シーサッチャナーライ歴史公園:完全ガイド編

世界遺産
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こんばんは。ムスコです。

スコータイといえば、歴史公園!!

そして、前回紹介しましたが、私が一番お勧めするスコータイの観光地はシーサッチャナーライ歴史公園。

というわけで本日はシーサッチャナーライ歴史公園についてご紹介します。

シーサッチャナーライ歴史公園について

シーサッチャナーライ歴史公園は、スコータイ歴史公園・カムペーンペット歴史公園とともに「スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町の構成遺産」、つまり世界遺産となっています。

シーサッチャナーライ歴史公園は遺跡があまり整備されておらず(補強はされている)、ありのままの姿を見ることができます。

このような遺跡を好む人にとってはとてもいい遺跡と言えるでしょう。

シーサッチャナーライ歴史公園の周り方

以前紹介しましたが、シーサッチャナーライ歴史公園にバスを使って移動する方は、遺跡の約3km手前のレンタルバイク屋で降車させられます。

詳しくは以前の記事をご参照ください。

スコータイ新市街からシーサッチャナーライ歴史公園への行き方
以前一人でシーサッチャナーライ歴史公園に行ったのですが、これがまたずごく分かりにくい。かの有名な「地球の歩き方」を少し日本で読んで行ったのですが、結構書いてあることが異なり、困惑しました。そこで本日は、シーサッチャナーライ歴史公園完全ガイドを紹介します。

レンタルバイク屋からは自転車で移動せざるを得ません。

3kmという距離を徒歩で行くことはお勧めできません。また、歴史公園内も広大であり、徒歩で遺跡を回ることは現実的ではありません。

そのことを考慮すると、バスを使ってシーサッチャナーライ歴史公園に行く方は、自転車を使って遺跡を回ることをお勧めします。

シーサッチャナーライ歴史公園に直接向かわれた方は、歴史公園内でトゥクトゥクをチャーターして回るのがいいでしょう。安価で回ることができます。

一方で、徒歩で回ることはあまりお勧めできません。高温の中ただ広い公園の中を歩くことは自殺行為に近いです。

料金

シーサッチャナーライ歴史公園は3エリアに分けることができます。

1つ目のエリアは、つり橋を渡ってすぐに見えるワット・プラシーラッタナーマハータートのあるエリアです。見所は数カ所しかありませんが、THB100かかります。

二つ目のエリアは城壁内エリアです。ここでもTHB100かかります。

最後は外壁エリアです。ここでは料金を徴収されることはありませんでした。

観光スポット一覧

シーサッチャナーライ歴史公園には数多くの遺跡があります。

そこで、遺跡の一部を紹介したいと思います。

ワット・プラシーラッタナーマハータート(Wat Phra Sri Rattana Mahathat)

以前紹介したサイクルレンタル屋から吊り橋を渡った所にワット・プラシーラッタナーマハタートがあります。

つり橋を入ってすぐにこの遺跡が飛び出てくるので、すごく感動しますが、実はこの先は歴史公園内に到着するまでほとんど遺跡はありません(笑)

上記のように、川を渡って、丸で囲まれている部分がワット・プラシーラッタナーマハタートとなります。

その後上記のようなルートでシーサッチャナーライ歴史公園に入るまでは、遺跡観光というよりは、自然観光という感じとなります。

しかし、民家などあって遺跡がなくとも意外と楽しむことはできます。

歴史公園に行くまでの3kmの間に落胆する必要はないのでご安心ください!!ただし、かなり暑いので暑さ対策を忘れないように。

ワット・ナーンパヤー(Wat Nang Phaya)

私が歴史公園内に入って一番最初に見物した遺跡です。

復元図は以下のようになるそうです。

ワットナンパヤー復元予想図はかなりかっこいいですね!

是非とも復元された姿も見たいと思いました。

ワット・チェディーチェットテーオ(Wat Chedi Chet Thaeo)

この遺跡はシーサッチャナーライ歴史公園の遺跡の中でもかなり大きい遺跡の一つとなっています。

さらに穴の中には数多くの壊れかけた仏像が!

細やかな作りに非常に感動しましたね〜

ワット・チャーンローム(Wat Chang Lom)

おそらくシーサッチャナーライ歴史公園の中で最も有名な遺跡の中の一つとなります。

何と言っても壊れかけているとはいえ、象の彫刻がかなり印象に残っています。

上に登ってみると、ほぼ胴体だけの仏像がありました。

シーサッチャナーライ歴史公園に行く方は是非この遺跡も鑑賞して見てください。装飾の細かさに感銘されること間違いなしです。

ワット・カオ・パノム・プルーン(Wat Khao Phanom Phloeng)

高台にある遺跡となります。

この遺跡を見るためにはまず、ながーい階段を登らなくてはなりません。

登り切ったときにはかなり疲弊していることでしょう(笑)

しかし、登り切ったからこそ素晴らしい遺跡、そして景色を見ることができます。

噂では、オレンジの装束を纏っているとのことでしたが、私が行った時は装束は手と足元に置いてあるだけでした。

非常に労力は使いますが、登り切った後の達成感はなんとも言えないほど素晴らしいものでした。

小休止①:外壁+ヨム川

ワット・クディライ(Wat Kudi Rai)という遺跡は外壁の外にあるため、一旦外壁へと向かうことにしました。

ワット・カオ・パノム・プルーンから自転車を漕ぐこと5分、外壁へ到着しました。

外壁は正直何かを感じることはありませんでした(笑)

外壁を抜けるとすぐにワット・クディライを見つけることができます。

しかし、私はこの時ワット・クディライよりも反対側にあるヨム川の方が気になっていました(笑)

こちらがヨム川となります。

この時は趣を変えて、しばらく河川敷で小休止しました。非常にリラックスすることができました。

シーサッチャナーライ歴史公園は遺跡観光としてのみならず、自然観光としても有能であるため、行く方は自然も楽しんで見てはどうでしょうか。

Wat Pra Chim Ben Cha

この遺跡はモニュメントのひとつで、全く有名ではありません。

遺跡の大部分は大破しており、見所も胴体と片手しかない上記の仏像となりましたが、個人的にかなり好きな遺跡でしたので紹介させていただきました。

シーサッチャナーライ歴史公園には、大部分が破損している、モニュメントNO.○と書かれた遺跡がたくさんあります。

Wat Khao Suwankhiri

この遺跡はワット・カオ・パノム・プルーンと並んで、行くのが面倒くさい遺跡No.1の遺跡です。

この遺跡を見に行くためにはまず長い坂をのぼらなくてはなりません。

自転車に乗って坂を登るなと言う看板がありますが、見た目以上に急でギアもついていないおんぼろレンタル自転車では到底この坂は登ることができません。

大人しく自転車は押して行きました(それも想像以上に重労働)。

坂を登ると途中に階段があるため、自転車を置いて階段を登ります。写真を撮り忘れたのですが、これもかなり疲れました。

しかし登り切ると、素晴らしい遺跡の数々が!!

かなりこの遺跡に行くのには時間も労力もかかりますが、上記のような素晴らしい遺跡があるので、この歴史公園に来たからには是非この遺跡も訪れてください。

小休止②:お昼休憩

外壁第二弾を紹介する前に、今度はシーサッチャナーライ歴史公園で食べた昼食について紹介したいと思います。

昼食は歴史公園の入り口で食べました。

非常に開放的な場所での昼食。

シーサッチャナーライ歴史公園観光当日は、晴天に恵まれたもののあまりの暑さに少々辟易していたので、休憩にはもってこいの場所でした。

注文したのはお水と米麺(またしても正式名称はわかりません涙)。

この出来でたったのTHB45(=約150円)。

非常にリーゾナブルな値段でかつ味もとても美味しく、非常に満足のいくものでした。

このお店の他にもたくさんの飲食店が歴史公園の入り口付近にはあります。ぜひ立ち寄って見てください。

Wat Rahu

ここからは、再び外壁エリアの遺跡について紹介します。

今回言う外壁エリアは赤い線で囲まれているエリアの外のことを指します。

矢印は私が回ったルートとなります。

外壁エリア外のルートは本当に何もありません。道路のはずなのに車一台通らないため、道に迷ったような感覚すらします。

こちらがWat Rahuとなります。

外壁エリアは内壁エリアと違って無料で回れるため、最初はあまり期待していなかったのですが、内壁エリアと遜色のない遺跡をはじめのうちから見れたため安心しました。

Wat Sa Khai Nam

この遺跡は2つの遺跡が立ち並んでいます。

やはり遺跡の大きさに驚愕しましたね〜

Wat Chedi Kao Yod(Wat Chedi Chet Yot)

この遺跡は4つ連なっている、もう2度と行きたくない遺跡No.1の遺跡です。

この遺跡自体は容易に行くことができるのですが、奥の遺跡に行けば行くほど、道無き道になっていき、相当疲れたからです。

だからと言って遺跡がしょぼいと言うわけではないので、1度くらいなら行ってみても損はないでしょう。私は2度といきませんが(笑)

現在紹介している遺跡は4つのうちの1番初めの遺跡です。

中には可愛らしい仏像が一体いました。

この遺跡の後ろには後3つの遺跡があるのでどんどん進みます。

Wat Chedi Aln

2つ目の遺跡です。

特筆すべきことはないので、次に進みます。

Wat K(h)ao Yai Lang

この遺跡に行くために、2つ目の遺跡から階段を登らなくてなりませんでした。

ご覧の通り、階段を除いて道路は全く舗装されていませんでした。

ようやく到着すると大きな遺跡が!!

どの遺跡も似ているように見えて多少の違いがあるところがいいんですよね〜

Wat Khao Yal Bon

4つの遺跡の最後の遺跡となります。

ここでもさらに階段を登らなくてはなりません(涙)

しかし登り切ると、いつもと趣が違う遺跡と景観が待っていました。

これを見に来たんだよ!って感じに疲れが飛びましたね。

この4シリーズはシーサッチャナーライという僻地の中でもさらに僻地にありますが、見応えは非常にありました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はシーサッチャナーライ歴史公園の観光対象の一部を紹介させていただきました。

実際にご自身の目でこれらの遺跡を見学すると、また違った印象を得られると思います。

スコータイに行かれる方がいましたら、スコータイ歴史公園だけでなく、シーサッチャナーライ歴史公園にも是非立ち寄ってください。

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