顔パスで国際線に搭乗できる!?Face Express(フェイスエクスプレス)を試した感想

Face Express
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こんばんは。オヤジです。

ゴールデンウィークに出張で台湾に行ったのですが、実に3年4ヶ月ぶりの海外でした。この3年あまりの間に空港のデジタル化が大きく進んでおり、非常に驚きました

可能な限り新しいサービスを利用しましたので、空港DXシリーズとして何回かに分けてご紹介します。

空港DXシリーズの初回は、顔パスで国際線に搭乗できるFace Expressについてです。

2025年から2026年にかけてFace Expressを何度か利用しましたが、以前から変更になっている部分も多くありましたので、2026年8月時点の最新情報にアップデートしました。

Face Express(フェイスエクスプレス)とは

Face Expressとは、その名前の通り、顔認証技術を使った搭乗手続きです。

最初にパスポートや搭乗券と顔情報を登録すると、その後は対応する自動手荷物預け機や保安検査場、搭乗ゲートなどで、パスポートや搭乗券を何度も提示することなく「顔パス」で手続きを進めることができます。

Face Expressは羽田空港と成田空港で導入されていますが、利用できる航空会社は異なります。

2026年8月現在、羽田空港では以下の4社がFace Expressに対応しています。

  • JAL
  • ANA
  • デルタ航空
  • 大韓航空

一方、成田空港で対応しているのはJALとANAの2社です。

ただし、Face Expressに対応している航空会社でも、空港や路線によって利用できる場所や範囲が異なります。

ANAの場合、羽田空港では第2・第3ターミナルから出発する米国線を除く全路線が対象です。顔情報を登録すると、自動手荷物預け機、保安検査場、搭乗ゲートでFace Expressを利用できます。

成田空港のANAは全路線がFace Expressの対象ですが、搭乗ゲートで顔認証を利用できるのは、成田発の午前出発便とメキシコ行きです。その他の便でも、手荷物預けや保安検査場ではFace Expressを利用できます。

JALは羽田空港第3ターミナルと成田空港第2ターミナルで、顔情報の登録から自動手荷物預け、保安検査場、搭乗ゲートまでFace Expressを利用できます。

利用できる場所や対象路線は航空会社によって異なるため、利用時には各航空会社の最新情報を確認してください。

なお、出国審査はFace Expressの対象ではありません。出国審査にも顔認証ゲートがありますが、Face Expressとは別のシステムです。

Face Expressは2021年7月に本格的なサービスが始まりました。私が初めて利用した2023年当時は、羽田空港のANA便では対象路線がかなり限られていましたが、その後、利用できる路線や設備が拡大しています。

Face Express(フェイスエクスプレス)の利用条件

Face Expressを利用するために事前登録や申し込みをする必要はありません。また、無料で利用できます。

  • 有効なICパスポートを所持している
  • 身長135cm~190cmを推奨
  • 13歳以上推奨

一方、以下に当てはまる場合などは利用できません。

  • 乳幼児
  • 端末の操作やゲートの通過に第三者の介助が必要な場合
  • 同じ日に別の便でFace Expressのユーザーデータを登録している場合
  • 有効なICパスポートを所持していない場合
  • マスクやサングラスなどにより顔認証ができない場合
  • 航空会社が定める利用条件を満たしていない場合
  • 空港会社や航空会社がFace Expressの利用に適さないと判断した場合

顔情報を登録することに抵抗を感じる方もいると思いますが、登録された顔情報などのデータは24時間以内に自動的に削除されます。

また、Face Expressは成田国際空港と東京国際空港(羽田空港)がそれぞれ提供するシステムを利用しています。利用規約などの詳細については、各空港や航空会社の公式サイトで最新情報を確認してください。

羽田空港 Face Express 利用規約(PDF)

Face Expressを利用した搭乗までの流れ

羽田空港と成田空港、ANAとJALなどで一部異なりますが、Face Expressを利用する場合のおおまかな流れは下記のようになります。

  1. チェックイン
  2. Face Express対応端末で顔情報を登録
  3. 手荷物預け
  4. 保安検査場を顔認証で通過
  5. 出国審査(Face Expressではない)
  6. 搭乗ゲートを顔認証で通過

Face Expressの利用方法

成田空港と羽田空港ではFace Expressの顔情報を登録するタイミングが異なっていました。それぞれの違いを含めて、利用方法を解説します。

チェックインと顔情報の登録

成田空港でのFace Express

成田空港では、自動チェックイン機で搭乗手続きや手荷物タグの発行、顔情報の登録が可能です。

羽田空港でのFace Express

一方、羽田空港では自動チェックイン機で搭乗券と手荷物タグを取得し、Face Express専用機で顔情報を登録します。

専用端末では、パスポートと搭乗券の情報を読み取り、顔写真を撮影して顔情報を登録します。

操作そのものはそれほど難しくありません。画面の案内に従って進めれば数分程度で登録できます。

オンラインチェックインを済ませている場合でも、空港のFace Express登録端末などから顔情報を登録できます。

手荷物預け

自動手荷物預け機にて手荷物を預けます。手荷物タグは自分で貼る必要があります。初めての場合は少し戸惑うかもしれませんが、案内通りに行えば難しくはありません。

空港や航空会社によっては、自動手荷物預け機で顔情報を登録することもできます。

保安検査場通過

Face Expressの登録を終えたら保安検査場へ向かいます。

Face Express専用の入口がありますので、そこから入場します。

Face Express Gate2

Face Express専用ゲートには足跡のマークがありますので、そこで立ち止まり、Face Expressの認証機に顔を向けると、顔認証が行われ、保安検査場に入ることができます。

パスポートも搭乗券も出す必要がないので快適です。

保安検査場はFace Express専用のレーンがあるわけではなく、従来の方法で入場した利用者と合流します。

一般の入口がかなり混雑している場合でも、Face Expressの入口は空いているのがメリットです。

搭乗

搭乗ゲートは一般用ゲートとFace Express専用ゲートに分かれています。

Face Express搭乗ゲート

Face Expressを利用する場合は、足跡マークの位置で専用機に顔を読み取らせると、パスポートと搭乗券を出すことなく搭乗が可能です。

Face Expressのレーンは空いていることが多いため、顔情報を登録していない方が並んでいることもあり、かえって通過に時間がかかる場合がありました。

Face Expressのメリット・デメリット

Face Expressを実際に利用して感じたメリットとデメリットをまとめます。

Face Expressのメリット

最大のメリットは、パスポートや搭乗券を何度も取り出す必要がなくなることです。

国際線では、チェックインや手荷物預け、保安検査場、搭乗時など、何度もパスポートと搭乗券を確認する場面があります。

Face Expressを利用すると、カメラに顔を向けるだけで本人確認ができます。

私が利用した際に特に便利だと感じたのは、保安検査場への入場です。

一般の入口はかなり混雑していましたが、Face Expressの入口にはほかに利用者がおらず、非常にスムーズに検査場へ入ることができました。

海外旅行でストレスを感じやすい保安検査場をスムーズに通過できるのは、大きなメリットだと思います。

Face Expressのデメリット

Face Expressを利用するうえで、大きなデメリットは感じませんでした。

一方で注意したいのは、空港や航空会社、便によって利用できる範囲や利用方法が異なることです。

また、システムの状況や当日の運用によって、通常の手続きになる可能性もあります。

まとめ

Face Expressは事前登録も不要で、空港で簡単に利用できます。

Face Expressの対象便を利用する際には、一度試してみることをおすすめします。特に保安検査場が混雑しているときには、その便利さを実感できると思います。

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