インド門から1時間で行ける世界遺産、エレファンタ石窟群への行き方をご紹介します

エレファンタ石窟群 インド
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こんばんは、ムスコです。

インドのムンバイはいくつか世界遺産を擁するインドの中でも屈指の観光都市ですが、その中でも一番人気のある世界遺産はエレファンタ石窟群です。

エレファンタ石窟群は、ムンバイの「インド門(gateway of india)」の裏側から出ているフェリーから約1時間で到着するエレファンタ島にある世界遺産です。

とても見どころ満載な世界遺産なので、ムンバイに訪れたらぜひ訪れたい観光スポットです。

エレファンタ石窟群の概要

シヴァ神とパールバティの結婚の様子を描いた彫刻

エレファンタ石窟群はヒンドゥー教の洞窟文化を代表する遺跡で、7つの洞窟から構成されます。これらの洞窟にはヒンドゥー神話の彫刻と寺院があり、インドの美術の極致が表れています。

激怒するシヴァ神を描いた彫刻

主要な洞窟は、シヴァ神を称える彫刻で有名です。建築年代は議論があり、6世紀から8世紀までの範囲が挙げられています。エレファンタ石窟群は、インドに数多く存在する石窟の中でも特に印象的です。

エレファンタ石窟群の彫刻のそばには、彫刻のストーリを説明する看板が用意されています。そのため背景知識などがなくてもなんとなく彫刻が描いている状況を理解することはできます。
ただし、あくまでも表面的にしか理解できないので、もし時間があれば予めインド神話を学習した上で訪れると、より一層エレファンタ石窟群を楽しむことができるでしょう。

エレファンタ石窟群への行き方

エレファンタ石窟群への行き方を解説いたします。

チケットの購入

エレファンタ石窟群へ向かうには、まずエレファンタ島へ向かう必要があります。

エレファンタ石窟群へ向かうフェリーはインド門(gateway of india)から出ています。まずはインド門へ向かってください。

私がインド門を訪れたときはフェステバルか何かを開催する予定だったようで、インド門付近は特設会場の準備中でした。通常ではインド門付近の広場は開放されています。

チケットはインド門の裏側で購入できます。一応チケットの販売所があるみたいですが、私が訪れたときは見当たらず、そのあたりをぶらついているバイヤーからチケットを購入しました。

フェリー価格は260ルピー(約450円)です。往復料金のため、チケットをなくさないように気をつけましょう。

フェリーはインド門のすぐ裏側に接岸されています。

エレファンタ島へ

私が訪れたときは2階デッキは開放されていませんでした。座席は完全自由席です。ただし眺めの良い端の席は基本的に埋まりやすいです。

船はかなり揺れるので予め酔い止めを用意しておくのが良いでしょう。エレファンタ島までは約1時間かかります。

エレファンタ島へ到着、エレファンタ石窟群へ向かいます

エレファンタ島に到着したらエレファンタ石窟群に向かいます。

フェリーから降りると、まず土産屋がズラッと並んでいます。意外と良心的な価格の商品が多いイメージです。土産屋でドリンクを予め用意しておくのが良いでしょう。

桟橋にはトイトレイン(Toy Torain)が用意されています。無料ではないですが10ルピー(約18円)で桟橋を移動できます。徒歩の場合10分程度かかる一方、トイトレインで移動すると5分程度で移動できいます。

価格も安価なためアドベンチャーとして乗車するのも良いでしょう。

しばらく進むとゲートがあります。このゲートでは入島税5ルピー (約9円) を支払います。あくまでも島に入るための税金のため、エレファンタ石窟群の料金は別途支払う必要があります。

エレファンタ石窟群までの道のりはかなり長く、何百段にも至る階段をのぼる必要があります。体力をすごく使うので適宜土産屋やレストランで休みながら進むと良いでしょう。

15分ほど登るとエレファンタ石窟群の入口に到着します。周辺には野良犬や野猿が屯しています。特に襲ってくる様子はありませんが、十分に注意されると良いでしょう。

入口左手にチケット販売所があります。こちらでチケットを購入しましょう。料金は600インドルピー (約1,000円)です。

エレファンタ石窟群の敷地はあまり広くないので、普通にまわれば所要時間は1時間程度です。石窟群の周辺にはガイドがたくさんいるので、英語がわかる方はガイドを雇って回るのも良いでしょう。

エレファンタ石窟群までの道のりは長く、入口から遺跡まで行くのは中々骨が折れます。こういった事情からか、入口付近には頂上まで観光客を運ぶサービスがあります。神輿のようなものに4人で担いで頂上まで運ぶサービスです。意外と利用している観光客は多かったので、もし興味があれば利用してみてください。

ムンバイに戻る際の注意点

観光を終えてムンバイのインド門へ戻るには、桟橋を戻ってフェリー乗り場へ向かいます。

注意点としては、フェリーが必ずしもインド門へ戻るわけではない点です。私はすべてのフェリーがインド門へ向かうものだと思っていたので、適当に出発間近のフェリーに乗り込んだのですが、到着したのはインド門より4kmほど北にあるBaucha Fhakkaという船着き場でした。

この船着場からもエレファンタ石窟群を往復する航路が用意されているのか、たまたまこの船着場へ向かう船に乗ってしまったのか、正直わかっていませんが、少なくともインド門以外へ向かう船もあることを認識しておくとよいです。

不安な方は乗車前にクルーにインド門へ向かうか確認を取るとよいでしょう。

まとめ

エレファンタ石窟群は様々な観光資源があるムンバイの中でも特に人気の観光地です。半日ほど観光に時間を要しますが、洞窟内に精緻な彫刻は必見です。

時間があれば是非エレファンタ石窟群への観光を検討してみてください。

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