こんばんは、オヤジです。
2026年3月の広州旅行では、ANAの羽田-広州線を利用しました。
ANAが発着するのは、広州の空の玄関口である広州白雲国際空港の第3ターミナルです。第3ターミナルは2025年10月に運用を開始したばかりの新しいターミナルで、建物もきれいで近代的な雰囲気があります。
一方、新しいターミナルということもあってか、ショップやレストランはまだそれほど多くありません。また、中国の空港ということで日本の空港とは異なる部分もあります。
この記事では、広州白雲国際空港第3ターミナルについて、入国・出国の流れやWi-Fi、ATM、ショップ、ラウンジなどを詳しく紹介します。
広州白雲国際空港について
広州白雲国際空港は、中国南部の大都市・広州の空の玄関口です。空港コードは「CAN」で、中国国内線だけでなく、日本をはじめアジアやヨーロッパ、中東などを結ぶ国際線も数多く発着しています。
第3ターミナルは2025年10月30日に運用を開始した新しいターミナルです。その後、2026年1月22日から国際線の運用も本格的に始まりました。
第1・第2・第3ターミナルの違い
広州白雲国際空港には、第1・第2・第3ターミナルがあります。
第3ターミナルの開業後、航空会社の移転が段階的に行われており、2026年1月22日には、それまで第1ターミナルを利用していた国際線が第3ターミナルへ移転しました。さらに同年5月には第1ターミナルに残っていた国内線も第3ターミナルへ移り、現在第1ターミナルは一時的に閉鎖されています。
航空会社によって第2・第3ターミナルのどちらを利用するかは異なるため、空港へ向かう前に航空券や航空会社の公式サイトで確認しておきましょう。

なお、第2ターミナルと第3ターミナルの間には、無料シャトルバスが10〜20分間隔で24時間運行されています。
ANAは第3ターミナルを利用
ANAの広州発着便は、第3ターミナルを利用します。
第3ターミナルは比較的新しいため、ネット上には以前のターミナル情報も残っています。古い記事だけを参考にせず、ANA公式サイトなどで最新情報を確認するようにしてください。
後日、別記事で紹介しますが、特に第3ターミナルから市内へのアクセスは、他のターミナルと比べて少し注意が必要です。
JALは第2ターミナルを利用しています。
広州白雲国際空港到着後の流れ
第3ターミナルに到着したら、案内表示に従って入国審査へ向かいます。


新しいターミナルだけあって施設はきれいですが、規模が大きく、到着ゲートによってはかなり歩くことがあります。

途中に指紋採取機がありますので、こちらであらかじめ指紋を登録しておくと入国審査での手続きがスムーズです。
デジタルアライバルカードは事前登録がおすすめ
中国では、外国人向けの入国カードをオンラインで登録できるようになっています。
このサービスは2025年11月20日に開始され、中国国家移民管理局(NIA)の公式サイトやWeChat、Alipayのミニプログラムなどから無料で登録できます。事前に登録できなかった場合は、到着後に端末から入力することもできます。
私が広州へ入国した際は、イミグレーションの列に並ぶ前に係員からオンラインアライバルカードを登録しているか確認されました。
広州白雲国際空港では紙の入国カードは利用できないようでした。
ただし、実際の入国審査では登録完了画面やQRコードなどの提示を求められることはありませんでした。
登録済みの情報をシステム上で確認できる仕組みになっているようですが、運用が変わる可能性もありますので、念のため、登録後に表示されるQRコードをスマートフォンに保存しておくと安心です。
入国審査を通過して荷物を受け取る
オンラインライバルカードの確認後は、入国審査へ進みます。
入国審査を終えたらバゲージクレームへ向かい、預けた荷物を受け取ります。


入国審査場からバゲージクレームまではかなり距離があります。

その後、申告するものがなければ、税関の緑のゲート(Nothing to Declare)を通過し、中国への入国手続きは完了です。
広州白雲国際空港から出発する流れ
帰国時は、到着時とは違った注意点があります。
特に印象に残ったのが、ターミナルに入る際のチェックと、その後の保安検査です。
ターミナル入口で簡単なチェックがある
第3ターミナルへ入る際、係員が紙のようなものを荷物などに当てる検査がありました。日本の空港ではあまり見かけない検査なので最初は少し戸惑いましたが、数秒程度で終わります。
紙のようなものを荷物や衣服に当てるのは、爆発物痕跡検査だと思われます。
私が利用した際は、ターミナル入口で荷物をX線検査機に通す必要はありませんでした。
これは2026年3月に利用した際の状況です。検査方法は入口や時期によって変わる可能性があります。
チェックイン後は保安検査と出国審査へ
出発フロアは第3ターミナル4階にあります。

ANAチェックインカウンターはGカウンター(G40~G46)でしたが、変更される可能性もあるため、当日の案内表示を確認してください。

チェックインを済ませたら、保安検査と出国審査へ進みます。保安検査場はチェックインカウンターと同じフロアの奥にあります。
ここで注意したいのが保安検査です。
私が利用した際はかなり厳重にチェックされており、日本の空港よりも通過するまでに時間がかかりました。
広州から帰国する際は、「チェックインさえ終わればすぐに搭乗口へ行ける」と考えず、保安検査に時間がかかることも想定して早めに手続きを済ませておくことをおすすめします。
第3ターミナルの設備とサービス
第3ターミナルはモダンなデザインで、非常にきれいな空港です。
ただし、実際に利用してみると、ATMやショップ、レストランなどについては少し注意が必要だと感じました。
両替所とATM
中国旅行ではAlipayやWeChat Payなどのスマートフォン決済が広く使われていますが、現金が必要になる場面に備えて両替所やATMを探す方もいると思います。

第3ターミナルの到着フロアには両替所はありましたが、ATMは見つけることができませんでした。
私が見落としただけかもしれませんが、両替を考えている方は、念のため両替用の現金を用意しておくことをおすすめします。
SIMカード売り場とフリーWi-Fi
到着ロビーの両替所の隣にSIMカード売り場があります。
ただし、中国のSIMカードを利用した場合、LINEやGoogleなど普段使っているサービスが利用できないため、ローミングタイプのeSIMを中国旅行前に用意することをおすすめします。
また、広州白雲国際空港の第3ターミナルでは「AIRPORT-FREE-WIFI」というフリーWi-Fiが提供されています。


中国の電話番号を持っていなくても利用でき、私が利用した際はパスポート情報を入力することで、Wi-Fiに接続できました。
レストランやショップはまだ少ない
第3ターミナルは非常に新しく、建物自体はきれいですが、ショップやレストランについては少し物足りなく感じました。


私が利用した2026年3月時点では、非制限エリア、出国後の制限エリアともに営業している店舗はそれほど多くありませんでした。

特にお土産店は限られています。制限エリアにあるファミリーマートでは中国のお菓子なども販売していましたが、空港でまとめてお土産を買おうと考えている場合は選択肢があまりありません。
広州のお土産は、市内のスーパーやモールなどであらかじめ購入しておくことをおすすめします。
ショップとレストランの詳細は広州白雲国際空港の公式サイトを参照してください。
ラウンジ
第3ターミナルには国際線利用者向けのラウンジもあります。
私が利用した際のANAの指定ラウンジは、制限エリアにある「Lounge L35」でした。

その後、2026年4月28日に、このラウンジは「スターアライアンス・ラウンジ」として正式にオープンしました。
スターアライアンス専用ラウンジのような印象を受けますが、航空会社の上級会員に加え、プライオリティ・パスでも利用可能です。
ラウンジ内の座席や食事、設備などについては、別の記事で詳しく紹介します。
まとめ
ANAの広州便が利用する広州白雲国際空港第3ターミナルは、2025年に開業したばかりの新しいターミナルです。建物は新しくとてもきれいで、フリーWi-Fiなどの設備も整っています。
一方、実際に利用してみると、ATMを見つけられなかったり、レストランやショップがまだ少なかったりと、新しいターミナルならではの物足りなさも感じました。
まだ日本語での情報が少ないターミナルですので、これからANAで広州を訪れる方や、第3ターミナルを初めて利用する方の参考になれば幸いです。




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