こんばんは、ムスコです。
2月の中盤から約2週間にかけてメキシコに旅行に行ってきました。
自称世界遺産マニアということで、マヤ遺跡に惹かれてメキシコを目的地に定めました。治安など多少不安な点もありましたが、結果から言えばとても満足な旅行になったと思います。
今回の旅行の架け橋となったのはANA。今まで様々な国を回っているのですが実はANAの国際線を利用するのは初めてでとても楽しみにしていたフライトでした。
ANAのメキシコシティ路線について
ANAの成田〜メキシコシティ路線は1日1本しか出ていません。一応毎日運行しているとのことですが、利用客が限られているせいか、人気路線に比べるとかなり本数が少な目です。
<往路>
- NH180便:成田発(16:40)〜メキシコシティ着(13:55)
<復路>
- NH179便:メキシコシティ発(1:00)〜成田着(06:35+1)
往路に関しては夕方発の同日のお昼到着、つまり時差の影響で時間を遡ってしまいますが、治安があまり良くないとされるメキシコシティにおいてお昼到着は非常に良い時間帯だと思われます。
一方復路に関しては深夜発の翌日早朝着です。こちらに関しても比較的良い時間帯だと思われます。
数は非常に少ないメキシコシティ便ですが、時間帯は往路・復路共に比較的恵まれているのではないでしょうか。
しかしこのコロナ下で不人気路線は縮小されそうな予感がします。もし本当に縮小されるなら真っ先にこの路線が対象になってしまうでしょう。とても悲しい・・・。
マイレージの加算率
ANAのエコノミークラスのマイレージの加算率は予約クラスにより異なります。
クラスにより、100%、70%、50%、30%の加算率になりますが、70%か50%の加算率が一般的ではないでしょうか。
ANAカード非保持でANA上級会員のステータスがない場合、成田〜メキシコシティ間は加算率100%で片道7,003マイル、往復で14,006マイルを獲得することができます。
機内設備とアメニティ
エコノミークラスの搭乗機ですので、復路で利用した座席についてまとめます。
使用機材 | Boeing787-8 |
座席配置 | 3-3-3 |
シートピッチ | 約78cm |
シート幅 | 約43cm |
レッグレスト | なし |
フットレスト | あり |
モニターサイズ | 9インチ |
機内エンターテイメント | 普通(洋画や洋楽は少なめ) |
読書灯 | あり |
電源 | あり(ユニバーサルタイプ) |
USBポート | あり |
機内Wi-Fi | あり(有料) |
ブランケット | あり |
スリッパ | なし |
その他アメニティ | なし |
機内の様子
では機内の様子について紹介します。
すでに世界的にコロナが流行りつつあった2月下旬においても旅行者は決して少なくありませんでしたが、メキシコシティ路線についてはまた別でガラガラでした。
座席配置は3-3-3です。
モザイクでわかりにくいですが、左奥にいるCAさんはマスクを付けています。このときはまだ接客業の人がマスクを付けるなと言う発言をしている人もちらほら・・・。今ではマスクを付けていない人へのバッシングがあると考えると人の順応性はすごいと思います。
次はシートです。
座席はとても清潔で良かったと思います。ただ見ての通り、エコノミークラスのシートピッチは非常に狭く(それでも78cmある)、14時間を超えるフライトのため正直とても窮屈です。
165cmしかない私は多少の余裕はありましたが、180cmを超えるような人はつらい時間を過ごすこと間違え無しです。
こちらはモニターです。少々期待していたよりもモニターは小さめだと感じましたが、不便は一切感じませんでした。
最後にアメニティについてです。アメニティはアメニティキットのような配布されるものは一切なく、枕、ブランケット、ヘッドフォンのみです。
近年はエコノミークラスからアメニティキットが消えつつあるのは知っていましたが、ANA最長路線とのことで少し期待していたので残念でした。
*トイレということで写真を取りませんでしたがウォシュレットが付いています。飛行機についていることは滅多に無いのでとてもありがたかったです。
出入国カードについて
機内ではメキシコの出入国の時に必ず必要となる出入国カードが配布されます。
簡単に紹介していきます。
<入国>
- 名前
- 名字
- 国籍
- 生年月日
- 性別(女性/男性)
- パスポートNo.
- 居住国
- 記入の必要なし
- 移動手段(空路/海路/陸路)
- 利用航空会社
- フライトナンバー(便名)
- 目的地
- メキシコ滞在時の住所(ホテル名)
<出国>
- 名前
- 名字
- 国籍
- 生年月日
- 性別
- パスポートNo.
- 移動手段
- 利用航空会社
- フライトナンバー
以上が記入しなければならない場所ですが、特に入国カードは記入漏れをしないようにしましょう。イミグレーションは非常に混雑するので一度書き直しを命じられるとまた一から並び直さなければなりません。
予め自分が泊まるホテルなどはスクショなどで用意しておき、機内で書き終わらせて置くことをおすすめします。
機内食
メキシコシティの路線では機内食が2回、軽食が1回出されます。14時間にも及ぶ路線なので当然といえば当然ですね。
2020年2月14日 NH180便
おつまみとして初めRICE CRAKCERがだれますが、その後に一番最初の機内食が提供されます。
チーズオンインゲンみたいなものが主食でした。正直味は微妙と言わざるを得ませんでした。
この機内食のあとはハーゲンダッツとチョコレートが配られます。
チョコレートの後ろには印字された「快適なそれの旅を!Enjoy your flight!」というコメントがありました。こういう心遣いは本当に嬉しいですね!
軽食のサンドウィッチです。野菜たっぷりサンドウィッチはとても美味しかったです。
着陸の2時間ほど前に提供された機内食です。このちじみ?がメインの料理は実はとても美味しかったです。ana最高傑作のベジタリアンフードなのでは?(個人談です)
*帰国便は深夜便ということもあり非常に疲れていたためか写真が一枚もありませんでした。大変申し訳ありません。
最終評価
ANAの国際線は初利用だったのですが、非常に良かったと思います。やはりCAさんが日本語を話すことができるというのは色々融通の聞くところであり、日系の航空会社を利用する大きなメリットだと思います。
しかし、正直なところを言うと乗る前までの期待値が非常に高かったため、相対的に満足感が下がってしまいました。機材というよりはおもてなしに重点を置いている感じでしたが、私自身は機材に重きをおいているという理由もあります。
それでも素晴らしい航空会社ということに間違えありません。メキシコに訪れる予定のある方は是非ANAを利用してみて下さい!
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