台湾の入出国完全ガイド – 入国時にはオンライン申請がおすすめ!

台湾
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こんばんは。オヤジです。

今回は台湾出張で訪れた台北での入出国方法についてお伝えします。台北には松山空港と桃園空港の2つの空港がありますが、私は2023年5月の出張では松山空港を利用しました。

台湾の入国にはオンラインで入国カードを提出することができるなど、スムーズな入出国手続きが可能です。以下、具体的な方法を分かりやすくご紹介します。

台湾への入国

2023年5月現在、台湾ではコロナに関する入国規制はありません。また、日本人でしたら通常の観光はビザも不要ですので、気軽に旅行を楽しむことができます。

台湾への入国手続きは以下のような流れになります。

1 入国審査

入国審査では、イミグレーションでパスポートと入国カード、航空券の半券を提示します。この手続きは他の国と同様の流れですね。スムーズに審査を通過するためには、必要な書類を手元に用意しておくことが大切です。

また、後ほど詳しくご紹介しますが、オンラインで入国申請することも可能です。

2 手荷物受取

入国審査後は、手荷物受取を受け取り税関へ進みます。

3 税関

税関では、必要に応じて荷物の検査や申告が行われます。特に注意する点は、禁制品や制限品の持ち込み規定です。台湾の税関規則に従って、適切な手続きを行いましょう。

詳細は下記のANAのWEBサイトをご覧ください。

オンライン入国カード

台湾への入国に際して、便利なのはオンライン入国カードが用意されていることです。事前にオンラインで入国申請をすることができ、イミグレーションではパスポートを提示するだけでスムーズに入国することができます。時間の節約にもつながるので、ぜひ活用してみてください。

オンライン入国カードは下記のWEBサイトから利用することができます。

オンライン入国カード ARRIVAL CARD

以下は実際のページと記入例です。

オンライン入国カード1ページ

英語 日本語訳 備考
English Family Name ローマ字姓  
English Given Name ローマ字名  
Chinese Name 漢字氏名 オプションですので記入不要です。
Date of Birth 生年月日 プルダウンから選びます。
Gender 性別  
Place of birth 出生地 プルダウンから国を選びます。
City/State or Provinceはオプションですので記入不要です。

オンライン入国カード2

英語 日本語訳 備考
Natinality 国籍 プルダウンから選びます。
Passport No. パスポート番号  
Visa Type ビザタイプ 通常はVisa-Exemptを選びます。
Entry Permit/Visa No. 入国許可/ビザ番号 Visa-Exemptを選んだ場合は記入不要です。

オンライン入国カード3

英語 日本語訳 備考
Excepted Arrival Flight/
Vessel No.
到着予定便 到着予定の便名を記入します。
(例)NH853
Expected Arrival Date 到着予定日 プルダウンから選びます。
Intended departure Date 出発予定日 プルダウンから選びます。
Purpose of Visit 訪問目的 プルダウンから選びます。観光の場合はSightseeingを選びます。
Occupation 職業 プルダウンから選びます。会社員の場合は、職員/CLERK/EMPLOYEE/STAFFを選びます。

オンライン入国カード4

英語 日本語訳 備考
Home Address 自宅住所 日本の住所です。上のフィールドでJapanを選びます。下のフィールドはオプションですので記入不要です。
Residential Address or Hotel Name in Taiwan 台湾での滞在地の住所、もしくはホテル名 友人知人宅に泊まる場合はResidential Addressにチェック、ホテル滞在の場合は、Hotelにチェックしてください。その後、滞在する市を選び、住所もしくはホテル名を記入します。

オンライン入国カード5

英語 日本語訳 備考
Cell Phone Number 携帯電話番号 日本の携帯電話番号を記入します。
国番号は+81です。
Email Address Eメールアドレス  
Verification Code 認証コード 右横の4桁の数字を入力します。

すべて記入しましたら「Confirm」ボタンを押します。

オンライン入国カード

この画面が表示されましたら、オンライン入国カードの申請完了です。

Excel形式でファイルをダウンロードできるのですが、実際には使うことはないので、ダウンロードする必要はありません。

実際の入国の流れ

それでは実際の入国の流れをご説明します。

台北松山空港
到着フロアは3階です。台北松山空港は大きな空港ではありませんので、到着後は「入境」というサインに従って進んでください。

台北松山空港2
検疫を通過した後、突き当りの左のエスカレーターで2階に降ります。エスカレーターを降りると、右手にイミグレーションがあります。

オンライン入国カードを利用している場合は、イミグレーションでパスポートを提出し、「オンライン」と伝えるだけで大丈夫です。顔写真の撮影と指紋の採取が行われますが、基本的に質問はありませんので、あっという間に入国手続きが完了します。

入国後は1階に降り、手荷物を受け取り税関に進みましょう。もし申告するものがない場合は、「Nothing to Declare」と書かれた緑のレーンに進んでください。そのまま進み出口から出ます。

台湾では繁体字の中国語が使われていますが、日本人にも理解できる漢字が多いため、英語が苦手でも困ることは少ないでしょう。

台湾からの出国

台湾からの出国手続きは他の国と同様で、チェックイン→手荷物検査→出国審査の順番です。

1階の各航空会社のカウンターでチェックイン及び手荷物を預け、エスカレーターで2階に昇り、手荷物検査と出国審査を受けます。

JALとANAの場合、航空会社カウンターは出発予定時間の2時間半前にオープンします。

出国審査では、顔認証のゲートを利用することもできます。有人ゲートを利用する方が多いため、気づきにくいかもしれませんが、有人ゲートの左側に数台の顔認証ゲートが用意されています。

顔認証ゲート
ゲート通過後の反対側からの写真になりますが、赤枠の部分が顔認証ゲートになります。

顔認証ゲートはパスポートを読み取り、顔認証するだけで出国手続きが完了します。利用者はほとんどいないため、利用できるのかどうか躊躇するかもしれませんが、特に有人ゲートが混雑している時には利用してみてください。

まとめ

本記事では、台湾への入出国手続きについて詳しくご紹介しました。日本人であれば、台湾の入出国は難しくありません。特にデジタル化が進んでいるため、オンライン入国カードや顔認証出国ゲートを利用すると、非常にスムーズに入出国が可能です。

台湾は観光地やグルメなど魅力が満載です。ぜひ、この記事を参考にして、スムーズな台湾旅行をお楽しみください。

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