こんにちは。オヤジです。
2023年11月にペナンに行きましたが、シンガポールでトランスファーしました。シンガポール到着便は第1ターミナルでしたが、ペナン便は第4ターミナル発でした。
第4ターミナルは新しいため第1ターミナルから入国せずに移動できるか情報が少なく不安でしたが問題なくできました。ただ、注意点もあります。
今回の記事では第1ターミナルから第4ターミナルに入国無しで移動する方法についてご紹介します。
チャンギ国際空港 第4ターミナルについて
まず、シンガポールの誇る世界的な空港であるチャンギ国際空港が2017年にオープンした第4ターミナルについてまとめます。
モダンでスタイリッシュな設計
第4ターミナルの設計は、シンガポールの先進的な建築と最新のテクノロジーを融合させたものです。
空港内には、開放感あふれる広々とした待合エリアが配置されています。また、独創的なアート作品やインスタレーションも多く展示されており、訪れる人々を楽しませてくれます。

第4ターミナル最大の見所とも言えるプラナカンの伝統的な町屋風家屋「ショップハウス」を再現した「ヘリテージゾーン」です。
充実したサービスと施設
第4ターミナルでは、旅客のニーズに応えるために多彩なサービスと施設が提供されています。無料のWi-Fi、充電ステーション、ラウンジ、子供向けのプレイエリアなど、快適な待ち時間を過ごせる環境が整っています。
また、ショッピングやダイニングも充実しており、世界中のブランドやローカル料理などを堪能することができます。
就航航空会社
2024年3月現在、第4ターミナルを利用している航空会社は下記のとおりです。
- エアアジア
- バンブー・エアウェイズ
- キャセイパシフィック航空
- セブパシフィック航空
- 北部湾航空
- 海南航空
- インドネシア・エアアジア
- チェジュ航空
- ジェットスター航空
- ジェットスター・アジア航空
- 吉祥航空
- 大韓航空
- パシフィック航空
- 春秋航空
- タイ・エアアジア
- タイ・ベトジェットエア
- ベトジェットエア
現在のところ日本路線に就航している航空会社はありません。
他のターミナルから第4ターミナルへの移動方法
チャンギ国際空港の第4ターミナルは他のターミナルから少し離れているため、他のターミナル間の移動と異なり、スカイトレインを利用することができません。

他のターミナルから第4ターミナルに移動する際には、シャトルバスを利用する必要があります。
各ターミナルの到着ロビーにあるシャトルバス停留所から、第4ターミナル行きのシャトルバスに乗車してください(第2ターミナルはスカイトレインで第1か第3ターミナルに移動する必要があります)。
乗り場は入国するかどうかで場所が異なります。
T1からT4への実際の移動方法(入国なし)
第1ターミナルから第4ターミナルに入国なしで移動するためには、預入手荷物がないことが前提になります。預入手荷物があると一度入国し、預入手荷物を受け取ってから第4ターミナルに移動する必要があります。
第1ターミナルに到着しましたら、C21ゲートを目指してください。

"Transfer Terminals 2, 3 & 4"という表示がありますので、それに従って移動します。

C21ゲートが近づきますと、"Bus to Terminal 4"という表示に変わります。

途中、"Transfer"や"Bus to Terminal 4"という表示がない場所もありますので、その場合はC21ゲートの方向に進んでください。

C21ゲートに近づきますと、"BUS TO T4"というサインがあります。その奥の赤枠で囲った部分に職員の方がいらっしゃいますので、そちらでパスポートとここまでの搭乗券、第4ターミナルからのEチケットを表示すると、第4ターミナルに移動できるかどうかのチェックをしてくれます。これは航空会社ににより第4ターミナルのトランスファーラウンジの営業時間が異なるためです。
私はシンガポールに午前0時前に到着したのですが、第4ターミナルで利用したジェットスターのトランスファーラウンジの受付は午前1:30〜4:00までは休止されていました。飛行機が少し遅れていれば、移動できないところでした。
シンガポールに深夜に到着する場合は、第4ターミナルで利用する航空会社にトランスファーラウンジの営業時間を確認することをおすすめします。
移動できる場合は、受付の裏にあるエレベーターで1階に降ります。1階には係員がいますので、第4ターミナルに移動する旨を伝えてシャトルバスの到着を待ちます。
バスが到着すると、係員が出口の鍵を開けてくれますのでバスに乗り込みます。

バス車内の様子です。他に乗客は誰もいませんでした。

シャトルバスはターミナル間を循環しており、第1ターミナルからだと第3ターミナルを経由して第4ターミナルに向かいます。
第4ターミナルトランスファーラウンジ
第4ターミナルに到着すると、係員がトランスファーランジの入口の解錠をしてくれますので、中に入ります。
トランスファーラウンジは保安検査があり写真を取れませんので言葉だけの説明になってしまいますが、通常のトランスファーの手続きと同様です。
- 1搭乗の航空会社のカウンターでチェックインを実施
- 2保安検査
- 3出発ロビーへ移動
繰り返しになりますが、航空会社によりトランスファーラウンジの営業時間が異なりますので、特に深夜に到着する場合は、あらかじめ営業時間を確認することをおすすめします。
保安検査後はエスカレーターで上の出発ロビーに移動します。
まとめ
チャンギ国際空港の第4ターミナルへの移動は、他のターミナルから入国せずに行うことが可能です。
シャトルバスを利用して移動し、トランスファーラウンジで手続きを済ませることになりますが、特に深夜到着の場合は、航空会社の営業時間を事前に確認することが重要です。快適な移動と疲れの軽減のために、この記事を参考にしてください。
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