイン、コーヒー、紅茶などが楽しめます。
バーフロアにはバーカウンターがあり、スタッフが洋酒などを組み合わせたカクテルなどを作ってくれます。ワインも赤だけで3種類も用意されています。
ドリンクの種類は圧倒的にバーフロアが充実しています。お酒はもちろん、ソフトドリンクとお茶も非常に充実しており、お茶はティーバッグから茶葉で淹れるタイプのものまで揃っています。
食事を済ませた後はバーフロアで美味しいドリンクを楽しみながらフライトの時間までリラックスするのがおすすめの過ごし方です。
利用しての感想
中国国際航空No.71ラウンジは、広々とした空間、種類豊富な飲食物、仮眠室やシャワールームといった充実した設備により、非常に快適な時間を過ごせる場所です。
忙しい旅の途中で一息つき、食事やシャワーでリフレッシュすることで、その後のフライトもより快適なものになるでしょう。
利用資格のある方が上海浦東国際空港をご利用の際には、ぜひこのラウンジで特別な時間をお過ごしください。
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