こんばんは、オヤジです。
インドの首都デリーには、世界遺産をはじめ魅力的な観光スポットが数多くあります。
一方で、交通量の多さやクラクションの音、人混み、客引き、オートリキシャとの料金交渉など、独特の雰囲気に戸惑う方もいるのではないでしょうか。
「インドには行ってみたい。でも、あの雑踏の中で何日も過ごすのはちょっと不安……」
そんな方におすすめしたい滞在エリアが、インディラ・ガンディー国際空港の近くにある「エアロシティ(Aerocity)」です。
エアロシティにはホテルだけでなく、レストランやカフェ、ショップ、スーパーマーケットなどが集まっています。観光するときだけ車で市内へ出かければ、デリーの街中で過ごす時間を減らしながら主要な観光スポットを巡ることも可能です。
この記事では、インド旅行初心者にもおすすめしたいエアロシティの特徴やホテル、レストラン、ショッピング、デリー観光の拠点としての使い方を紹介します。
デリーのエアロシティとは?
エアロシティは、インディラ・ガンディー国際空港の近くに整備されたホテルやオフィス、レストラン、ショップなどが集まる複合エリアです。
GMR Aerocityの公式サイトによると、11のホテルブランドが展開し、4,000室以上の客室があるほか、飲食店も100店舗以上が集まる大規模なエリアになっています。
中心となるThe SquareやWorldmark周辺には、ホテルだけでなくレストランやカフェ、ショップなどが集まっており、ひとつの街のような空間がつくられています。


デリー中心部とは雰囲気がかなり異なり、道路や建物も比較的新しく、整備された街並みが広がっています。
高級ホテルや近代的な商業施設が並び、初めて訪れると「ここもデリーなのか」と感じるほど、デリー中心部とは印象が異なります。
空港利用者向けのホテル街というイメージを持たれがちですが、現在では宿泊だけでなく、食事やショッピングまで楽しめるエリアへと発展しています。
エアロシティへの行き方
エアロシティは、インディラ・ガンディー国際空港からのアクセスも便利です。

国際線が発着する第3ターミナルからは、メトロのエアポート・エクスプレスを利用し、IGI Airport駅から隣のDelhi Aerocity駅まで1駅です。
空港から短時間で移動できるため、深夜・早朝便を利用する場合にも便利です。
また、Delhi Aerocity駅からThe Squareや周辺ホテルへアクセスできるため、デリー市内まで移動せず、そのままエアロシティを滞在拠点にすることができます。
インドの雑踏が苦手な人にエアロシティがおすすめ
エアロシティに滞在する最大のメリットは、宿泊、食事、買い物など、旅行中に必要なことの多くをこのエリア内で済ませられる点です。
デリー市内に宿泊すると、食事をするためにホテルから移動したり、お土産を探すためにマーケットへ出かけたりする機会も増えます。
そのたびにUberやオートリキシャを利用したり、混雑した道路を歩いたりする必要があります。

一方、エアロシティならホテルの周辺にレストランやショップが集まっているため、街中へ出かけるのは観光するときだけ、という旅行プランを組むことができます。
特に初めてのインド旅行では、こうした「ひと息つける場所」があるだけでも、かなり旅行しやすくなると思います。
もちろん、エアロシティに宿泊したからといってインドの雑踏を完全に避けられるわけではありません。観光地や道路ではデリーらしい混雑に遭遇します。
それでも、街中で客引きに対応したり、流しのオートリキシャと料金交渉したりする機会を減らせるのは大きなメリットです。
エアロシティはホテルの選択肢が豊富
エアロシティには比較的リーズナブルなホテルから高級ホテルまで揃っているため、予算に合わせて宿泊先を選ぶことができます。

例えば、比較的手頃な価格帯のibisをはじめ、Novotel、Pullman、Andazなどのホテルがあります。
空港に近いため、深夜到着や早朝出発の便を利用する場合にも便利です。
特に日本からデリーへ到着した日は、長時間のフライトで疲れていることもあります。到着直後から混雑したデリー中心部まで移動するより、まずエアロシティのホテルで休むという旅程もおすすめです。
食事もエアロシティ内で完結
エアロシティにはインド料理だけでなく、アジア料理や欧米料理、カフェなどさまざまな飲食店があります。
「せっかくインドへ来たのだから、本場のインド料理は食べたい」という方でも、店選びに困ることはないでしょう。

私が訪れたのは、エアロシティにある「ダリヤガンジ(DARYAGANJ)」です。
ダリヤガンジでは、デリー発祥とされるバターチキンを楽しむことができます。
GMR Aerocityの公式サイトにも店舗が掲載されており、代表的な料理としてバターチキンやダル・マカニなどが紹介されています。
実際に私は「The Original 1947 Butter Chicken」とロティを注文しました。
デリーまで来たなら本場のバターチキンを食べてみたいけれど、食事のためだけに街中へ出かけるのは面倒、という方にもエアロシティは便利です。
ショッピングやお土産購入にも便利
エアロシティではショッピングも楽しめます。
旅行者に特に便利なのが、The Squareにあるスーパーマーケット「Modern Bazaar Express」です。

食品から日用品まで幅広い商品を扱っており、私はここでインスタントチャイやビスケットを購入しました。
インドのお土産というと専門店やマーケットをイメージするかもしれませんが、スーパーなら商品に価格が表示されているため、値段交渉をする必要もありません。
チャイ、紅茶、ビスケット、スナックなどの食品はばらまき用のお土産にも向いており、「最後にまとめてお土産を買いたい」という場合にも便利です。
エアロシティからデリー観光するなら車のチャーターがおすすめ
エアロシティを拠点にするなら、デリー観光には車を1日チャーターする方法がおすすめです。
ホテルから車に乗り、観光スポットを巡って、夕方に再びエアロシティへ戻るというプランなら、移動するたびにタクシーやオートリキシャを探す必要がありません。
例えば、朝にエアロシティを出発し、クトゥブ・ミナール、フマユーン廟、インド門、レッド・フォートなどを巡って夕方に戻るプランなら、デリーを代表する観光スポットを効率よく楽しめます。
観光中はインドらしい風景に触れることになりますが、観光が終われば整備されたエアロシティへ戻ることができます。
「観光はしたいけれど、移動のたびに料金交渉をするのは避けたい」という方には特に相性のよい方法です。
自由に移動したい場合は、Uberを利用するのもよいでしょう。インドのUberにはAuto、Go、Go AC、Premier ACなど複数の車種があるため、それぞれの違いを理解して利用すると安心です。
エアロシティのデメリット
便利なエアロシティですが、誰にでもおすすめできるわけではありません。
最大のデメリットは、オールドデリーなどの中心部から離れていることです。市内観光へ出かける場合は、その都度ある程度の移動時間が必要になります。
また、ホテルの宿泊料金やレストランの価格も、ローカルエリアに比べると全体的に高めです。
そして何より、路地を歩いたり、ローカルマーケットで買い物をしたりといった「インドらしい街歩き」を楽しみたい方には少し物足りないかもしれません。
逆に言えば、こうしたローカル感の薄さこそが、エアロシティのメリットでもあります。
まとめ
インド旅行というと、クラクションが鳴り響く道路や人で溢れたマーケットなど、独特の雑踏をイメージする方も多いと思います。
そうした雰囲気もインド旅行の魅力ですが、誰もが楽しめるとは限りません。
エアロシティに宿泊すれば、宿泊、食事、ショッピング、お土産購入などをほぼエリア内で済ませ、観光するときだけ車でデリー市内へ出かける旅行スタイルも可能です。
インドらしい雑踏や客引きは少し苦手。でもクトゥブ・ミナールやフマユーン廟、インド門などの名所は見てみたい。
そんな方にとって、エアロシティはデリー旅行の便利な拠点になると思います。






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