広州街歩き④|東山口を散策!洋館・カフェ・ショップが集まるおしゃれエリア

東山口街歩き
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こんばんは、オヤジです。

広州には広州塔や北京路など数多くの観光スポットがありますが、最近人気を集めている街歩きエリアの一つが、「東山口」です。

東山口には赤レンガの洋館や昔ながらの住宅が残る一方、おしゃれなカフェやセレクトショップ、アートスペースなども増えています。

有名な建物を一つ見に行くというよりも、路地を歩きながら古い建築やショップを見つけること自体を楽しむエリアです。

この記事では、東山口とはどのような場所なのか、洋館が多い理由、街歩きの見どころやアクセス、散策に必要な時間について紹介します。

広州の東山口とは?

東山口は、広州市越秀区にある街歩きで人気のエリアです。

「東山口」という一つの観光施設があるわけではなく、東山口駅周辺から新河浦(しんこうほ)歴史文化街区などに広がる一帯を散策します。

このエリアの特徴は、歴史ある洋館と現代的なカフェ、デザインショップ、アートスペースなどが同じ街の中に存在していることです。

近年は若者を中心に人気が高まり、ファッションやアート、飲食などさまざまな店舗が集まるエリアになっています。

昔の建物を保存するだけではなく、実際に活用しながら新しい街へと変化しているのが東山口の面白いところです。

なぜ東山口には洋館が多い?

東山口を歩いていて気になるのが、広州のほかのエリアとは少し雰囲気の異なる洋風の住宅です。

東山口の洋館

特に新河浦周辺には、赤レンガや洋風の窓、バルコニーなどを備えた「東山洋楼」と呼ばれる建物が残っています。

この一帯は清末から中華民国時代にかけて、華僑や富裕層が暮らす住宅地として発展しました。

西洋建築の影響を受けながら、中国や嶺南地方の建築要素も取り入れた建物が造られたため、独特の街並みが形成されています。

現在では一部の洋館がショップやアートスペースなどとして活用され、歴史的な街並みを残しながら新たな用途で活用する取り組みも進められています。

東山口への行き方

東山口散策の起点として分かりやすいのが、広州地下鉄1号線と6号線が乗り入れている「東山口駅」です。

東山口駅周辺

駅を出ると普通の市街地に見えますが、少し歩いて廟前西街や新河浦方面へ入っていくと、徐々に洋館や小さなショップが増えていきます。

東山口は「ここからここまで」と観光エリアが明確に区切られているわけではありません。そのため、訪れる前に歩きたい通りや建物をいくつか地図に登録しておくと回りやすくなります。

エリアの範囲はGoogleマップでは分かりにくいため、百度地図の新河浦歴史文化街区を参考にしてください。

東山口を歩いてみる

新河浦歴史文化街区

東山口を象徴する洋館が点在しているのが、新河浦歴史文化街区です。

20世紀初頭の中華民国時代に建てられた、中国と西洋の建築様式が融合した赤レンガの洋館「東山洋楼」が400棟以上も現存しています

新河浦歴史文化街区は、以下の道路やスポットに囲まれた一帯を指します。

  • 東端:達道路(Dadao Road)
  • 西端:均益路(Junyi Road)
  • 北端:廟前西街(Miaoqian West St.)、寺貝通津(Sibei Tongjin)など
  • 南端:新河浦湧(運河)、東山湖公園

恤孤院路

新河浦歴史文化街区のメインストリートの一つにあたるのが「恤孤院路(Xuguyuan Road)」です。

恤孤院路

大きな観光スポットが連続しているわけではありませんが、洋風住宅や赤レンガの壁、木々に囲まれた静かな路地などがあり、歩いているだけでも楽しめます。

恤孤院路の路地

赤レンガの建物や緑に囲まれた細い路地には、東山口らしい昔ながらの暮らしの気配と、どこか懐かしさを感じる落ち着いた雰囲気が残っています。

この通りの周辺には学校が多く、その点も印象に残りました。

中国共産党第三次全国代表大会会址記念館

また、近くには「中国共産党第三次全国代表大会会址記念館」もあります。

均益路

新河浦歴史文化街区の西側の境界にあたる「均益路(Junyi Road)」周辺にも洋館や古い住宅が点在しています。

均益路

歴史地区の中でも均益路は、赤レンガの洋館や低層住宅が連なる落ち着いた通りで、東山口に残る近代住宅街の雰囲気を色濃く感じられます。

講習し歴史建築

均益路を歩いていると、「広州市歴史建築」のプレートが掲げられた建物を見つけました。

均益路5号民居

この建物は中華民国時代に建てられた「均益路5号民居」で、中国と西洋の様式を取り入れた東山口らしい住宅です。

かつて著名な華僑指導者である蚁美厚が暮らした邸宅でもあり、華僑によって発展した近代の東山口を今に伝える建物の一つです。

おしゃれなカフェやブティック

東山口が一般的な歴史地区と少し違うのは、古い洋館の周辺にカフェやショップが数多く集まっている点です。

現在では古い建物を改装した店舗やアートスペースもあり、「歴史建築+現代カルチャー」という組み合わせが東山口の大きな特徴になっています。

カフェやブティックが多く、若者が集まるエリアが新河浦歴史文化街区の北側にある「廟前西街(Miaoqian West Street)」周辺です。

廟前西街

現在の東山口らしい雰囲気を感じられるエリアで、小さなカフェやセレクトショップ、ファッション系の店舗などが集まっています。

撮影をする女性たち

歴史地区というと静かな古い街並みを想像しますが、廟前西街周辺では若い人たちが多く、おしゃれなカフェやブティックを背景に写真を撮っている人の姿が目立ちました。

東山口の日常を感じる街並み

東山口というと、洋館やカフェ、セレクトショップなどのおしゃれなイメージが強いですが、少し歩くと、地元の人たちが日常的に利用する市場や飲食店にも出会います。

伝統市場

市場には野菜や肉、惣菜などを扱う店が並び、買い物に訪れる地元の人たちでにぎわっていました。

人気のローカルショップ

また、街角には行列のできるローカルフードのお店もあり、観光客向けに整備されたエリアとは、また違った雰囲気があります。

歴史ある洋館と新しいショップだけでなく、昔から続く市場や地元の人々に親しまれている店が共存しているのも東山口の魅力です。

こうした何気ない日常の風景を眺めながら歩くと、観光地としてだけではない東山口の一面を感じることができます。

東山口散策の所要時間

東山口を軽く歩くだけであれば、1〜2時間程度でも雰囲気を楽しめます。

洋館の写真を撮りながら、新河浦歴史文化街区全体を散策するのであれば、2〜3時間程度を見ておくとよいでしょう。

さらにカフェで休憩したり、ショップをじっくり見たりする場合は半日程度かけて楽しむこともできます。

観光スポットを短時間で次々と回るエリアではないため、少し余裕を持ったスケジュールがおすすめです。

東山口を散策するときの注意点

東山口を訪れるときに覚えておきたいのが、ここが観光地であると同時に、地元の人々が暮らす住宅街でもあることです。

洋館の中には一般公開されていない建物や、現在も住宅として使用されているものがあります。

外観がきれいだからといって敷地内へ入ったり、住宅の窓越しに室内を撮影したりするのは避けましょう。

また、東山口では細い路地をかなり歩きます。広州は暑く、湿度も高いため、夏場は水分補給をしながら、カフェなどを利用しながら、適度に休憩するのがおすすめです。

まとめ

今回は、広州で街歩きにおすすめのエリア「東山口」を紹介しました。

東山口には、100年ほど前に建てられた洋館や昔ながらの住宅が残る一方、カフェやセレクトショップ、アートスペースなども集まっています。

有名な建築を一つ見て終わるような場所ではなく、路地を歩き、洋館を眺め、途中で気になるショップに立ち寄る――そんな過ごし方が似合う街です。

広州塔や北京路など定番スポットを巡った後に、少し違った広州を見てみたい方は、東山口をゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。

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