中国の高速鉄道に乗ってきました!チケットの購入方法や乗り方、乗り心地を紹介します

中国高速鉄道 中国
記事内に広告が含まれています。

こんばんは、ムスコです。

上海から蘇州に移動の際、高速鉄道 (高鉄) を利用しました。高速鉄道はほとんど日本の新幹線と同じような乗り心地ですが、チケットの購入方法は異なります。

本日少しクセのある中国の高速鉄道のチケットの購入方法や乗り方をご紹介します。

中国の高速鉄道

中国の高速鉄道は、総延長4万キロメートルを超え、世界最長の路線網を誇ります。北京から上海まで約5時間半で移動でき、車窓からは様々な景色を楽しめます。

車両は、最高時速350キロメートルで走行する最新型から、ゆったりとくつろげる座席配置のものまで、様々なタイプがあります。中国の高速鉄道にもグリーン車に該当する車両があり、食事や飲み物のサービスを受けられます。

チケットはインターネットや駅で購入できますが、OTA (Online Travel Agent) であらかじめチケットを購入しておくと安心です。

チケットの購入経路

中国の高速鉄道のチケットを購入する手段は主に3つです。

・「オンライン購入」←おすすめ
・「有人カウンター」
・「券売機」

オンライン購入

おすすめの購入方法は「オンライン購入」です。日本からでもTrip.comを使うと、多少の手数料はかかりますが、比較的安価にチケットを購入できます。

当然のことですが、直前になればなるほど購入できるチケットの枚数が少なくなります。特に人気の行き先の場合は1時間前には既にチケットが完売していることもあるので、事前に「オンライン購入」しておくと安心です。

有人カウンターと券売機

「有人カウンター」でもチケットは購入できますが、基本的に英語を話せるスタッフはおりません。また上述の通り直前のチケットは完売している可能性もあります。

「券売機」での購入は外国人には不可能でした。券売機の表示がすべて中国語ということもありますが、それ以上に中国の電話番号や中国の個人番号 (ID) が必要です。

初めは券売機を使ってチケットを購入しようとしましたが、上記の理由で購入を断念し最終的にはTrip.comでチケットを購入しました。

中国は人口も多く、飛行機と比較して鉄道は安価なため利用者が非常に多いです。そのためなるべく「オンライン」で予め事前購入しておくとよいです。特におすすめはTrip.comです。アプリに特化したUIで非常に使いやすく、また中国の会社のためある意味中国のサービスは安心して利用できます。

Trip.comでのチケット購入方法

今回高速鉄道のチケットはTrip.comで購入しました。購入はとても簡単です。

まずTrip.comのアプリに入ります。まずアプリ内の「列車」をタップしてください。「列車」は中国をはじめ、韓国やイギリス、ヨーロッパの列車も予約できます。

「列車」に入ったら、「出発地」と「目的地」、そして「利用日」を入力してください。利用日は往路だけでなく復路も選択可能です。

列車の候補がいくつか表示されますが、注意点があります。例えば「上海」「蘇州」間で検索すると出発地と目的地が複数表示されます。

上海の場合は「上海」「上海虹橋」が表示、蘇州の場合は「蘇州」「蘇州北」が表示されます。微妙に場所が異なるので、きちんと出発地と目的地は確認するようにしましょう。

座席は二等、一等、ビジネス席があります (路線によっては「立席」もあります)。基本、二等車で問題ありませんが、より良い席を求める方は一等、ビジネス席を購入するとよいでしょう。

予約情報では、名前・パスポート番号を入力していきます。パスポートは乗車の際に必ず必要になるので、パスポート番号を間違えないよう気をつけましょう。

また座席指定はできませんが、窓側か通路側を選択できます。ただし、座席を選択しても必ずしも指定した場所に座れるとは限りません。

実際に購入が完了すると、発券までしばらく時間がかかります。発券が完了したら登録しているメールアドレスに発券完了のお知らせのメールが届きます。適宜確認するようにしましょう。

発送されたe-チケットには搭乗するゲートや車両や座席が記載されているので、乗車の際にはこちらを確認するようにしましょう。

利用条件に記載されていますが、特にeチケットを現物のチケットを交換する必要はありません。当日はパスポートを持って対象ゲートに向かいましょう。

スポンサー: 【Trip.com】旅行をもっとお得に!

高速鉄道の乗車方法

続いて高速鉄道の乗車方法についてご説明します。日本とは少し勝手が異なりますが、特に難しいことなどはありません。

身分確認

駅によって異なりますが、まず高速鉄道のプラットフォームへ向かうために身分証を提示する必要があります。

上海虹橋駅の例となりますが、「Identitiy & Security Check (实名验证&安全检查)」の看板を掲げる場所で身分確認を行います。中国人であれば改札機でIDをかざすと入場できますが、パスポートを確認できる場所はありません。

そのため外国人は有人カウンターでパスポートを提示する必要があります。この際に特に高速鉄道のeチケットを提示する必要はありません。

駅によって変わりますが、場合によっては手荷物の確認も必要となります。

チェックイン

無事プラットフォームに到着したら、対象の搭乗口へ向かいましょう。私の場合はB26、B27ゲート (検票口) が列車が発着するゲートでした。

中国高速鉄道

ゲートには改札機があります。高速鉄道が到着する少し前にアナウンスが流れます。中国語なので聞き取れないと思いますが、アナウンスが流れると多くの方が列を作るので、その列に従うとよいでしょう。

対象の列車は電光掲示板にも表示されており、下記画像のように対象の列車の搭乗時に電光掲示板が緑表示になるためアナウンスが聞き取れなくても漢字が読める日本人であれば特に問題はないかと思います。

中国人であれば改札機に身分証をかざすと入場できますが、外国人のパスポートをかざす場所はありません (厳密に言えば台湾と香港?の方はパスポートをかざす場所がありますが、日本人は対応していませんでした)。

日本人はおとなしく有人カウンターに並ぶようにしましょう。

ゲートを通過したら特に手荷物検査などはないため、駅ホームへ向かいましょう。

高速鉄道の乗り心地

機材によって異なるとは思いますが、高速鉄道は想像以上に綺麗です。

日本の新幹線と同じくトイレやWi-fiなどのインフラは完備されています。ただしWi-fiは中国の電話番号が必須のため基本的に日本人には利用できません。

対象の車両に到着したらご自身の座席を探します。座席上部に座席番号とアルファベットの表示があるので、それに従いましょう。

私は二等の座席ですが、乗り心地はかなり快適です。元々搭乗するまではプラスチックのような座席や木造座席をイメージしていましたが、ほとんど日本の新幹線と乗り心地に差異はありません。

リクライニング機能もついており、少なくとも短距離路線であれば二等車で充分でしょう。

まとめ

中国の高速鉄道は搭乗までの流れが日本の新幹線と異なり困惑される方もいらっしゃると思いますが、特に難しいことはありません。乗り心地も想像以上に快適です。

高速鉄道は中国全土に敷設されており、価格も抑えてあるため、うまく使いこなせるとより中国を快適に移動することができます。

高速鉄道の利用を考えている方は、是非この記事を参照していただけると幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました