広州旅行完全ガイド|おすすめ観光スポット・グルメ・ホテル・アクセスを紹介

広州旅行ガイド
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こんばんは。オヤジです。

中国南部の大都市「広州」は、「食は広州にあり」といわれるほどグルメで有名な街です。

しかし、実際に訪れてみると、広州の魅力はグルメだけではありません。

南越国の歴史を伝える遺跡や博物館、昔ながらの街並みが残る西関、ヨーロッパ風の建築が並ぶ沙面島、そして広州塔を中心とした近代的な街並みまで、エリアによってまったく異なる表情を楽しめます。

2026年3月の広州旅行では、定番の北京路や陳家祠、沙面島に加え、南越王博物院、上下九歩行街、広州塔、東山口などを巡りました。

この記事では、実際の旅行をもとに、広州へのアクセス、おすすめ観光スポット、グルメ、ホテル、市内交通など、初めて広州を訪れる際に知っておきたい情報をまとめて紹介します。

広州はどんな街?

広州は中国南部にある広東省の省都で、香港や深圳とともに珠江デルタを代表する大都市です。

古くから中国南部の交易拠点として発展してきた街で、その歴史は2000年以上前の南越国の時代までさかのぼります。

一方、現在の広州には高層ビルが立ち並ぶ珠江新城があり、広州塔は街を代表するランドマークとなっています。

そして、広州旅行で忘れてはいけないのがグルメです。

飲茶をはじめ、腸粉、お粥、雲呑麺など、広東料理を気軽に楽しめるローカルなお店が街中にあります。

歴史、街歩き、近代的な夜景、そしてグルメ。これらを一度に楽しめるのが広州の魅力です。

広州旅行前に知っておきたいこと

広州旅行は何泊がおすすめ?

初めて広州を訪れるのであれば、2泊3日から3泊4日程度あると主要な観光スポットを回りやすくなります。

北京路や越秀区、西関、珠江新城など、観光エリアがいくつかに分かれているため、同じエリアのスポットをまとめて巡るのが効率的です。

観光だけでなく飲茶やローカルグルメ、街歩きまでゆっくり楽しみたい場合は、3泊程度あると余裕があります。

広州の気候と服装

広州は中国南部に位置し、年間を通して比較的温暖です。一方、夏は気温だけでなく湿度も高くなります。

月平均最高気温平均最低気温月間降水量の目安気候の特徴
1月18.3℃10.3℃約53mm比較的乾燥。朝晩は肌寒い
2月18.5℃11.7℃約60mmまだ涼しく、曇りの日も多い
3月21.6℃15.2℃約100mm暖かくなり始める。街歩きしやすい
4月25.7℃19.5℃約203mm雨が増え始める
5月29.3℃22.7℃約303mm高温多湿。雨の日が多い
6月31.5℃24.8℃約347mm雨量が最も多い時期
7月32.8℃25.5℃約238mm一年で最も暑い時期
8月32.7℃25.4℃約268mm蒸し暑く、スコールにも注意
9月31.5℃24.0℃約203mmまだ暑く、雨も多め
10月28.8℃20.8℃約67mm雨が減り、観光しやすくなる
11月24.5℃15.9℃約41mm比較的乾燥し、街歩きに適した季節
12月20.6℃11.5℃約39mm雨が少なく、朝晩は涼しい

私たちが訪れた3月は街歩きもしやすい時期でした。

広州観光では歩く機会が多いため、季節にかかわらず歩きやすい靴を用意しておくことをおすすめします。

中国旅行ではスマートフォンの準備が重要

中国を個人旅行する場合、スマートフォンは欠かせません。

地図アプリやDiDiなどの配車アプリに加え、AlipayやWeChat Payによるモバイル決済を利用する機会も多くあります。

日本のスマートフォンを利用する場合は、海外ローミングやeSIMなどを利用できるよう、事前に通信環境を準備しておきましょう。

コンセントの形状

中国では、日本と同じAタイプのプラグをそのまま使えるコンセントが多くあります。

ホテルなどでは複数のプラグ形状に対応したユニバーサルタイプも一般的で、スマートフォンの充電では、変換プラグが必要になることはあまりありません。

ビザと入国カード

2026年9月現在、日本の普通旅券を所持する旅行者は、観光などを目的とした30日以内の中国滞在についてビザ免除制度を利用できます。

制度は変更される可能性があるため、出発前には必ず最新情報を確認してください。

また、中国への入国にあたっては、入国カードのオンライン提出が必要です。

日本から広州へのアクセス

広州の空の玄関口は「広州白雲国際空港」です。

2026年9月現在、日本と広州を結ぶ直行便は、羽田・成田・関西国際空港から運航されています。特に羽田-広州線はANA、JAL、中国南方航空の3社が運航しており、往復とも1日4便と選択肢が豊富です。

なお、ANAのみが広州白雲国際空港の第3ターミナル(T3)を利用し、JAL・中国南方航空・九元航空は第2ターミナル(T2)を利用しています。

日本 → 広州の直行便

航空会社便名区間出発到着運航
JALJL87羽田 → 広州08:4012:30毎日
ANANH923羽田 → 広州09:1513:05毎日
中国南方航空CZ3086羽田 → 広州10:4514:30毎日
中国南方航空CZ386羽田 → 広州15:4019:15毎日
中国南方航空CZ8102成田 → 広州14:4519:00月・水・金・日
九元航空(9 Air)AQ1260関西 → 広州15:4519:05日
中国南方航空CZ390関西 → 広州16:0019:10毎日

広州 → 日本の直行便

航空会社便名区間出発到着運航
中国南方航空CZ385広州 → 羽田08:5014:20毎日
JALJL88広州 → 羽田14:1019:30毎日
ANANH924広州 → 羽田14:1519:45毎日
中国南方航空CZ3085広州 → 羽田14:4519:55毎日
中国南方航空CZ8101広州 → 成田08:0513:40月・水・金・日
中国南方航空CZ389広州 → 関西09:2514:10毎日
九元航空(9 Air)AQ1259広州 → 関西09:5014:45日

今回の広州旅行ではANAのNH923・NH924便を利用しました。

実際に利用したANAのエコノミークラスについては、座席や機内食、サービスなどを別記事で詳しく紹介しています。

広州白雲国際空港から市内へ

ANA便が利用するのは、広州白雲国際空港のT3です。

T3は新しく設備もきれいですが、市内へ移動する際には少し注意が必要です。

T3には広州地下鉄が直接乗り入れていないため、バスで地下鉄3号線の高増駅へ移動するか、第2ターミナルへ移動して地下鉄を利用します。

T3の地下には鉄道駅もありますが、こちらは地下鉄ではなく城際鉄道(Intercity Railway)です。

帰国時はDiDiを利用しました。ホテルから空港まで直接移動できるため、荷物が多い場合にも便利です。

T3から市内への詳しいアクセス方法については、別の記事で紹介しています。

T2から広州市内へは広州地下鉄3号線を利用できます。

広州のおすすめ観光スポット

広州はエリアによって街の雰囲気が大きく変わります。

観光スポットを一つずつ巡るよりも、エリアごとにまとめて歩くと効率的です。

北京路周辺|歴史と繁華街を一緒に楽しむ

広州の中心部を初めて訪れるなら、まず歩いてみたいのが北京路周辺です。

北京路歩行街はショップや飲食店が並ぶ繁華街ですが、通りには唐代から清代までの道路跡「千年古楼遺跡」が保存されています。

すぐ近くには大佛寺があり、賑やかな繁華街の中に大きな寺院が現れる光景は印象的です。

また、南越王博物院の王宮展区も近くにあります。

ショッピングだけでなく広州の歴史も楽しめるため、北京路・大佛寺・王宮展区はまとめて巡るのがおすすめです。

越秀区|南越国の歴史と宗教建築を巡る

広州の歴史を知るうえで訪れておきたいのが、南越王博物院の王墓展区です。

南越国第2代王の墓を中心とした博物館で、絲縷玉衣や「文帝行璽」の金印などを見ることができます。

さらに旧市街には、仏教寺院の六榕寺、イスラム教の懐聖寺と光塔、カトリックの石室聖心大聖堂があります。

宗教も建築様式も異なる建物が比較的近いエリアに集まっているのは、古くから海外との交易で栄えてきた広州らしいところです。

西関・荔湾区|昔ながらの広州を歩く

昔ながらの広州らしい街並みを楽しみたいなら、荔湾区の西関エリアがおすすめです。

まず訪れたいのが、嶺南建築を代表する陳家祠です。

建物を飾る木彫、石彫、レンガ彫などの細かな装飾が見どころで、建物そのものをじっくり見て回りたくなる場所です。

その後は、騎楼と呼ばれるアーケード状の建物が続く上下九歩行街へ向かいます。

さらに時間があれば永慶坊を歩き、最後にヨーロッパ風の建物が残る沙面島まで足を延ばすと、西関周辺のさまざまな街並みを楽しめます。

広州塔・珠江新城|近代的な広州を楽しむ

歴史ある旧市街とは対照的な風景を楽しめるのが、広州塔と珠江新城周辺です。

今回は広州塔の展望台には登らず、塔の真下から海心橋を渡り、花城広場まで歩きました。

夕方から歩き始めると、明るい時間の広州塔とライトアップされた夜の広州塔の両方を楽しめます。

花城広場周辺には近代的な高層ビルが並び、旧市街とはまったく違った広州を見ることができます。

東山口|洋館とローカルな街並みを楽しむ

東山口は、赤レンガの洋館やカフェ、ショップが集まる人気の街歩きエリアです。

特に新河浦歴史文化街区には洋館や昔ながらの住宅が残り、細い路地を歩いているだけでも楽しめます。

一方、おしゃれな店だけではなく、昔ながらの市場や地域の人が利用する商店も残っています。

有名観光地を巡るだけでは分からない、広州の日常的な雰囲気を感じられるエリアでした。

2泊3日で巡る広州モデルコース

広州を2泊3日程度で旅行するなら、観光エリアをまとめて回ると効率的です。

1日目:南越王博物院や六榕寺など越秀区を巡り、夕方から北京路と大佛寺へ。
2日目:陳家祠、上下九歩行街、沙面島など西関を歩き、夕方から広州塔・海心橋・花城広場へ向かいます。
3日目:朝から飲茶や雲呑麺を楽しみ、その後は東山口を散策して空港へ向かう流れです。

曜日や広州発着時間によって調整は必要ですが、旧市街から近代的な広州までバランスよく楽しめると思います。

広州で楽しみたいグルメ

広州旅行では観光と同じくらい楽しみにしていたのがグルメです。

本場の飲茶を楽しむなら、今回訪れた「点都徳」は観光客にも利用しやすいお店でした。

さらに、ローカルグルメなら腸粉もおすすめです。「穂銀腸粉店」では、腸粉と一緒に魚片粥をいただきました。

広州名物の雲呑麺も外せません。「恩寧劉福記」などの老舗では、竹升面を使った本場の雲呑麺を気軽に楽しめます。

広州では高級な広東料理だけでなく、地元の人が日常的に利用するお店にも魅力的な料理がたくさんあります。

広州のホテルはどこに泊まる?

広州は市街地が広いため、ホテルを選ぶ際は地下鉄へのアクセスを確認しておくと便利です。

歴史地区の観光を中心にするなら越秀区や荔湾区、近代的なエリアやショッピングを重視するなら天河区や珠江新城周辺が候補になります。

今回宿泊したのは、天河区にある5つ星ホテル「ソフィテル 広州 サンリッチ」です。市内の観光スポットにもアクセスしやすく、広い客室でゆっくり過ごすことができました。

客室や宿泊料金、Accor会員特典などは宿泊記で詳しく紹介しています。

広州のお土産はスーパーもおすすめ

海外旅行で意外と悩むのがお土産選びです。

広州では観光地のお土産店だけでなく、スーパーを利用すると中国らしいお菓子やお茶を手頃な価格で探すことができます。

今回は広州塔広場にあるイオンを利用し、ご当地のお菓子や中国茶などを購入しました。

広州塔観光の途中に立ち寄れるため、ばらまき土産を探す場所としても便利です。

広州市内の移動は地下鉄とDiDiが便利

広州市内の観光では、主に地下鉄を中心に利用しました。

北京路、陳家祠、広州塔など主要な観光スポットの多くへ地下鉄でアクセスでき、路線も充実しています。

駅から近いスポットをまとめて歩き、距離のある場所への移動や荷物が多いときにはDiDiを利用すると便利です。

広州は想像以上に市街地が広いため、すべて徒歩で回ろうとせず、地下鉄+徒歩+DiDiを使い分けると効率よく観光できます。

実際に掛かった費用

参考までに、今回の旅行で実際にかかった費用をまとめます。

内訳(2人分)費用
往復航空券117,480円
ホテル(2泊3日)53,362円
eSIM747円
現地交通費4,781円
観光施設の入場料936円
食事・カフェ7,205円
お土産2,131円
その他3,246円
合計189,888円

1人当たり95,000円弱でした。今回はホテルに少し奮発したため、宿泊先を変えればもう少し費用を抑えることも可能です。

広州は食事代や交通費、観光施設の入場料が比較的リーズナブルなため、現地での費用を抑えやすく、滞在日数が短ければそれほど大きな出費にはなりません。

まとめ

今回は、2026年3月に訪れた広州旅行をもとに、観光スポットやグルメ、ホテル、空港からのアクセスなどをまとめて紹介しました。

広州というと飲茶や広東料理のイメージが強い街ですが、実際に歩いてみると、南越国の遺跡や寺院、西関の昔ながらの街並み、沙面島の洋風建築、広州塔周辺の近代的な景観など、エリアによって雰囲気が大きく変わります。

観光スポットを急いで巡るだけでなく、街歩きの途中で飲茶や雲呑麺などのローカルグルメを楽しむのも広州旅行の魅力です。

広州旅行を計画する際に、この記事を参考にしていただければ幸いです。

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