広州街歩き②|上下九歩行街を散策!騎楼建築と西関の街並みを楽しむ

上下九歩行街
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こんばんは、オヤジです。

広州で昔ながらの街並みを歩いてみたい方におすすめなのが、荔湾区(れいわんく)にある「上下九歩行街」です。

上下九歩行街は広州を代表する商業街の一つで、通りの両側には「騎楼(きろう)」と呼ばれる独特の建物が続いています。

ショップや飲食店が集まる繁華街ですが、単なる買い物スポットではありません。

周辺は「西関」と呼ばれる歴史あるエリアで、老舗の飲食店や昔ながらの路地など、広州らしい街並みを楽しめます。

この記事では、上下九歩行街の歴史や騎楼建築、歩き方、観光に必要な時間などを紹介します。

上下九歩行街とは?

上下九歩行街は、広州市荔湾区の西関と呼ばれるエリアにある歴史ある商業街です。「上下九」という少し変わった名前は、上九路と下九路に由来し、現在は第十甫路なども含む一帯が上下九歩行街として知られています。

西関は古くから商業で栄えた地域で、特に清末から中華民国時代にかけて発展しました。現在も通り沿いには騎楼と呼ばれる建築が並び、広州独特の建築文化が残っています。

1995年には第十甫路と下九路が歩行者中心の商業街として整備され、その後は「北京路」と並ぶ「広州の二大歩行街」の一つとして知られるようになりました。通りは1km以上にわたり、かつては300軒を超える店舗が並び、歩くのも難しいほどにぎわっていたといわれています。

現在は最盛期ほどの勢いはありませんが、老舗グルメや騎楼建築、西関らしい街並みを楽しめるエリアとして存在感を保っています。

単なるショッピングストリートというより、広州の商業の歴史や昔ながらの街並みを感じながら歩けるのが、現在の上下九歩行街の魅力です。

上下九歩行街への行き方

上下九歩行街は広州中心部の西側、荔湾区にあります。

地下鉄でアクセスでき、周辺には永慶坊、恩寧路、華林寺、沙面島などの見どころもあります。

上下九だけを往復するより、周辺の西関エリアと組み合わせて散策すると効率的です。

私は沙面島観光の帰りに、上下九歩行街を散策しました。

上下九歩行街を歩いてみる

騎楼が続くレトロな街並み

上下九歩行街で一番注目したいのが、通りの両側に連なる騎楼です。

騎楼

騎楼とは、建物の2階部分が歩道の上に張り出し、その下がアーケードのような通路になっている建築です。

広州は雨が多く、夏の日差しも強いため、雨や直射日光を避けながら店先を歩ける合理的な造りになっています。

下九路の騎楼

上下九路では1920〜30年代に騎楼が次々と建設されました。洋風の柱や装飾と中国らしい建築要素が組み合わされているのも特徴です。

店舗だけを見ながら歩くと見落としてしまいますが、少し立ち止まって建物の2階や3階を見上げてみると、それぞれ異なる装飾が施されているのが分かります。

商店が並ぶ広州の昔ながらの繁華街

上下九歩行街には、飲食店をはじめ、衣料品店や食品店などさまざまなショップが並んでいます。

下九路のショップ

近代的なショッピングモールが多い天河や珠江新城とは雰囲気が大きく異なり、中国の庶民的な繁華街という印象です。

実際、訪れている人の多くは中国人観光客でした。

個人的には、買い物そのものより、騎楼を眺めたり、老舗を探したりしながら歩くのが上下九歩行街の楽しみ方だと思いました。

上下九広場

上下九歩行街の中心には上下九広場があります。

上下九広場

広場の周辺にはモールやカフェ、レストランなどが集まっています。

上下九広場のモール

広場中央には、地球儀に馬が前脚をかけたブロンズモニュメントが設置されており、広場のシンボルとなっています。

上九路

広場を過ぎて上九路に入ると、雰囲気ががらっと変わります。

上九路

下九路が観光客向けに整備されたにぎやかな歩行街であるのに対し、上九路にはよりローカルな雰囲気が残っています。

観光地らしさの強い下九路とは少し印象が異なり、地元の人が行き交う様子から、広州の日常を感じながら歩けるのが上九路の魅力です。

上下九歩行街で楽しみたい広州グルメ

上下九歩行街周辺を歩いていると、とにかく飲食店が目につきます。

西関は広州の食文化を代表するエリアでもあり、双皮奶(ミルクプリン)、ワンタン麺、艇仔粥、点心などの広州グルメを楽しめます。

特に第十甫路から下九路には、双皮奶で知られる「南信」、月餅や広東式の点心で知られる老舗茶楼の「蓮香楼」、飲茶や点心を楽しめる「陶陶居」、そして広東料理の名店として知られる「広州酒家」など、広州を代表する老舗が集まっています。

これらの人気店は時間帯によっては混雑するため、食事を目的に訪れる場合はピーク時間を少し外すのがおすすめです。

上下九歩行街の観光に必要な時間

上下九歩行街を通り抜けながら見て回るだけであれば、1時間程度が目安です。

ただし、騎楼を眺めたり、路地に入ったり、途中で食事をしたりするのであれば、2〜3時間ほど見ておいたほうがよいでしょう。

広州の夏は気温も湿度も高いため、長時間歩く場合は途中でカフェなどに入り、休憩を挟みながら散策するのがおすすめです。

まとめ

今回は、広州の西関にある上下九歩行街を紹介しました。

上下九には飲食店やショップが並んでいますが、現在の大きな見どころは、通り沿いに続く騎楼建築と、その周辺に残る昔ながらの街並みです。

少し路地に入ってローカルな雰囲気を感じたり、老舗で広州グルメを楽しんだりしながら歩けば、北京路や珠江新城とはひと味違う広州の姿に出会えます。

ショッピングだけでなく、西関の歴史や食文化を感じながら、ゆっくり街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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